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2014年7月

2014年7月31日 (木)

今年の「土用丑の日」顛末記

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


皆様、土用丑の日、本当にご苦労様でした。

  自ら焼きたて販売に従事された方も。

それだけ、従来からの小売の一大イベントである。
当然だろう、この日だけでも、鰻だけの売上で100万近くから数百万と店舗規模にもよるが、大きな売上を作り上げるとき。

  当日失敗すれば大きな損失。

これは買いだめや後日リベンジの利かない商売である。
もし、この日に急な雷雨や台風等が重なれば、一気にロスの山、在庫の山と化す鰻蒲焼き。

  ほとんど博打の世界。

だから本気になって全員で売り込むのだ。
数量計画から展開場所、スペース、そして商品化計画、陳列計画、試食計画等。

  如何にしたら高単価品を効率良く売り込めるか。

売り込むというより、お客様がより美味しい鰻を購入していただけるか。

  だから大いに関わるのだ。

ちょっとした陳列場所の違いやスペースレイアウト上の違いでお客様の買われ方は大きく異なるからだ。

  如何に効率良く意図した商品を優先的に買って頂くか。

土用の丑の日の販売計画はこの事を追求する事に尽きる。

  だから大いに関わるのだ。

たとえ一方通行と言われようと、暴走店長と言われようとここだけは譲れない。

  というわけで、今年も土用丑の日が到来した。

毎年、この時期この丑の日に記す記事。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2010/07/post-ba6e.html

  新仔うなぎの売り込み。

土用の丑の日とは、いまや一年で一度、一番美味しい鰻を食べる日と化している。
特に今年は中国の鶏肉の問題が直前で発生し、国産志向が加速した感がある。

試食販売をしている聞かれるのは、

  「一番おいしい鰻はどれ?。」

一年に一度の土用丑の日。

  “どうせ食べるなら、一番美味しい鰻を食べたい”

それがお客様の心理。
それが当社の場合は、「新仔」と呼ばれる、養殖一年未満のうなぎ。
身が柔らかく、皮や骨もクセが少ない、そして食感はプリプリ。

  食べ比べたら、誰でもが新仔に手を伸ばす。

だから、売場作りや売場の媒体も「新仔」を中心に作っていく。
だから、計画以上に新仔が売れていき、早々に不足状態に陥る。

  今年も、そんな憂き目に。

流石に、最近は新仔も人気となり、数量限定により追加が利かない。
だから、当初発注時の数量決定が鍵だ。
そして、私と初めて組む鮮魚チーフはビックリするのだ。

  “どうして、こんなに新仔うなぎが売れるの?”

丑の日の私の別の目標は、新仔うなぎを早々に欠品させること(笑)。
品揃え中の商品で、一番美味しい鰻を早々に品切れさせる。

今年も、その目標も達成され、鰻のトータル数量も達成され、鮮魚の今月の売上も何とか昨年を越えそうだ。

  収穫の多い土用丑の日となった。






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2014年7月30日 (水)

ファンタジスタ

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ファンタジスタ。

  サッカーのスーパースターの別称ではない。

先日の「ガイアの夜明け」で放映されていた。
それは、コンビニのローソンが、接客向上の為に店舗でコーヒーの販売強化を目的に優秀な推奨販売員に贈る呼称である。

  ファンタジスタ。

自社で扱う挽きたてのコーヒーを推奨し、販売力を高め、更に他の商品等との組み合せ等をお客様にお勧めして固定客を創造していく。
そんな存在なのだろう。

このファンタジスタ制度は、今回新たに新社長に昇格した「玉塚元一」氏が副社長時代に採用した制度であり、接客向上を強力に推進してきた一人だという。

番組の進行では、あるローソンの店舗に焦点を当てた。

  接客の取り組みが進行していないある店舗。

従業員がお客様の顔を見ないで挨拶したり、レジではお客様の目を見ないでレジ清算をしている光景が流された。

  “うちのお店じゃん”

まるで私のお店の対応をみせられているような画像(笑)。
そして、どこにでもある風景にも思えた。

しかし、ローソンの各店では現在、ファンタジスタを各店に配属し急激に接客や推奨販売が向上しているようだ。

そして、その店舗のスタッフや店長が接客の良いローソンの他店舗へ視察に向かう。
そこで、ファンタジスタが店内で呼び込みやかけ声販売、推奨販売をしてお客様と会話を交わし、商品を売り込んでいる姿を見せつけられ愕然とする。

