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2014年9月14日 (日)

あすなろを見終えて

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


久しぶりの芸能ネタの日曜日。

  「あすなろ三三七拍子」。

あまり人気が無く、視聴率も二桁行かなかったらしいが、私は個人的に楽しめた番組だった。

  応援団。

そのテーマ自体が現代には余りにも重かったのではないか。
更に登場人物も、かってのトレンディードラマの主役達である柳葉敏郎や反町隆史が、ガチガチの応援団役ではなんかお洒落感が無かったのは確かだ。

  登場場面も、応援団と野球部、チアリーダーと吹奏楽部。

以前にこの芸能ネタでも記した、「ルーズベルト・ゲーム」の企業と実業団野球の組み合せにも似た設定ではある。

しかし、ルーズベルトゲームは、「半沢直樹」を書いた作家の作品であり、大いに話題性があったが、今回はその支柱は不動だったが知名度が無かったのだろう。

それに、企業でリタイア寸前の中年男性が、リストラと引き換えに大学の応援団の団長に任命されるという、全く有り得ない状況設定も相まってなかなか連続で見るという視聴者意欲に賭ける面も否めない。

それでも、第一回目から懲りずに見続けてきたが、後半になるに従い団塊の世代以降の昭和の魂みたいなものが物語のあらゆる場面に散りばめられ、応援という他者への思いやりの心、利他の心のようなものの大切さが伝わってきた。

更には、その精神が若干ではあるが、理解できる若者たちを引きつけそれらの人間模様も毎回飽きずに見れたのも幸いした。

  応戦団と野球。

やはり、現代では我々小売業と同様に入団希望者が極端に少ないのだろう。
同時に、マイナーなスポーツも入会者が激減しているという。

  残念ながら私が所属したボート部も廃部の憂き目を見ている。

大学の部活動は、どの部もそうだろうが、3年間新入部員が入部しなければ廃部となってしまう。

だから、毎年新入学期には、部の勧誘が最大の行事となる。
それも、入学式に入部させてしまうのが最大の目標でもある。

  初日に如何に新入部員を集められるか。

これも一つの競争の世界でもある。
そして、強い新入部員を確保して、歴史を繋げる。
不思議なもので、強い時には部員も多く活気に満ちあふれるが、部員が少なくなるとどうしても部の力量も落ちてくる。
だから、近くに住むOBの力も必要になってくるのだが、なかなか我々のOB達が集結して地元で手腕を発揮する機会に恵まれなかったことで、結果的には廃部になってはしまったが、それでも当時に苦楽を共にした同志たちは皆健在である。

そんな心の友達の存在が自分に心強い存在であるかは、そんな存在を持ってみて初めて分かる事ではある。

  ルーズベルトゲームとあすなろ三三七拍子。

私にとっては、どちらも同様の爽快感があり、親友の存在や同志の存在を再認識させてくれるドラマであった。

  さて、秋の新番組は如何に(笑)。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
軍師官兵衛。
秀吉と官兵衛、徐々に自らの思惑がすれ違っていく過程ですね。
ここからが本当の学びの場かもしれませんね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2014年9月16日 (火) 00時27分

今年十数年ぶりに顔を出した大学の部活、幸いにも部員はまだ健在でしたが女子部員が途切れたそうで残念です。(笑)
秋の課題発表は早めにお願い致します。
軍師官兵衛はコメントできますよ!(笑)

投稿: かわらい | 2014年9月15日 (月) 07時05分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
久々に、芸能ネタ。
更に、「あすなろ三三七拍子」と「ルーズベルトゲーム」が重なって登場してくるから大変だったでしょうか(笑)。
次週は、「軍師官兵衛」を取り上げてみようかと思っております。

投稿: てっちゃん | 2014年9月15日 (月) 00時11分

コメントを返すのに悩みまくる日曜日。受信者の気持ちががよく理解できます(笑)。無理やりに解釈して・・・部員集め=従業員集め。成長する事が人間の本能ならば成長を実感出来る職場環境。商売を楽しむ風土のある企業は強いのでしょう。企業はトップ、店舗は店長が商売を楽しまなくてはいけませんね。価格優位性に勝る商売の楽しさをメンバーと共有できれば強いチームとなるのでしょうね・・・やはり今日は抽象論になってしまいました(笑)。

投稿: dadama | 2014年9月14日 (日) 21時52分

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