売場は見下ろすもの
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
売場の写真。
店長として52週を記録に残す。
やられている方も多いだろう。
概ねの方は、自分の目線にデジカメを掲げて写真を撮るだろう。
私の場合は脚立に乗って上から見下ろすように撮る。
何故か(笑)?。
それがお客様目線だからである。
お客様は、商品を選択して購入する場合、上から単品を見て商品が一番見えやすいように立ち選び購入する。
その視点と同じ視点で、より高度で遠方から撮影すると、12尺平台も1枚の写真で納める事が出来るからだ。
自分の目線から売場全体を撮ろうとすると、どうしても媒体やケース自体は取れるが、商品の陳列具合や商品自体の顔をしっかり見やすく撮る事は出来ない。
そして、これがしっかり記録に残されていなければ、何故売れたのか何故売れなかったのかの判断が出来ないからだ。
売場は陳列次第で結果が大きく変わるものだ。
その反省の意味でも陳列技術が明確に分かる売場の写真を残す必要がある。
だから、売場は見下ろすものであると考えている。
更には、せっかく部下達が力を合わせていい売場を作ってくれたという感謝も込めての売場写真。
だから、妥協せず一番いい状態で記録したい。
そんな願いも込めての売場写真。
だから、写真を撮る前には必ず手直しをし、媒体を整え、縦横斜めのラインを出して記録する。
このメンバーで最後のこの日。
いつでもそう思えば、最高の状態で記録に残し、あのときのメンバーとして思い出してもらいたいからだ。
だから、売場写真だけは妥協しない。
そして、売場写真に妥協しない姿勢を持てば、部下達も妥協しない売場の完成を目指すことになる。
結果として良い売場を造ろうとする気が生まれる。
これが競争力のある売場にしようとする担当者の気持ちに昇華していく。
“店長に良い売場を提供したい”
本来は店長ではなくお客様なのだが、それでも結果としてお客様の為に売場が完成されていくのだから、私にとってはどっちでも良い事だ。
そして、翌年その売場の写真を見て、更に今年はバージョンアップしようとする欲が生まれていく。
見える、という視覚。
百聞は一見に如かず。
見えるという視覚は、どんなに口で説明してもしきれない。
だから、良い売場を写真で残すという検証は今現在では最高の反省と次への仮説への行程だと思っている。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
かっては、写真1枚50円程度支払ってプリントしていた時代から比べると、タダで何枚も記録できる時代。
売場の反省や情報提供が手軽にできる時代に我々は生きていると考えれば、その活用は計り知れないですね。
投稿: てっちゃん | 2014年8月 7日 (木) 06時35分
記録に残すのに確かに写真は有効ですね。最近はスマートフォンによって何処にでも送れてなおさら便利になりました。活かせてないのが残念ですが。(笑)
投稿: かわらい | 2014年8月 6日 (水) 22時36分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
どこから始めるかというスタートのタイミングもありますが、どこから始めても52週はきっちり繰返される。
だから、思い立ったら吉日だと思います。
投稿: てっちゃん | 2014年8月 6日 (水) 17時15分
FB版で見られる脚立写真、売場の迫力・意気込みが伝わってきます。百聞は一見にしかず。文章より写真の情報力のが格段に高い。反面、文章で残す業務記録も書く中で気づきも生まれ次に繋がる課題も整理する上で大切ですね。何れにしても今の集大成を記録に残す。成長を振り返るためにも必要だと感じています。
投稿: dadama | 2014年8月 6日 (水) 17時09分