更に、自らが推奨販売を実践するが、当初はなかなか思うような言葉が出て来ない。
店長自ら率先して少しづつ堂に入り、他のスタッフも慣れが出てくる。

そして、最後は居酒屋で反省会ではなく、そこでの接客の学ぶ。

ただ、それだけで直ぐに店舗の全員に伝わるかと言えばそうではない。

  そこからが店長の腕の見せ所だ。

全員での意志の共有。
店長がこの想いを伝えて、全員の意識の共有化を図る。

そこで明らかになるのが、個人個人の意見を求めると、全員が接客を良くしていきたいと想っていた事。

  共有化が図られていなかったのだ。

リーダーの一言が欲しかった、ということだ。

  意外に、個人個人はなんとかしたいと想っている。

それを具体的に勇気をもって進めていく実行力。

  これが、リーダーの役割。

それにしても、コンビニがここまでやるのか!、と思わせるローソンの取り組み。
来店客数に対して、圧倒的に従業員数が少ないスーパーとはいえ、この差は歴然だ。

さて、我々スーパーマーケットとしての接客向上。

一日試食を担当するという役割の方を作っていく作業割当があってもいい時代になってきているのではないだろうか。






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2014年7月29日 (火)

一方通行

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、結城先生のインタビューを記した。

  今日はそれに向けての売場計画。

特に、青果、鮮魚のラインはお店の顔でもあり、お客様も業界の人間も、そのラインの売場でそのお店を直感的に判断する売場となる。

  だから、店長として一環した軸を崩したくはない。

それは、今の旬を徹底して展開すること。

  果実、野菜、鮮魚、涼味関連等。

そして、その部分に関しては強力なリーダーシップを発揮することになる。

  “発揮することになる”

そう表現したのは、自分ではそう思っていなくても、受け手がそう感じていたからだ(笑)。

私は、いつどんな場面でも、どんなに強力なリーダーシップを発揮する場面でも、本部バイヤーや部下のチーフとコミュニケーションをしっかりとってお互いに共有して共感して納得のいく売場をお互いの作り上げたと思っていたのだ。

しかし、先日、ふとした事からあるチーフとその売場の件で話しをした時の事だ。

  「俺はいつも一方通行の話しはしないだろう?。」

   「いいえ、私にとっては100%一方通行です。」

ガァ〜〜ン(笑)。

  “なにぃ〜、俺の話しが一方通行だとぉ〜!”

内心そう思ったが、そこは年が10以上も離れている部下である、落ち着いたそぶりを崩さずに、言った。

  「今までもずっと一方通行だったのか?。」

   「はいっ、そうですっ(笑)!。」

言い切られてしまった。

内心、かなりショックだったのは間違いない。
いままでずっと、“俺は本部スタッフと違って一方通行のコミュニケーションは取っていない”と確信していたからだ。
しかし、いつしか同様に一方通行になっていたらしい。

  “そうかぁ〜、俺も一方通行だったかぁ〜”

しかし、気を取り直して聞いた。

  「今回は特別だろう。普段は違うよな?(笑)。」

   「いいえ、普段からです!。」

ガァ〜〜ン(笑)。
聞かなければ良かった。
前回の商人舎ミドルマネジメントセミナーに参加して、コミュニケーションの主体は受け手にあることを、わざわざこのブログに記したにも関わらず、このざまだ。

  “彼だけでなく概ねの部下がそう思っているんだろうなぁ〜”

それを、結城義晴さんのインタビュー時にも話した。

「でもてっちゃん、それを言ってくれるだけでも信頼されているんですよ(笑)。

  そう、慰めて頂いた。

インタビューが終わり、商人舎の事務局の方が休憩室でうちの従業員とタバコを吸っていたとき、この一方通行の話しをしたらしい。
それを聞いて、ある一人の従業員がすっと立ち上がった。

  「あっ、それ言ったの俺です(笑)。」

ドキドキ・ワクワク・ニコニコ。

  自分にとって
  部下にとって

そんな視点をもう一度見直してみたい(笑)。



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2014年7月28日 (月)

