自分を支えてくれるもの
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
我々は、組織社会の中で生きている。
人間集団の組織の中で仕事をしている。
新入社員に始まり、数年して主任になり、チーフ、副店長になり、店長となっていく。
昇格する度に、部下の数は増えていく。
店舗で言うと、50人から100人程度の従業員のトップに立つのが店長であろう。
しかし、・・・ 。
店長は、100人の部下に支えられているのだろうか?。
答えは、否。
確かに、部下は100人存在する。
しかし、100人の部下と言えども、その100人が更に組織化されて上司と部下の関係を構築している。
店長の下には、部門チーフが存在する(副店長も存在するが)。
そして、部門チーフの下には社員とパートさん達が存在している。
更にその下には、アルバイトが存在するかもしれない。
しかし、その100人に均等に支えられているのか?。
その答えも、否だ。
そこに組織社会の難しさが潜んでいるのだ。
店長は、パートさんに支えられたチーフによって支えられているのである。
だから、ピラミッドの形になっているのである。
よって店長の仕事は、まずはチーフの土台となるパートさんの採用と安定が第一。
そして、心のあるべき姿を得たチーフの育成が第二となる。
店長を支える支点は数人のチーフのみである。
だから、部下の数の多くても、不安定なのである。
店長を支える接点は、チーフという数人の部下だけ。
そのチーフを支えるパートさんが安定して初めてチーフが安定し、その後に店長の安定が待っている。
そう考えると、パートさんの安定が足腰の安定。
そして、それがチーフの安定にも繋がる。
更に言うと、自分とチーフの関係は、どこまでも付いて回るのだ。
それは自分の成長と伴にチーフも成長するから。
時にチーフは自分を越える場合もあるだろうし、下の担当者がチーフに代わって自分を役割となることもある。
店長とチーフの関係はある程度一定期間変わらない。
自分が従えてきたチーフ達が、自分の成長を後押ししてくれ、更には支えてくれる立場として永続的に存在するからだ。
店長から出世していく過程で、自分を支えてくれる優秀な部下はどこまでも自分の下に位置して自分を支え続けてくれる存在となっていくのである。
言っていることが分かって頂けるであろうか。
自分が店長なら部下はチーフ。
自分がマネージャーなら部下は店長。
自分が部長なら部下はマネージャー。
自分が役員なら部下は部長。
そんな関係が永遠に続く訳だ。
だから、部下を大切にしなければならないのだ。
いつまでも自分を支え続けてくれる存在であるのだから。
だから、部下の人生に関わらなくてはならないのだ。
いつまでの自分の人生と伴に生きていくのだから。
だから、部下の人生も背負える覚悟が必要なのだ。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
部下の人生を背負う。
なにも全ての場面で背負うということではなく、自分と伴に仕事をしていく過程の中で、積極的に追随してくれる部下をどう引き立てられるか、をまずは考えていくことだろうとおもいます。
投稿: てっちゃん | 2014年7月10日 (木) 07時23分
自分を支えてくれる部下や上司、感謝しないといけないですね。部下の人生をも背負う覚悟、重たいですね。自分に出来るか心配です。(笑)
投稿: かわらい | 2014年7月 9日 (水) 22時22分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
部下に支えられるから、思い切りリーダーシップが発揮でき、思いっきり暴走も出来る(笑)。
お互い様で思いっきり仕事を楽しみたいですね。
投稿: てっちゃん | 2014年7月 9日 (水) 20時18分
上司の背中を見て育つ。反面教師的に「ああいう上司になりたくない」という事も多々ありますが(笑)。残りの時間は部下の方が長い。自分の想い・DNAを如何に部下に受け入れてもらい、更なる成長を遂げてくれるのか。部下は上司を選べない・・・部下に対する権限と責任。常に意識してねばならないですね。
投稿: dadama | 2014年7月 8日 (火) 22時56分