分かりやすさを追求する
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いつも思うが、リーダーは明快でなければならないと思う。
“上司は何を考えているのか?”
内部が結束しないのは、全てこの疑問からだ。
組織とは不思議なものである。
信頼ある組織はまとまろうと自然に動いていく。
自分の上司は何を考え何を求めているのか?。
それを部下は知りたがる。
それは、上司に信頼を置いている部下ほど、上司の求めに応じようとするからだ。
それは、上司に信頼されたいと願う心がそうさせるのだろう。
だから、上司はその信頼に応える為にも、自らの立ち位置と目指す方向性をいち早く表明するべきだろう。
俺は、こういう理由でこの方向へ進もうと思っている。
その理由に正当性と妥当性があり、正義が存在すれば、部下は心を固めて同じ方向を歩もうとするものだ。
そうは言っても、世の中はそう簡単に割り切れるものではない。
複雑に微妙に入り組み合って交わり合って交錯している。
それが世の中ではある。
だから、リーダーはそれらを合わせ飲んででも、明快に部下に示さなければならない。
どこに立つか。
それらの複雑な土地の、どの上に立つかを自ら決め、自ら明快に示す。
これがリーダーの絶対的な条件だと思っている。
多少のブレがあるかもしれない。
部下からの突き上げがあるかもしれない。
しかし、リーダーはその他大勢の部下が一致団結して同じ方向を向いて歩んでいく為に、明快に分かりやすく目指す方向性を、明快な理由とともに示し、部下を安心させなければならない。
リーダーとは常にそんな存在でなければならない。
その為にも、リーダーは部下との信頼関係が重要となってくる。
信頼が無ければ、明快に導けないから。
明快に示すということは、阿吽の呼吸にならなければならない。
そうでなければ、明快に示しても言葉足らずで、部下には理解できない部分が出てくるだろう。
普段から自分の言葉で話しをして議論しあう過程。
これが、明快さを理解出来るかどうかのポイントとなろう。
ここで重要なのが、自分の言葉というキーワード。
あくまでもリーダー本人の言葉に置き換える事。
リーダーの言葉に置き換えられるから、部下は自分達の立場で物事を考えられるのだ。
リーダーの言葉は、自分達の側に立った言葉。
自分達と同じ領域に立った言葉。
なにも、部下にすり寄れとは言わない。
普段から、正当性と妥当性があり正義ある自分の言葉を使っていれば、部下は安心して追随してくれるもの。
分かりやすさ。
その時だけの問題では無い。
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コメント
dadamaさんでも、社長様との差しで暴走出来ませんでしたか(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年8月27日 (水) 12時56分
只今リハビリ療養中につき少々お待ちを(笑)。社長と差しで二時間以上語り合ったのが効いたかな(笑)。
投稿: dadama | 2014年8月27日 (水) 09時26分
かわらいさん、コメントありがとざいます。
トップ方針を自分の言葉に置き換える事の大切さ。ただ同じ言葉で通達しても、他者は共感しませんからね。そしてそこに自分の感情が入るから心に響いていくのだと思います。
投稿: てっちゃん | 2014年8月27日 (水) 00時29分
dadadmaさん、コメントありがとうございます。
優等生的なコメントありがとうございます。
どうしましたか(笑)?。
模範解答ありがとうございます。
なんか最近おかしいですね。
熱でもああるのでしょうか(笑)。
もっと刺のあるコメントを期待しております(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年8月27日 (水) 00時28分
伝わったと思っても伝わってない、良くあることです。
普段からのコミュニケーションが大切ですね。又、トップ方針を噛み砕き伝える努力が必要ですね。
投稿: かわらい | 2014年8月26日 (火) 22時43分
今日は自己への戒めも感じながら読ませて頂きました。組織が大きくなると情報量も増える一方、雑音も増えて判断に迷いが生じる事もしばしばです。限られたメンバーと成果上げていくには雑音を如何に取り除きトップの思いを理解、翻訳する事は大切ですね。組織がある程度大きくなると歯車的機能も必要とは思いますが、お客様に近い現場が歯車の原動力にならなければいけないと思っております。歯車も現場のメンバーと信頼関係を築きながら皆で回わして現場が本部を動かせる組織にしていきたいですね。
投稿: dadama | 2014年8月26日 (火) 20時12分