インタビュー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、あるインタビューを受けた。

  結城義晴さんのインタビュー。

皆さんもご存知の商人舎の代表でもある、結城義晴さん。
第5回のミドルマネジメントセミナーに参加して、初めてお会いしてから懇意にして頂き、ドキドキワクワクニコニコと、ドラッガーの教えを地でいく店舗ということで嬉しい評価をして頂き、今回のインタビューにつながったものだ。

インタビューとは言え、当然、売場をしっかりと見られるだろう。
スーパーマーケットとは、まさに店舗であり、売場である。

  そこを度外視して、インタビューは無い。

当然、企業を代表して、しっかりした売場をお見せ出来るレベルにはしておきたい。

  各部のスタッフにお願いして朝のお手伝いもしていただいた。

しかし、譲れない売場もある。
それは、店舗入口周辺の果実トップ平台や、梅雨明け宣言間もないそうめんの売場、鮮魚の生の企画平台等、グロサリーで一番強い特設コーナー等である。

売上の約1割にも満たない売場ではあるが、一番目立つ売場でもある場所。

そこの展開はいち早く本部のスタッフが口を挟む前に計画しておいた。
このように書くと、なにか傲慢にも聞えると思われるが、これはこれで本部スタッフもこのほうが楽といえば楽なのだ。

作られた企画の商品手配だけを任せられることの方が、その本質だからである。
但し、そうは言っても店舗人員だけでは不安であるため、彼らの手を借りて売場作りをお願いした。

  そして、結城先生が来店され、インタビュー。

まずは私自身のプロフィール。
この業界に就職してから、今に至るまでの自分を振り返ることになる。

  改めて振り返ると感慨深いものがある。

一店舗一店舗、担当からチーフ、そしてスーパーバイザー、副店長、店長、とその折々の状況や課題、そして身に付けた能力等をインタビューを受けながら話しをしていくと、今に至るまでの流れの中で私自身のターニングポイントが見えてきた。

  あの場面で私が得たものは?。

あの環境を経験しなかったら、今の自分は無かったというような環境であり場面でありを経験し、それを乗り越えて(越えたかどうかは分からないが)、そこで得たものが今振り返ってみると、明確に見えてくるのだ。

今言えることは、具体的な販売技術や商品知識等は、やっぱり若年の時からしっかり汗を掻いてでも身に付けるべき項目である。
それは、当然に自分が主役となって部門運営する手法や商品化をして売る上げを上げる技術は、その時々でしか習得出来ないからだ。

そこで習得しなかったら、管理職はリーダーになって組織を運営する立場になったら本格的に入れない世界だからだ。

しかし、組織を管理する立場になったら、組織論を身につけなければならない。
組織運営力という技術を身につけるべき時である。

  販売技術と組織運営力。

この段階で頭を切り替える必要がある。
店長になった時点で、そのことを思い知らされる羽目になったことを、インタビューを受けていて思い出された(笑)。

  そして、「てっちゃん会」のこと。

「てっちゃん会」と、私の名前を頂いてはいるが、この会は所属するメンバーが自ら周囲のメンバーを集めて出来上がった会であり、その中心はむしろ毎回コメントを頂いているdadamaさんやかわらいさんを中心にして大勢のメンバー達の魅力で引き寄せられた方々の会であると言える。

  今回は、結城先生にも入会していただいた。

そして、先生は快く入会してくださった。
セミナーで見せる鬼気迫る態度とは裏腹に、誠に真摯であり我々現場の人間達にも気さくに声を掛けて頂くほど、親近感溢れる方である。

他の方々と同様に、末永くお付き合いしていきたいと思う。







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2014年7月27日 (日)

マッピングプロジェクション

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ディズニーランド。

  もう何年行ってないだろう。

子供達が小さい頃は、数度クルマを走らせて夏休みに行ったものだ。
子供達の大きな思い出にもなっているようだ。

  行って必ず入るのが写真スタジオ。

ここで西部のガンマンのコスプレで家族全員の写真を撮ってもらったり、カリブの海賊のコスプレで家族写真を撮ってもらったり、これ一枚で大きな思い出となり、後で振り返って見ても、その時の状況や楽しさが蘇ってくるものだ。

