仕事観を語れる強み
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、自社の若手と飲んだ。
これから次代を担う若手である。
そんな中で、当然現在の仕事、自社の仕事、業界の仕事の話しになる。
若手は若手らしく、中堅は中堅らしく、そしてベテランはベテランらしく、自らの経験を踏まえた仕事の話しとなる。
私は私なりに、若手が現状ぶつかっている壁を直接話しを聞くことによりその壁の厚さを肌で感じることができ、若手は若手で率直にその手強さと見通しの立たなさを吐露し、中堅は中堅で若手に厳しい言葉で嗜める。
こんな風景が少なくなってはきた。
かっては日常茶飯事に、至る所でこのような風景があり、店舗近くの居酒屋で同じ店舗の中堅グループと若手グループが鉢合わせする場面もよくあったのだが(笑)。
そして、自らの仕事やプライベート、恋人の話しなどを酔いに任せて吐き出す快感。
この快感の為に、お互いに誘い合って酒を酌み交わす。
酒を飲みながら語り合うのが本質である。
お互いに、酒の美味しさを語り合い、それ以外は酒を飲むだけの飲み会など有り得ない。
そこの場では、必ず、酒を体に入れながら仕事に対する自らの現状であり思想でありを吐き出すことが一般的な飲み会である。
要するに、酒に力も借りながら議論する訳である。
仕事や結婚、人生を議論するわけである。
この積み重ねが、仕事観を確立させえていくことになる。
仕事観とは自らの思想を他者にぶつけて組み立て直すこと。
その繰り返しによって、徐々に自らの仕事観が確立されていく。
それは、酒を飲んで議論するだけではなく、その議論から見えて来た結論を再び自らの仕事にぶつけて検証することで、更に仕事観が完成されていく。
私とて未だに完成された仕事観など確立していない。
ただ言えることは、経験と議論と検証を積み重ねて来た結果、若手よりは多少仕事観を明確に言い切るスタンスにはなっているという程度。
しかし、そうやって経験と議論と検証によって積み重ねられた仕事観を明確に持つことが、私はその人間の仕事のレベルの高さだと思っている。
それは、言葉に言い換える変えないというよりも、自らの内部にしっかりと確立され、それを態度と行動に変えられるということだ。
更には、明確な言葉に置き換えられればベスト。
しかし、それは表現力の差もあろう。
だから、内部で確立し、態度や行動に明確に現れていることが重要なのだろうと思う。
それは、議論を重ねていくことにより、言葉以上に自らの態度に現れていくものだ。
そして私は、自らの仕事観を明確に語れることが、その人間の仕事に対する強みであると思っている。
それは、若いながらもいろいろな経験と検証を積み重ねて来た結果であり、それは本質から外れていないものだからである。
そんな若手と議論する楽しみ。
それもまた我々世代の役割であり使命であると言えるだろう。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
いつでもお付き合い致しますよ(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年7月23日 (水) 06時33分
仕事観、てっちゃん、dadamaさんは9時間は語れそうですね!(笑)私もお二人にぶつけながら確立していきたいと思います。
投稿: かわらい | 2014年7月22日 (火) 22時45分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
「尤も直属部下以外の呑ミニケーションだけでもハードですが(笑)。」
確かにハードそうですね。
それを一週間程度我慢しただけで、新品のパソコンを購入出来ると思うのですがねぇ〜(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年7月22日 (火) 22時01分
パソコンの調子が今ひとつなので動いているうちに(笑)。年中無休・長時間営業・飲酒規制強化・個人の時間・・・呑ミニケーションが取りにくくなったのも事実。特に若者は仕事が終わってまでも煩い上司の相手をしたくない(笑)。これが現実でしょうか。私は極力勤務時間中にコミュニケーションを図る努力をしています。尤も直属部下以外の呑ミニケーションだけでもハードですが(笑)。
投稿: dadama | 2014年7月22日 (火) 21時24分