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2014年9月12日 (金)

38年ぶりの十五夜

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


過ぎてしまったが、9月8日の十五夜。

  “えっ、もう十五夜?”

この業界で働く身としては、9月8日の十五夜は「はやくね」と思わず感嘆してしまった(笑)。

例年であれば、十五夜は秋彼岸の前後であり、むしろ秋彼岸と十五夜の連動で売場が作られ、果実の思い切った展開や煮物、ご馳走、月見団子と和菓子、焼き菓子の連動でのダイナミックな店舗内での打ち出しをするのが52週の流れだったのだが、今年は違った。

  そもそもこんなに早く満月になるのか?。

科学的にもそう思ってしまうのだが、本来の正確な満月はその翌日の9月9日らしい。
そして、やっぱり中秋の名月は9月8日で一番綺麗に見える日だという。

  残念ながら当日曇り空。

よって、私のいる北関東は中秋の名月は見れなかった(泣)。
そして、これほど早い十五夜(10日前)も38年ぶりらしい。

  38年前と言えば私が16歳。

まだまだこの業界に関係の無い時期。
だから、こんなに早い十五夜を商売として捉えたのも、今回が初めてである。

  “そい言えば、この時期の十五夜をやったこと無いなぁ〜”

そう、商売としても、これほど早い十五夜は経験が無い。
結果として、従来感じていた十五夜としての手応えをあまり感じないイベントで終わってしまったという感想。

それは、上記でも記したように、秋彼岸や敬老の日と重なったタイミングでの打ち出しによって、同時に消費される諸々の商品や来店客数と相まって、十五夜で打ち出した商品群も売れているように思っていたのだろう。

しかし、十五夜を単独で企画してみると、思ったよりも反応が少ないというのも当然の事なのかもしれない。

  十五夜。

元々は、平安時代の貴族が、池や杯に映った満月を愛でて祝ったのが始まりらしいが、江戸時代には秋の収穫祭的な行事になって広まり、更に収穫される時期の違いから、十五夜を「芋名月」、十三夜を「栗名月」というように分けられてきた経緯がある。

よって、Facebook仲間も美味しいお酒を頂きながらアップしていたようだ。
*尤も、彼らは常に美味しいお酒を飲んでおられるようだが(笑)。

特に、浜に地域の十五夜に馳せる想いはハンパではない。

  月の存在。

自然を相手にする職業に、月は欠かせない存在である。

  特に、漁師。

漁師にとって、月の存在は命と代替の存在だ。
だから、その浜でも十五夜には漁に出ないと聞く。
尤も、月夜は漁には不向きなので、休漁する漁師が多いようだが。

  だから、どの浜でも、十五夜に対しての憧憬は深い。

よって、田舎の漁師町は農村では、十五夜におけるお供え物の需要は高まるのである。

そして、翌日の9月9日。

まるまるとしたお月様を拝む事ができたのである。







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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
赴任早々、別の意味で台風や竜巻が襲っているのでしょうか(笑)?。
いずれにしてもその後の立ち直りが楽しみですね。

投稿: てっちゃん | 2014年9月13日 (土) 06時41分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
酒を飲みながらお月様を愛でる。
最近は、お酒もあまり売れなくなりましたね。
十五夜も都市部では子供のかわいいイベントだけになってしまったようです。

投稿: てっちゃん | 2014年9月13日 (土) 06時38分

そちらの地域の十五夜の拘りは凄いですね。こちらでは団子を食べる程度・・・・私的に月見酒(月はあまり関係ないかも・笑)歳神伝説に習い謂われを起こしてみる価値はありますね。今年は準備不足が否めないので来年の楽しみに。

投稿: dadama | 2014年9月12日 (金) 22時27分

38年ぶりなんですね〜。あんまり早いとすすきがなくて困ります。(笑)そうでなくてもここ数年は暑さの為かなかなか見つからないです。まあ、私にとってはお月様もすすきも要らずお酒があれば良いのですが。(笑)

投稿: かわらい | 2014年9月12日 (金) 22時23分

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