ディズニーシーがオープンした際にも、会社の組合の企画に仲の良い家族で誘い合い、ツアーの予定を立てていたが、その数日前に石巻矢本周辺の地震(3.11東日本大震災以前の地震)により、余震等のリスクもありそのツアーには私だけ断念して不参加になった思い出もある。

その時は、初めてのディズニーシーでのアトラクション等も楽しみにしていたが、本当に残念だった。
そして、それ以来、ディズニーランドへのツアー等や家族での入場も無い。

但し、ディズニーランドの思い出は根深いようで、最近結婚した娘も新婚旅行にはフロリダのディズニーランドにまで行ってきた。

  更に、先日は、レジの社員が私に言った。

「店長、デズニーランドに行って来て、マッピングプロジェクションに感動しました。」

と言った。

  「マッピングプロジェクション?。」

   「えっ、知らないんですかぁ〜!。」

ビルなんかに投影する動画だとはうすうす感じてはいたが、まさかシンデレラ城に投影する動画とは思わなかった。

  「すっごい綺麗でしたよぉ〜、感動しました!。」

そして、その動画をiPhoneで見せてくれた。

  “これは綺麗だ”

それも、くじ引きに当たって一番手前の席で見られたという。
最前線で、この動画を見たら絶対に感動するだろう。

思わず、彼女にその動画を転送してもらい、自分のiPhoneにも入れたほどだ(笑)。

それほど、色や動画の綺麗さとダイナミックさが連動して、涙が出たという彼女の話しも理解できる。

  “ディニーワールドもどんどん進化していくなぁ〜”

だから、相変わらずの人気なのだろう。
震災から立ち直り、更に進化を遂げていくディズニーランド。
そして、最新の技術を率先して取り入れ、既存の建物を利用して新たな技術を積上げていく。

また、大阪のUSJでは、ハリーポッターのエリアが誕生した。
これはこれで、子供達は大喜びであり、大人達にも大いに興味をそそられる内容らしい。

しかし、何故か、そんな興味も少なくなって来たのは何故だろう。

  やはり、子供達の成長だろう。

子供達の小さい時の家族の共通の話題であり、それぞれが独立しつつある今、それに皆の心が一つにはなれないからなのだと思う。

もはや子供達のそれぞれが自分の生活を確立しつつある。
再度、夫婦二人だけの世界を迎えようとしているのが現実だ。

  さて、どんな世界を築こうか(笑)。









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2014年7月26日 (土)

ワールドカップが終わって

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


少し古い話しになるが、ワールドカップが終わった。

  かなり古い話しか(笑)。

今回のワールドカップ。
日本代表が早々と姿を消し、決勝トーナメント出場を逸した瞬間から、多くの方は興味を失ったのではないか。

しかし、それを横目に、世界のスーパースター達は凌ぎを削った。
そして、予選1位通過チームが順等に勝ち上がって、評判通りの能力を発揮しながらベスト8、ベスト4、決勝と進んでいった。

ブラジルのネイマールの負傷は残念だったが、これもまた運命。
次回大会でその雪辱を果たしくくれるだろう。

  そして、MVPはアルゼンチンのメッシ。

優勝トロフィーは逸したものの、大会のMVPを獲得。
「優勝トロフィーを掲げたかった。個人表彰は何の意味もない」
とは、本人のコメントだが、その短いフレーズに彼の無念さが滲んでいた。

しかし、やっぱりメッシのプレーは他を圧倒していたと思う。
敵のバックスを一瞬にして抜き去る華麗なテクニックはまさにファンタジスタである。

  やはり今回の大会は彼の為にあった大会なのだろう。

そして早くも、今回活躍したスーパースター達の移籍話しが活発化してきた。

  ワールドカップのもう一つの目的。

それは観客達の熱い視線だけではく、選手達にとっては自国の名誉と同時に自身の身の振り方を決定付ける大会でもある。

  ワールドカップを利用して自身の商品価値を高める。

如何に自分の価値を高めて、高く売り込むか。
それは、ワールドカップが終了した時点の記憶の新しいうちに売り込むことが先決だろうし、買う方も(クラブチーム)も、より鮮度の良いうちに押さえておきたい先手必勝法でもあろう。

一番の話題は、レアル・マドリーが、モナコからコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(23)を獲得したことであろう。

