« 一方通行 | トップページ | 今年の「土用丑の日」顛末記 »

2014年7月30日 (水)

ファンタジスタ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ファンタジスタ。

  サッカーのスーパースターの別称ではない。

先日の「ガイアの夜明け」で放映されていた。
それは、コンビニのローソンが、接客向上の為に店舗でコーヒーの販売強化を目的に優秀な推奨販売員に贈る呼称である。

  ファンタジスタ。

自社で扱う挽きたてのコーヒーを推奨し、販売力を高め、更に他の商品等との組み合せ等をお客様にお勧めして固定客を創造していく。
そんな存在なのだろう。

このファンタジスタ制度は、今回新たに新社長に昇格した「玉塚元一」氏が副社長時代に採用した制度であり、接客向上を強力に推進してきた一人だという。

番組の進行では、あるローソンの店舗に焦点を当てた。

  接客の取り組みが進行していないある店舗。

従業員がお客様の顔を見ないで挨拶したり、レジではお客様の目を見ないでレジ清算をしている光景が流された。

  “うちのお店じゃん”

まるで私のお店の対応をみせられているような画像(笑)。
そして、どこにでもある風景にも思えた。

しかし、ローソンの各店では現在、ファンタジスタを各店に配属し急激に接客や推奨販売が向上しているようだ。

そして、その店舗のスタッフや店長が接客の良いローソンの他店舗へ視察に向かう。
そこで、ファンタジスタが店内で呼び込みやかけ声販売、推奨販売をしてお客様と会話を交わし、商品を売り込んでいる姿を見せつけられ愕然とする。

更に、自らが推奨販売を実践するが、当初はなかなか思うような言葉が出て来ない。
店長自ら率先して少しづつ堂に入り、他のスタッフも慣れが出てくる。

そして、最後は居酒屋で反省会ではなく、そこでの接客の学ぶ。

ただ、それだけで直ぐに店舗の全員に伝わるかと言えばそうではない。

  そこからが店長の腕の見せ所だ。

全員での意志の共有。
店長がこの想いを伝えて、全員の意識の共有化を図る。

そこで明らかになるのが、個人個人の意見を求めると、全員が接客を良くしていきたいと想っていた事。

  共有化が図られていなかったのだ。

リーダーの一言が欲しかった、ということだ。

  意外に、個人個人はなんとかしたいと想っている。

それを具体的に勇気をもって進めていく実行力。

  これが、リーダーの役割。

それにしても、コンビニがここまでやるのか!、と思わせるローソンの取り組み。
来店客数に対して、圧倒的に従業員数が少ないスーパーとはいえ、この差は歴然だ。

さて、我々スーパーマーケットとしての接客向上。

一日試食を担当するという役割の方を作っていく作業割当があってもいい時代になってきているのではないだろうか。






|

« 一方通行 | トップページ | 今年の「土用丑の日」顛末記 »

商売」カテゴリの記事

コメント

ローボスさん、コメントありがとうございます。
ファンタジスタ。
皆さんの憧れなんですね(笑)。
でも、そんな高い目標を追い求めようとする向上心が企業を支え個人を支えていくのだと思います。
今後とも、よろしくお願い致します。

投稿: てっちゃん | 2014年8月 1日 (金) 06時34分

たまたま日記見つけました
はい。私はファンタジスタになったばかりの新人クルーです
接客と商品知識を試される試験は合格率20%未満と超難易度の高い試験です
受験資格があります。
サービスマスターという接客レベルが特に高いスタッフに限られているため受験できるだけでも凄い事なんですよ
合格すると、胸に金の刺繍入りの黒いエプロンを着用できます
これはファンタジスタの証
私たちの憧れです
「ファンタジスタのいる店」のプレートが店頭に置かれていますから黒エプロンを捜して下さい
その人がファンタジスタです
最高の笑顔で
ご来店をお待ちしております

投稿: ローポス | 2014年8月 1日 (金) 06時26分

kiyo-mさん、コメントありがとうございます。
やれば出来る、という自信なんでしょうね。
これはもう、体験を積上げるしか無い。
そのリーダー役がkiyo-mさんの役割。
てっちゃん会をどんどん活用してください(笑)。

投稿: てっちゃん | 2014年8月 1日 (金) 00時18分

てっちゃん こんにちは、私の小売部門も接客が最大の悩みです。我が社のお荷物事業部なので、負け癖がついてしまっています。いかに小さな自信を積み重ねる体験をリスクを持ってでも経験させる!それが私のミッションのようです。今後とも色々相談させて下さい。

投稿: kiyo-m | 2014年7月31日 (木) 08時47分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
この取り組みは、我々小売業を震撼させるものですね。
この領域はスーパーマーケットが優勢していねばならない領域。
いよいよその領域を犯される時代いなってしまったかという強烈な危機意識を感じた番組でした。

投稿: てっちゃん | 2014年7月30日 (水) 23時57分

私も見てました!トップの考えがどうやって現場まで伝わるのか良く分かりました。我々スーパーマーケットがやらなければならないことをコンビニが次々にしかもスピードをもって取り組んでいますね。早目に何で戦って行くか決めないと、全ての項目でコンビニにもっていかれますね。

投稿: かわらい | 2014年7月30日 (水) 21時03分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
昨日の土用丑の日の大活躍、ご苦労様でした(笑)。
本日は、何方様もお休みの方が多いようですね。
同じ小売として歩いていけるコンビニの出店は大いに脅威ですね。そしてスーパーも都市部を中心に小型化していく。
ますます、我々の領域がワンストップショッピング性の追求に進化していくと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年7月30日 (水) 08時31分

コンビニの台頭。平均日販60万として年間2億。小さくても大きな脅威です。更にはコンビニ間の競争激化による質の向上。「近くて便利+α」を模索しレベルアップしていくコンビ二に我々が対抗出来るのは、価格か品揃えでしょうか。ディスカウントを打出せない当社は品揃えの深みをどれだけだせるのか。品揃えの深みを追求するには自ずから従業員の商品知識・提案力・推奨販売等が求められ、単なる商品出しから販売員としての仕事の質の転換を率先垂範しながら共有していく事が大切なのでしょうね。

投稿: dadama | 2014年7月30日 (水) 08時05分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/508103/60040283

この記事へのトラックバック一覧です: ファンタジスタ:

« 一方通行 | トップページ | 今年の「土用丑の日」顛末記 »