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2014年11月 6日 (木)

価格から視点を外させる

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


皆さんは、売場に陳列されている商品のどこから見るでしょうか?。

  価格?、中身?、産地?、メーカー?、量目?。

お客様が買い物するときに一番先に目にする項目。

メーカー製造の商品であれば、どこで購入しても同商品であるから、価格から入るだろうことは承知の事だろう。

  しかし生鮮商品はどうか?。

当然、青果物等は一個一個、一品一品違う。
更に、店内調理品は調理技術によって違う。

それらの個別に違う商品の場合は、その価格よりもその商品自体や商品化から入る場合がほとんどだろう。

現在、鮮魚では天然ぶりが相場安で拡販タイミングである。

  当然仕掛けている。

今回は、相場もk500円からk250円と半値まで下落してきた。
よって、お客様にもっと商品化自体を見てもらおうと意図した。

  “一度は食べてみたい”

そんなコンセプトの商品化を試みた。

  それは以前のステーキの商品化でも具現化した項目。

厚切ステーキの提案で、

  “一度は食べみたいステーキの厚さ”

を提案し、ある程度の認知度と支持を受けた商品化。
これを、相場安の天然ぶりで実証してみたかった。

鮮魚チーフに言った。

  「いままでに無い厚切で商品化してみぃ。」

ぶりも今までいろいろな研修会等で売場作りをしてきたが、極厚の商品化は無かった。

  “どうやって食べるんだ?”

そんな風に思ってもらったらしめたものだ(笑)。
そんなお客様のために、手書きの媒体がここぞとばかりに設置されている。

  “一度は食べてみたい厚さの煮付け”

こんな厚さの煮付けは食べたことが無い。
そんな風に思っていただけたら幸いである。
意外にに、厚切りに商品化しても、煮付けたり焼いたりすると小さくなってしまうものだが、煮付けても厚さが損なわれないほどの厚さで提案すると、お客様は、まず値段は見ない。

  商品を見て感動し食べたい本能で溢れかえる。

その本能が動かすことが、生鮮の商品化であり売場作り、陳列技術であると思う。
そういう意味では、生鮮とグロサリーでは商売の軸が多少違うのではないか。

どこまで行っても、同じ商品だという条件がナショナルブランド。
しかし、生鮮品は、一つ一つが違うし、商品化で更に異なる。

  あのお店のあの商品。

そんあ来店動機を作ることが生鮮本来の役割なのだと思うのである。
そして、価格よりも商品を魅せて本能を揺さぶる、食べたいの感情を揺さぶる、そして美味しいの満足を食卓に花開かす。

  惣菜では絶対に味わえない商品化。

それが、生鮮の差別化であり強みである。
その強みを、どう引き出すか。

  それはも店内製造商品での調理技術のみである。





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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
我々中小が一番突っ込める部分だとも思います。
この部分はまだまだ個人の商売感、現場の小回りで勝負できる部分ですから、大手以上に大胆に攻めていきたいと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年11月 8日 (土) 00時35分

最近てっちゃん会で話題?のリンゴや、天然ぶり、価格以外で勝負出来る大事な商材。提案力を磨くしかないですね!

投稿: かわらい | 2014年11月 7日 (金) 22時32分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
相場安という天からの恵みは、鮮魚担当者にとって腕が試されていると思います。
だから誇りにかけてもお客様に天からの恵みを提供していく信念を要するものだと思っています。
生の海産物を自営に持たないdadamaさんには気の毒ですが(笑)、そんな目でテナントさんの展開を見てみてください。

投稿: てっちゃん | 2014年11月 7日 (金) 06時56分

普段の食事では出来ない贅沢、相場の値頃による食の提案、普通なら価格を下げる。厚切提案をすればお客様も普段味わえないボリュームに感動し、売手も単価を下げずに売れる。旬を贅沢に味わう。商品軸の素晴らしい提案ですね。

投稿: dadama | 2014年11月 6日 (木) 21時05分

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