一方通行
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
昨日は、結城先生のインタビューを記した。
今日はそれに向けての売場計画。
特に、青果、鮮魚のラインはお店の顔でもあり、お客様も業界の人間も、そのラインの売場でそのお店を直感的に判断する売場となる。
だから、店長として一環した軸を崩したくはない。
それは、今の旬を徹底して展開すること。
果実、野菜、鮮魚、涼味関連等。
そして、その部分に関しては強力なリーダーシップを発揮することになる。
“発揮することになる”
そう表現したのは、自分ではそう思っていなくても、受け手がそう感じていたからだ(笑)。
私は、いつどんな場面でも、どんなに強力なリーダーシップを発揮する場面でも、本部バイヤーや部下のチーフとコミュニケーションをしっかりとってお互いに共有して共感して納得のいく売場をお互いの作り上げたと思っていたのだ。
しかし、先日、ふとした事からあるチーフとその売場の件で話しをした時の事だ。
「俺はいつも一方通行の話しはしないだろう?。」
「いいえ、私にとっては100%一方通行です。」
ガァ〜〜ン(笑)。
“なにぃ〜、俺の話しが一方通行だとぉ〜!”
内心そう思ったが、そこは年が10以上も離れている部下である、落ち着いたそぶりを崩さずに、言った。
「今までもずっと一方通行だったのか?。」
「はいっ、そうですっ(笑)!。」
言い切られてしまった。
内心、かなりショックだったのは間違いない。
いままでずっと、“俺は本部スタッフと違って一方通行のコミュニケーションは取っていない”と確信していたからだ。
しかし、いつしか同様に一方通行になっていたらしい。
“そうかぁ〜、俺も一方通行だったかぁ〜”
しかし、気を取り直して聞いた。
「今回は特別だろう。普段は違うよな?(笑)。」
「いいえ、普段からです!。」
ガァ〜〜ン(笑)。
聞かなければ良かった。
前回の商人舎ミドルマネジメントセミナーに参加して、コミュニケーションの主体は受け手にあることを、わざわざこのブログに記したにも関わらず、このざまだ。
“彼だけでなく概ねの部下がそう思っているんだろうなぁ〜”
それを、結城義晴さんのインタビュー時にも話した。
「でもてっちゃん、それを言ってくれるだけでも信頼されているんですよ(笑)。
そう、慰めて頂いた。
インタビューが終わり、商人舎の事務局の方が休憩室でうちの従業員とタバコを吸っていたとき、この一方通行の話しをしたらしい。
それを聞いて、ある一人の従業員がすっと立ち上がった。
「あっ、それ言ったの俺です(笑)。」
ドキドキ・ワクワク・ニコニコ。
自分にとって
部下にとって
そんな視点をもう一度見直してみたい(笑)。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
人間と人間の関わり合いですから、合う合わないもあるでしょう。それは私にも当然あります。こちらから近づいても遠ざかっていく。
先日、個人面接で腹を割った話しから近づいた担当者もおりましたっけ(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年7月30日 (水) 08時28分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
そんな人間関係にいたるまでに、約半年。
当初の一方通行から現在は時間帯別一方通行に進化したようです(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年7月30日 (水) 08時24分
受信者の受信能力ですねぇ(笑)。私は相手が受信能力あろうとなかろうと暴走しまくり(笑)。でも必死についてこようとする担当者を見ると一生懸命能力を高めようとしている事が判ります。それに対して馬耳東風の担当者も(笑)。資質に対してもある程度の割り切りは必要なのかも知れませんね。どんな道を歩むにしろお客様にご奉仕してお客様からご利益を受けるのが真実であり、真実に向かう道は私の知らない裏道があるのかも知れませんし(笑)。
投稿: dadama | 2014年7月29日 (火) 22時05分
てっちゃん流コミュニケーションは充分に受け手につたわっているようですね!(笑)羨ましい信頼関係です。一方通行ではなく、100%指示を受け止めて実行してくれているのでしょう。数年後には熱い議論の出来る人に成長してくれるでしょう。
投稿: かわらい | 2014年7月29日 (火) 21時37分