台風特需
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
台風18号と19号。
2週連続で日本列島を直撃。
先週は日曜日が接近中で月曜日が通過日。
よって、日曜日に集中して売れた。
今週は3連休の最後の月曜日に接近。
よって、同様に日曜日に集中した。
例年であれば、3連休でもあり体育の日でもあるため、外に出て運動会や行楽に明け暮れる暮らしぶりなのだろうが、今年は外出を控え家中での暮らし方が多かったのだろう。
日曜日と月曜日の午前中の集中。
要は、食事の支度をスーパーマーケットで済まして、家中での食事のシーンを迎えた家族がかなり多かったようである。
台風特需。
台風の被害に遭われた方には失礼な言い方に聞えてしまうが、我々中小スーパーは大きな需要を迎えた。
特に、このような台風接近や大雪前の買物というのは、なにかあった時の為に買いだめ需要が大きなウェイトを占める。
野菜、肉、食品類。
逆に、刺身、果実、惣菜類はウェイトダウン。
それが、お客様心理なのだろう。
“頭に乗って刺身で一杯やっている場合ではない”
そんな心理なのだろうか。
それにしても、世の人たちが行楽で外出を控えるという行動が、これほどまでに地域スーパーの需要を高めてくれるのだろうか。
特に、当店のように新規住宅地に近く、若年層のお客様達が多く居住している地域は尚更なのかもしれない。
それだけ、長期休暇を利用して行動する人たちが多く住んでいるということだろう。
それが、3連休でさえも自宅で過ごす場面が一様に増加したら、普段の来店客数も大きく伸びることだ。
まして、家庭の冷蔵庫もどんどん大型化してきている。
買いだめ需要も高まる訳だ。
この台風特需や大雪特需。
これだけ事前に情報が入ってくる時代である。
我々以上にお客様の方が情報通。
それはそうだろう。
3連休以上の休暇を得た人々にとって、天候で7割以上はその休暇の過ごし方が変わってしまう。
だから、台風が日本列島に近づいた日曜日から月曜日の午前中のお客様の集中は凄まじいものがあった。
更に、月曜日の午後4時以降の終息。
ここまで大きく買物行動が劇的に変化する。
前回の台風と今回の台風は共に週末にかかった。
そして、この買物行動の劇的変化。
通常の販売情報以上に重要な店舗運営情報である。
そして、ここまで台風情報が事前に流れる訳であるから、その情報を事前にキャッチして、台風大雪時の買いだめ商品リストから売場展開して、しっかり買いだめ需要に応えていく。
これも我々のスピードを持った顧客対応であろう。
次に台風情報が流れたら。
上記対応をスピードを以て取り組んでみたい。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
何れにしても、天候頼みというのも悲しいものですが(笑)、それを一つのきっかけにはしていきたいですね。
投稿: てっちゃん | 2014年10月17日 (金) 06時13分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
週末のお肉の打ち出し日に買いだめ需要が伸びたのは大きかったですね。
但し、ご馳走商材はさっぱり。難しいものです。
投稿: てっちゃん | 2014年10月17日 (金) 06時11分
週末2回の台風直撃。当社も特需にあやかりました。反動もそこそこ。(笑)当社のような小規模な生鮮スーパーにとってはありがた迷惑のハッピーマンデー。悪天候はむしろ大歓迎ですね。
投稿: かわらい | 2014年10月16日 (木) 21時19分
今回の台風は夜中に通過したのも幸いしましたね。当店も同じような特需がありました。店内放送の悪魔の囁きも(笑)。お客様に備えを万全にしていただくのも私達の使命ですし結果、特需の恩恵にあやかれば二方善しかなと。
投稿: dadama | 2014年10月16日 (木) 19時22分