  何せ、今大会の得点王である。

日本との対戦もあり、親近感の湧く存在でもある。
彼のテクニックもまた素晴らしいが、それよりも彼の加入でコロンビアのチーム全体の士気が上がったことだ。

  すばらしリーダーシップ。

それも大きな要因であろう。
また、期待の応えられなかった代表監督の去就も盛んになってきた。
我が日本の代表監督やブラジルの代表監督など、早々と時期監督が発表されている。

日本代表の新監督には、メキシコ人で元メキシコ代表監督のハビエル・アギレ氏(55)が就任。

日本サッカー協会は、「ザッケローニ監督が進めてきた主導権を取り続けるサッカーをベースにしつつ、勝負強さを植え付け、うまくいかないときにも踏ん張れるチームにしてほしい」と話すが、どうだろうか。

また新しい「アギレ」流スタイルで、監督の目指すサッカーを具現化できるプレイヤーが新顔として日本代表のユニフォームを着ることになるのだろう。

逆に言うと、今回代表入り出来なかった新人達にとっては、大いなるチャンス到来だ。

そんな視点で、今後の日本代表を見ていきたい。








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2014年7月25日 (金)

どうせやるなら

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々の世界は、やるかやらないか。

  到底出来ないことなど無い。

努力すれば出来ることばかり。
努力というよりは、やるという気概の問題か。

もう一つ、「どうせやるなら」というツッコミ。

  どうせやるなら、徹底してやる。
  どうせやるなら、そこまでやる。
  どうせやるなら、妥協せずやる。

ただ言われた通りにやるのか、どうせやるなら、妥協せず徹底してそこまでやるという姿勢。

  例えば陳列。

通常の売場の陳列ならマニュアル通りにやるが、単品量販の売場作りに関しては妥協せず「売れる売場」の作成が求められる。

  何故か?。

単品が故に、陳列次第で売れ数が全く異なるから。
それだけ、答えが見えているのであれば、妥協せずに徹底してそこまでやらなければならない。

  それで、売れ数が2倍になるか半減するか。

そこが、分岐点となるからだ。
そして、その日々の積み重ねが、結果的に月間で二桁増になるか100を割るかの格差となる。

  例えば商品化。

妥協して、箱のまま陳列するのか、それとも妥協せず、一個一個キャップにくるんで桃をバラ販売するのか。

  この違いが2倍売れるか半減するか。

サラリーマンとしてマニュアル通りに仕事をするという認識か、
商売人としてお客様に価値ある商品の提供をするという認識か。

  この自らの仕事観の持ち方の問題は大きい。

この、そこまでやるという意識は、仕事観の持ち方の問題だ。

  自分は人生の中で仕事をどう捉えるか。

その捉え方や人生観とも関連してくる。

  要は、仕事を通じてどう生きるかの人生観。

それは、就職前に身につけることなのか、それとも就職後に少しずつ身に付けていくことなのか。

  それはどちらでも良いことだと思う。

しかし、どちらかと言うと、就職後に周囲の仕事に対する認識に感化されて自らもそのような仕事観を身に付けていくほうが強い組織であると言える。

  妥協しないでやり切る組織。

あまり重くならずも、そんな意識の組織作りをしたいものだ。





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2014年7月24日 (木)

在庫を売上に変える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


利益管理表。

  原価管理部門が日々記載する帳票。

生鮮担当者ならご理解頂けると思う。
日々の売上、仕入れを記載していき、現状で売上計からと仕入れ計を差し引いて、更に期首在庫と直近の在庫の差を調整して現状の荒利額、荒利率を推測する帳票。

私は上記で、期首在庫と期末在庫を調整すると記したが、通常の利益管理表は、売上計と仕入れ計から利益計が算出され、それを売上計で割って荒利率を求める帳票になっているのが一般的である。

  その利益管理表の荒利率にもカラクリがある。

期首在庫よりも直近の在庫が減っていれば、利益管理表上の荒利率は上昇し、期首在庫よりも直近の在庫が増加していれば、利益管理表上の荒利率は低下する。

だから現状の荒利率を求めるには、直近の在庫金額を推測してでも算出し、売上計と仕入れ計から算出された荒利額を調整する必要がある。

冒頭から難しい話しをしてしまったが、要は、生鮮の利益管理表を見る場合に、期首よりも現時点の在庫が減れば目の前の利益管理表で算出された荒利率よもり実際の荒利率は低下し、期首在庫よりも現時点の在庫が増えていれば利益管理表上の荒利率よりも実際の荒利率は上昇する。

