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2014年8月 1日 (金)

二度と戻らないその瞬間

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


52週MDの仮説検証を繰返して積上げていくと、一年52週が意外に早く巡ってくるのがわかる。

  それだけ52週のサイクルが見えてきたわけだ。

“意外に小売の商売って、同じ事の繰り返しじゃん”

  一見、そう思えてしまう。

確かに、基本的な流れは同じであり、3月を起点にして20週目には丑の日が巡って来たりして、この事を数年くり返していくと同じ流れで、何の後には何が来るという流れがどんどん見えてくる。

  しかし、その中にあっても大きな違いもある。

それは、それに携わる店舗の人員が変わる事だ。

昨年の土用丑の日の店舗の店長、チーフ、担当者、そして鮮魚のパートさん達。
全てが前年と同じ条件というのは、まず無い。

土用丑の日であれば、曜日が変わり、日付も変わり、天候も変わる。

土用丑の日というイベントは毎年一回必ず巡っては来るが、それを向ける人員や天候、そして相場は毎年変わってくる。

  その年のその状況は繰返さない。

だから、毎年毎年、その時その時、瞬間瞬間を大切にして全力を尽くす。

昨年の丑の日は月曜日。
だから、日曜日との連動で分散した感が多いが、今年は火曜日。
完全に日曜日とは分離した流れで火曜日単独の丑の日の動きになったようだ。

  3日間計で丑の日を捉える事。
  更に月間計で丑の日を捉える事。

これを短日だけで捉えると、大きなプラスで喜べるが、3日間計で捉えると、今回の丑の日の仕入れ合計と合致して、利益面も含めて評価出来るようになる。

更に月間計で捉えると、事前展開、予約活動、丑の日当日の展開等、総合的な丑の日の評価が出来る。

そうやって、大きな流れで52週を捉えながらも、その瞬間瞬間は、“二度と戻らない貴重な時間”と捉えて全力を尽くす。

これが、我々スーパーマーケットで働く者たちのプライドであろう。

  このメンバーで最後の丑の日。

そう捉えると、妥協せず写真撮りも手直しをして、最高の場面を残したい。
その為に、縦横斜めの手直しや関連商品を考察しお客様の立場で考えたときの立ち寄りたくなる飾り付けや媒体設置、そして展開レイアウト。

数え上げれば切りが無いほどの手直しをしてから、記念の写真を残したいと思う。

その繰り返しが、52週を更に精度の高いMDに仕上げ、我々の精度を上げ、そして店舗としての力を付けていく。

  自分で最後のこのお店でのこのイベント。

そんな意識で自分を律して行動していきたいものだ。







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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
基本が出来るまでは何もしない。
それでは遅過ぎる。
同時進行で進化させるから現場に力がついていくのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年8月 3日 (日) 07時15分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
52週MD、本部情報だけでなく、店舗でもどこかの時点でスタートさせなければならないと思います。必ず現場の力がついていくと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年8月 3日 (日) 07時11分

川原井様、今日は抜き打ち査察お疲れ様でした(笑)。ご心配なく、実行こそ全てです。自慢じゃあ無いですが当店も基本の徹底が全く出来ておりません(笑)。

投稿: dadama | 2014年8月 2日 (土) 22時27分

お二人のやりとり、耳が痛いです。(笑)蓄積されたデータからの計画でなく、毎年がぶっつけ本番。最近は日記帳のために写真を残すようになりましたが。(笑)

投稿: かわらい | 2014年8月 2日 (土) 21時41分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
基本の徹底。
全くその通りですね(笑)。
基本という土台があればこその応用であり工夫でありコトである。
企業の成長もまさにその通りであり、基本という武器を固めてチェーン化が広がっていく。
そこにどう現場の意志や売る気概を同時並行的に植え付けていくか。
それは自分で仕入れるという領域が付加されない限り難しいし、それが実現できれば意外に簡単に両立してしまうもの。
せっかく分解した組織を再度まとめられるか。
このコンパクトかでしょうか(笑)。

投稿: てっちゃん | 2014年8月 2日 (土) 00時45分

高所脚立に仁王立ちでシャッターを切る姿が目に浮かびます(笑)。今のメンバーで作り上げた最高の場面を残したい。その想いは一枚一枚からはっきりと感じ取れます。〆は自らの筆POPでの殺し文句(笑)。売場の迫力はもちろん、一枚一枚から感じるのは高い整備度(基本の徹底)。清潔感溢れる臭いのないお店。昨日のコトPOP講座でも先生とこの話題で盛り上がりました。コトであり陳列の工夫であり試食販売があっても最優先は「基本の徹底」。基本の徹底無くして色々やってみても根の無い盆栽のように直ぐに枯れてしまうのでしょう。

投稿: dadama | 2014年8月 1日 (金) 22時09分

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