祭りへの憧れ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
日本各地、夏祭りが盛んである。
祭りへの憧れ。
我々小売に従事する人間にとって、週末や盆暮れに休めない環境では、地域の祭りへの参加は縁遠い環境だった。
それでも、若い頃は同世代の人間が祭りへ参加することも少なかったし話題にもならなかった。
せいぜい、その土地土地での花火大会や祭りへ家族で行ってみて楽しむ程度であった。
しかし、この世代になると、Facebookなどでも同世代の友人達が夏祭りに執行役で活躍した写真等が載る事が多い。
“羨ましいなぁ〜”
そんな想いが込み上げてくる。
祭り。
自分が住む町が一つの組織としてその地域の祭りに挑む。
それが地域の結びつきを強め、横の繋がりが結ばれる。
そして、祭りを通して得た達成感を共有し、更に絆を深める。
今更ながら、それが羨ましい。
就職してから、人事異動で様々な地域へ異動し、居住し、いろいろな地域の食文化や住環境を体得し、今現在北関東に居住しているわけだが、その経験を活用して住みやすい地域や住みやすい家を立てる事は出来た。
しかし、地域への繋がりは未だ薄い。
女房子供はその地に少しずつ関わりが持たれて来たが、私は依然として仕事を通しての関わりのみ。
そんな折に、その地域に昔から根付いている人間達の地域での夏祭りへの参加をFacebookで見る度に、羨望の眼差しだ(笑)。
“こんな風にして地域での達成感を得てみたい”
先日も、わらじ祭りへの参加をFacebookに載せていた友人がいたが、本当に活き活きとして楽しそうだった。
当然、このような祭りの企画、参加はボランティアなのだろうが、それは昔からの風習だから当然だろう。
更に、一回二回の会合だけで終わるものでもない。
何度も何度も会合を持ち、意見をぶつけ、そして一致団結して祭りに臨む。
そうやって、地域の繋がりが強くなり、相互自助の仕組みが積上げられていく。
仕事とはまた別の地域組織との繋がり。
業績達成を当面の目標とする企業とは違い、その地域地域での組織目標は違うだろう。
特に、地域での結びつきや団結を目標とする地域組織内では、企業組織とは別の倫理観や仕事観を必要とする。
ここで必要なのは「固い組織」。
企業で要求される「強い組織」や「大きい組織」ではなく、「固い組織」が必要だ。
固く結ばれる事で、一つの行事を確実に達成する。
そして、それを通して地域の活性化と固い結びつきが可能となり、地域での自分の仕事に巡ってくる。
そんな地域の夏祭りに憧れるのである。
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コメント
kiyoさん、コメントありがとうございます。
祭りが盛んな地域になればなるほど、祭りへの参加に肯定的になるから有りがたいですね。
是非、そんな環境に感謝して、祭りに没頭してください(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年8月 8日 (金) 23時07分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
やはり、祭りになるとある程度の我がままが許される。
日本の文化の奥底に確実に横たわっている文化なのでしょうね。
投稿: てっちゃん | 2014年8月 8日 (金) 23時00分
いつも拝見させていただいてます。
祭と聞いてついついコメントしてしまいました(^-^;
私の地元(職場も地元です)は大阪泉州のだんじり祭の盛んな地域です。
港町なので祭の日はズワイガニやワタリガニが飛ぶように売れ、祭礼団体のお弁当などで年末年始並の稼ぎ時です。自分も青年団で祭に参加しているので毎年店には迷惑かけてしまってますが、許してくれるのもこの街のあたたかさかもしれません。
投稿: kiyo | 2014年8月 8日 (金) 21時22分
昨年から強引に休みを取り地域の祭りに参加しております。(笑)今だに大人達が大きな御輿を担ぎ興奮する良いお祭りですよ!息子が6年生になる来年、役員が回ってきます。果たして何日休めるか?
投稿: かわらい | 2014年8月 8日 (金) 18時57分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
和太鼓部。勇ましいですね(笑)。
チアガールではなく和太鼓部とは流石dadamaさんのお嬢様ですね。
ますます、「あすなろ三三七拍子」を見てほしいなぁ〜(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年8月 8日 (金) 00時20分
この業界は子供の学校行事も含め地域行事には疎遠となってしまいますね。そのぶん家内にお鉢が回り存在感がどんどん大きくなって「山の神」になっていく(笑)。娘が和太鼓部に属しているので盆踊りのこの時期はモテモテで舞台で叩く姿は羨ましいです。
投稿: dadama | 2014年8月 7日 (木) 14時36分