そこをわきまえて生鮮が記載している利益管理表を見ていかないと、在庫の増減で実際の荒利率がブレることになる。

  この意味からも在庫は一定のほうが安定するということだ。

在庫が増える。
いくつ売る、という計画を下に発注をして、仕入れになり、在庫になる。

  売る為に、売上を上げる為に仕入れた在庫。

生鮮であれば、仕入れた段階から鮮度劣化が始まり、それを如何に売場に陳列して又は商品化して売場に陳列して、お客様が価値を認識して購入されて初めて売上げとなる。

  要は仕入れたら即売場に出す。

鮮度の良いうちに売場に出せば、それだけ高い価値で売れることになる。

  理屈上は(笑)。

そうやって、在庫を回転させる。
その回転の早さがそのお店の売上であり、その担当者の能力であるといえる。

  能力の低い担当者は仕入れた在庫を売場に出さない。

出さないのか出せないのかは微妙だが、仕入れた段階からその在庫を捌く覚悟が必要になってくる。

  これが能力の差だといっても過言ではない。

だから、その根源は発注の段階での覚悟に行き着くのだ。
だから、発注が重要なのである。

発注といっても、定番品揃えの機械的な発注商品もあるだろう。
しかし、旬や季節、そして気温に左右される商品群の発注は、その予測能力がものをいうし、予測して仕入れたら捌く能力も持ち合わせていなければ売場に陳列出来ない。
  
  そして、それをやり切るという覚悟である。

それは、イベント時や特設売場に仕掛ける時の単品量販時の数量決定において個人個人の格差が大きく繁栄されることになる。

そして重要なのは、仕入れたら即売場に出すという行為。

  売場に出なければ売上にはならない。

これも基本中の基本である。
最悪はバックヤードで腐らたり日付切れを起こすこと。
これに至っては、我々は罪の意識を持たなければならない。

  “ドライグロサリーはまだマシだ”

そんな覚悟の担当者も能力は低い。
鮮度劣化が無い部門ほど、在庫がブレるものだ。
しかし、バックヤードスペースは一定。
そう言う意味では、グロサリーほどバックヤードでの在庫管理能力が担当者の能力測定の重要項目であると言える。

在庫を売上に変える。
それはイコール、在庫を如何に早く売場にだせるか、という裏返しでもある。






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2014年7月23日 (水)

店長としての「ワクワクドキドキ」

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ドラッガーが提唱する「ワクワクドキドキ」。

  店長に置き換えたとき、何を想定するか。

店長という職位。
その職域は広くて深い。

  その全てに「ワクワクドキドキ」を当てはめるか。

それは、不可能だ。
私とて、そう言われると、嫌な職域や不得意な職域のほうが多いと思われる。

それでは、どの領域に対して、「ワクワクドキドキ」しているか?。

  それはまさに、販売である。

何を売る、いくつ売る、どう売る。
そして、その過程で、バイヤーや部下とのコミュニケーションが発生し、お客様との接客が発生し、結果として何を得たか。

その過程が、ワクワクドキドキなのである。

  それは、私だけなのかもしれない。

他の店長は、別の領域にワクワクドキドキを感じているのかもしれない。
その部分に関しては、他店長と具体的に話しをした訳ではないので不透明であるが、先日社内の飲み会で、元同僚店長で現在は本部勤務になった人間と話す機会があった。

彼が言う。

  「売れないストレスが溜まっています(笑)」

要は、バイヤーでも無くトレーナーでもない現状、人事の仕事をしながらも、かっての店長時代の店舗一丸となってものを売り込んだ爽快感が懐かしいという。

  “やっぱりそうだったのか”

