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2014年11月 5日 (水)

定年延長

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


定年はいつまで延長され続けるのだろうか?。

  あと10年もすれば、70歳定年まで伸びるのではないか。

それほど、この業界のあと10年後の姿を想像すると恐ろしくなってくる。
尤も、第一次産業から比べればまだマシなのかもしれないが。

  人口が急速に減少していく現実は止めようもないことだ。

だから、基本的にはどの業界やどの企業も人員不足に陥ることは想像できるが、業界ごとに極端な偏りが発生するのも想像がつく。

  そして、この小売業界や食品スーパーという業界。

現実でも生鮮部門や惣菜部門への採用が極端に減っており、更に若年層の入社がほとんどいなくなってきている現状。

  定年退職を引き延ばすという暫定処置。

これはもう当然の成り行きであろう。
10年前であれば、定年を以って退職していただいた社員やパートさん達も、いま退職されたら本当に店舗として部門として営業できなくなってしまう企業が続出している現実。

  更に、年金支給年齢の上昇。

これも政府として定年延長を推奨せざるを得ない現実でもある。

  定年65歳から定年70歳へ。

10年後には、ここまで引き上げざるを得ない企業が続出してくるだろう。

  我々は何歳まで仕事ができるのだろうか?。

60歳定年と言われても、まだまだ現役で頑張れる方々は多いだろう。

  しかし65歳とか70歳になったらどうか。

70歳まで現役で頑張れるだろうか?。
逆に、その不安は大きい。

  定年になってからの職位は。

これもあるだろう。
店長以上の管理職は、当然バリバリの現役世代が引き継ぐだろう。

  我々の役割とその職位は。

そう考えると、ゾッとする(笑)。

  70歳の自分に何ができるだろうか?。

“もちろんフルタイムでの勤務は無理だろうなぁ〜(笑)”
“まさか、魚を切る羽目にならないだろうなぁ〜(笑)”
“各部の品出しぐらいならやれそうかもなぁ〜(笑)”
“レジ打ちだけは絶対に避けたいなぁ〜(笑)”

  いろいろと想像が膨らんでいく。

10年後の自分。

私は、転職するときに、自分がこれから一生住む土地で暮らすことを考えたのと同時に、定年を迎えずに済む仕事に就くことも考えた。

  定年を迎えずとも良い環境を自分で作り上げること。

よって定年に縛られずに、この先70歳ぐらいまではやりたい仕事を続けるために転職後から環境整備していこうと思っていた。

  自立していくための実力。

そんなものを今から身につけていきたいものだ。





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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
顧客満足と従業員満足。
企業反映の裏側には、この両輪を同じ速度で回していかない限りどこかでブレーキとなってしまう。
それをいま認識していかなければ、後で必ずブレが出てくると思うのです。

投稿: てっちゃん | 2014年11月 5日 (水) 22時10分

私も職場環境が企業の存続に係る時期が迫っている事を感じています。パートさんも生活の糧から仕事を通じて自己成長の実現が出来る職場に魅力を感じていくでしょうし「ドキドキワクワク」を感じる職場環境作りが大切ですね。生活の質の向上を売りにするのであれば提案出来きる職場の質の向上は連動しているのでしょう。今は元気の良い価格軸・効率重視の企業も意外と人の問題でつまづくのかもしれませんね。

投稿: dadama | 2014年11月 5日 (水) 20時34分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
年配のベテラン社員ほど人間的には完成されているわですから、適材適所で生かさなければならない時代になってきているのだと思います。
そのためにも、自分には何が強みなのか、何で頼られているのかを磨いていく時代なのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年11月 5日 (水) 11時17分

まだまだ実感はありませんが働く人達の年齢は確実に上がってきていますね。お互いに利害が一致しているうちは良いですがそのうち限界は来る。我々の業界自体が変化しなければならない時代なのかもしれませんね。

投稿: かわらい | 2014年11月 5日 (水) 08時44分

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