休日のMR
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
競合店のMR。
勤務日のMRも休日のMRも両方実施している。
基本的には、業務上の仕事であるから勤務日にMRするのが当然ではあるが、休日にMRする場合も多い。
一日に数店舗のMR。
遠方への話題店MR。
これらの場合であれば、ある程度ゆっくりと時間を取って休日にMRする場合もある。
しかし休日のMRには、それなりの理由もある。
頭が切り替えられているから違った視点でMRできる。
私的には、これが一番の理由である。
業務上であれば、どうしても次の仕事や帰ってからの仕事が頭に浮かび、どうしてもゆっくりと目の前の売場や商品をお客様目線で見る事が困難になるときが有る。
しかし、休日に仕事の事を頭から離してMRすると、いろいろなものが見えてくる。
店全体のレイアウトと関連性の優位性。
商品を消費者の目線で購入検討する目。
店内の諸々のサービス面の有無の確認。
要は、時間の制限が無いから、お客様としてその店舗を利用した場合に、店舗内外の存在価値を見出す事ができるのだ。
この視点は私にとっては非常に有意義。
それは、業務上のMR時には意外に見落としてしまう部分でもある。
お客様目線で競合店をMR。
業務上のMRの場合は、品揃え、鮮度、品質、売価、ボリューム感等、どうしても画一的に商品面中心の見方になってしまうが、休日になると、それら商品以外にも、従業員の態度、照明の切れ(笑)、掲示板の内容、店舗外の清掃面や立地等、お客様のそのお店への来店動機も感覚的に分かってしまうような視点を持つ事が出来るのである。
私にとってはこれが非常に有意義だ。
単なる商品だけの調査ではなく、お客様として来店したときの「また来てみたい」という感度。
この感度を尺度としてお店のバランスを見る事ができるのである。
休日のMR。
常にオススメする事は出来ないが、たまには業務を忘れて競合店をお客様目線でじっくりとMRする事も、いろいろなものが見えてきていいものです。
PS
但し、てっちゃん会の面々は業務だろうが休日だろうが、ガンガン他社他店舗をMRしている連中がほとんどです(笑)。
これはこれで、学びたい部分でもありますね。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
誰もが休日は半分お客ですよ(笑)。
休日のMRでは、働く従業員が良く見える事かな。
投稿: てっちゃん | 2014年9月 4日 (木) 22時01分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
SNSの技術の発達により、より求めていく人たちにプレゼントされた環境の広がり。
求め続けていけば、自分で価値観をどんどん広げていく事が出来る。
それはMR一つとっても言える事。
限られた時間だからこそ、有効に時間を消費しようとすれば、底なしの広がりを獲得出来そうな気がしますね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年9月 4日 (木) 21時57分
私はMRと言うより完全にお客と化してます。(笑)何も考えずに欲しい物を探す、なので時間かかります。(笑)MRの仕方教えて下さい!
投稿: かわらい | 2014年9月 4日 (木) 18時30分
家庭サービスを兼ねてのMR(笑)。お客様目線で見る事で色々な気付きがありますね。そして「てつ友」(と勝手にネーミングしちゃいましたが)の存在。彼らのお店に堂々と入り交流する。更にはFBを通しての情報交換。仕事を越えての付き合いから逆に仕事の楽しみを発見出来るのではないでしょうか。特に他社様の取組みはとても参考になりますね。
投稿: dadama | 2014年9月 4日 (木) 14時01分