これは、店舗の店長を経験したものであれば、大なり小なり経験することであろう。

  自分の売りたいものを思いっきり売り込む。

チーフであれば自ら発注して自らの手で売ることが出来る。
しかし、店長という存在は、発注を持たないため商品仕入の権限は現実には無い。

  チーフやバイヤーを通して自らの思惑を実現することになる。

他者とのコミュニケーションが絶対に必要になる。
これを面倒と思えば、仕入れ販売の醍醐味は味わえない。

  必ず他者とのコミュニケーションを通して商品を仕入れる。

それが店長のワクワクドキドキだと思っている。

  他者を通して仕入れて他者を通して販売する過程。

私はここに尽きると思っている。
実際に仕入れても、他者が売場を作ることになる。
グロサリー商品なら、自ら陳列することも出来る。

  しかし鮮魚精肉惣菜は無理だ。

そうなると、部門チーフと打ち合わせをして自分のイメージを語り具体的に語り、相手に理解してもらうことになる。
そして、チーフはそれを自らの頭で整理して、現状の売上やお客様の買われ方を推測して現実の商品化を自らの部下に指示を出して売場作りが行なわれる。

  この過程がワクワクドキドキなのである。

店長自らの意志が、部門の全社員を通して売場に具現化される。
だから、皆でその商品を売り込む知恵を語り、協力し、売り切るという行動で一致する。

  ここに組織強化の根源があると思っている。

たかが一品であり、一売場ではあるが、皆の想いが集中する。
そして、その過程でお客様を通して結果が出る。

  “あれ美味しかったよ”

この瞬間に、ワクワクドキドキは解放されるのだ。







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2014年7月22日 (火)

仕事観を語れる強み

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、自社の若手と飲んだ。

  これから次代を担う若手である。

そんな中で、当然現在の仕事、自社の仕事、業界の仕事の話しになる。
若手は若手らしく、中堅は中堅らしく、そしてベテランはベテランらしく、自らの経験を踏まえた仕事の話しとなる。

私は私なりに、若手が現状ぶつかっている壁を直接話しを聞くことによりその壁の厚さを肌で感じることができ、若手は若手で率直にその手強さと見通しの立たなさを吐露し、中堅は中堅で若手に厳しい言葉で嗜める。

  こんな風景が少なくなってはきた。

かっては日常茶飯事に、至る所でこのような風景があり、店舗近くの居酒屋で同じ店舗の中堅グループと若手グループが鉢合わせする場面もよくあったのだが(笑)。

そして、自らの仕事やプライベート、恋人の話しなどを酔いに任せて吐き出す快感。
この快感の為に、お互いに誘い合って酒を酌み交わす。

  酒を飲みながら語り合うのが本質である。

お互いに、酒の美味しさを語り合い、それ以外は酒を飲むだけの飲み会など有り得ない。
そこの場では、必ず、酒を体に入れながら仕事に対する自らの現状であり思想でありを吐き出すことが一般的な飲み会である。

  要するに、酒に力も借りながら議論する訳である。

仕事や結婚、人生を議論するわけである。
この積み重ねが、仕事観を確立させえていくことになる。

  仕事観とは自らの思想を他者にぶつけて組み立て直すこと。

その繰り返しによって、徐々に自らの仕事観が確立されていく。
それは、酒を飲んで議論するだけではなく、その議論から見えて来た結論を再び自らの仕事にぶつけて検証することで、更に仕事観が完成されていく。

  私とて未だに完成された仕事観など確立していない。

ただ言えることは、経験と議論と検証を積み重ねて来た結果、若手よりは多少仕事観を明確に言い切るスタンスにはなっているという程度。

しかし、そうやって経験と議論と検証によって積み重ねられた仕事観を明確に持つことが、私はその人間の仕事のレベルの高さだと思っている。

それは、言葉に言い換える変えないというよりも、自らの内部にしっかりと確立され、それを態度と行動に変えられるということだ。

  更には、明確な言葉に置き換えられればベスト。

しかし、それは表現力の差もあろう。
だから、内部で確立し、態度や行動に明確に現れていることが重要なのだろうと思う。

それは、議論を重ねていくことにより、言葉以上に自らの態度に現れていくものだ。
そして私は、自らの仕事観を明確に語れることが、その人間の仕事に対する強みであると思っている。

それは、若いながらもいろいろな経験と検証を積み重ねて来た結果であり、それは本質から外れていないものだからである。

  そんな若手と議論する楽しみ。

それもまた我々世代の役割であり使命であると言えるだろう。








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2014年7月21日 (月)

