20年前の予見
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
皆さんは、20年前の映画をご存知だろうか?。
「アウトブレイク」。
ダスティン・ホフマン主演のパニック映画『アウトブレイク』(’95年)だ。
このモデルになったウィルスが、「エボラ出血熱」だという。
この映画では、猿が宿主となってアフリカから密輸されてアメリカに渡り、そこで猿から人間へ感染。
更に飛沫感染へ変態してからアウトブレイク(爆発的感染)へと繋がった。
そんな映画だったと思う。
当時は有り得ない映画として認識していた。
しかし、これだけエボラ出血熱がアフリカから他国へ広がっていくと、この映画の恐ろしさが改めて思い出される。
エボラ出血熱の感染は感染したヒトの血液、分泌物、臓器、その他の体液に、創傷のある皮膚や粘膜を介して直接的接触することにより、またはそのような体液で汚染された環境への間接的接触でヒト-ヒト感染が起こることが原則のようだ。
飛沫感染ではない。
現在のところは、である。
しかし、このエボラ出血熱のウィルスも人対人の感染が広まり、流行が長引けばウィルス自体の感染力も強まる可能性があるらしい。
そう考えると、この状況は非常に憂慮しなければならない事態なのだろう。
更に、アメリカでも二人の感染者が確認された。
“もしアメリカで大流行したら”
そう考えると、ゾッとする。
アメリカで飛沫感染のウィルスとは言え、流行して収集が付かなくなったら、世界経済や世界の秩序はどうなるのだろうか。
更に、中国でも鳥インフルエンザという脅威がある。
西から東から、ウィルスの脅威が忍び寄る。
そんな恐怖が音を立てずに忍び寄っているのかもしれない。
そして日本にこの脅威が侵入してしまったら。
そんな事を考えると、本当にパニック的な秩序になってしまうのではないか。
絶対に水際で止めなければ。
そう思うのである。
また、エボラ感染者の受け入れ病院やら、受け入れ看護師や医師達の選出も身近な存在が対処することになれば、その後の対応やらもいろいろな問題が発生してくるのではないか。
そう考えると、我々スーパーマーケットには、いろいろな方が集う場でもある。
働く従業員の安全をどう確保するか?。
益々人材的に厳しくなっていくのかもしれない。
そんな事を思いながらエボラ感染の報道をみていた。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
終息宣言の出された地域もありますが、一方では拡散している現状が怖いですね。人類の頭脳を集結して早期のワクチンの開発を望むのみです。
投稿: てっちゃん | 2014年10月22日 (水) 22時07分
ウィルスによって人類が脅かされる、そんな映画って結構ありますよね。映画だけの世界だと思っていましたが今回のエボラの件はそれを彷彿とさせますね。人間の無力さを感じます。
投稿: かわらい | 2014年10月22日 (水) 21時46分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
日本への流入も時間の問題とも言われていますからね。
更にはテレビでも放映していた自爆テロ。今や武器は銃ではなくウィルスとも言われています。
一刻も早く予防薬の開発が望まれますね。
投稿: てっちゃん | 2014年10月22日 (水) 09時38分
私も人類に壊滅的打撃を与えるのはウィルスなのだろうと思っていますしエボラはそれになり得るのではと危惧しています。感染力の強さと治療薬や予防法が無いこと。相手がウィルスですから見えないのも脅威。数ヵ月には人類の存続が試される事態になっていなければ良いのですが・・・
私は楽観視は出来ないと感じています。
投稿: dadama | 2014年10月22日 (水) 08時06分