鮮魚に光明

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


6月末に、鮮魚チーフに言った台詞。

  「来月は売上昨対を越えるぞ。」

6月の段階で、次月度の売上見通しを立てていたが、鮮魚の日々の昨年売上げを見ていると、7月度の売上金額が現状で推移にプラスで努力すれば何とかいける数値であったのだ。

よって、近くにいた鮮魚チーフにハッパをかけた(笑)。

  「一日1000円売っていれば昨対クリアできたのに。」

そんな後悔をせぬように、当初からどんどん売場を仕掛けることを強要したわけだ(笑)。
そして、好都合なことに生まぐろの相場が下落し、週末を中心とした生まぐろの徹底した単品量販の実施により、売上ウェイトナンバーワンのまぐろの数値を押し上げることができた。

  更に、私は、鰻の予約販売の強化を図る。

今年の丑の日は7月29日(火)。
昨年よりも約一週間も遅い。
だから、予約販売の金額も一週間程前倒しで打ち込み金額が入金されている。

  “今年は予約活動で先手を打とう”

うなぎの予約活動で先手を打てば、7月当初から鮮魚の売上を昨年並みに維持できる。
更に20日以降であれば、うなぎの売上をプラスに転じることができる。

  全ては、5月の苦い反省からだ。

「店長、あと3万円足りませんでした(泣)。」

  3万を日販に直すと、1000円。

日々1000円をプラスする努力。
それは、後から考えれば頭で整理がつくが、そのつどそのつどでは頭の整理がつかない。

  なぜか。

全体の目標が不透明だから。

  絶対に今月は売上昨対100を達成する。

そういう強い意志がスタート時点から持たない限り、日々の行動や努力には直結しない。

また、中国産うなぎの相場が下がって来たことも大きな要因となろう。

  140g 1尾1000円を割る販売価格。

更に安く売れるかもしれない。
1p単価が1000円前後で、安いと思わせる商品はザラには無い。
梅雨明け間近のこの時期に、鰻の相場安は鮮魚にとっては最大のチャンス到来である。

  “絶対に鰻で昨年を越す”

そんな想いが胸から込み上げてくる。

いよいよ、土用の丑の日まで約一週間。
鮮魚の売上、そして店舗の売上を左右する丑の日商戦の開幕だ。






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2014年7月20日 (日)

子育て主婦の願望

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「ガイアの夜明け」。

  子育て主婦の就業意欲には驚かされた。

こんなにも、就業意欲があるのか!。

それだけ、仕事の楽しさを知って、これからが本当に仕事を楽しむ為にシーダーシップを発揮する立場になろうとしている矢先に、未来を共にする男性と結婚して子供を授かる。

しかし、ある程度子育ての一番のピークを過ぎようとする頃に、再び就業願望が芽生えてくる。

  そこで問題になるのが子供の世話。

当然、子供の世話は夫婦で育てていくのだが、実際に子育て中の女性がフルワークで働こうとすると問題になるのが、子供の学校への送り迎えや病気になった時の世話。
親世代と同居したり近くに住んでいるという条件が揃わない限り、小学校入学以前にフルワークを選択するという条件は揃わないだろう。

そんな条件から、我が小売業界にも、その世代の主婦の就業は極めて少ない。
親と同居という条件が揃ってやっと、以前小売で働いていた経験を武器に働きたいという方以外は、なかなか働き先として選択してくれないのが現状だ。

ガイアの夜明けでは、そんな就業願望のある主婦たちが、相互互助的に子供を預けたり、見たりするサイトを運営して、自主的に1時間あたり500円でお子様を見ますよというネットワークが放映されていた。

昭和の前半以前の日本では当たり前の地域のコミュニティ。
しかし今のそのコミュニティはある一部の地域でしか機能しなくなっている。

そして、それに変わるコミュニティがネットで交流され始めた。

  現代には現代流の地域交流が生まれるものだ。

そして、そのサイトを開設して働く女性を支援する女性、そのサイトを利用して積極的に外に出て就業する女性。
更には、そのサイトを支援する企業。

いろいろな形で、働く女性をより多く支援して、社会貢献の場を広げようとする気運が高まっているようである。

我々小売業も、子育て中の女性を如何に取り込めるかが大きな課題。
特に、生産性という数値効果を考えても、より長く同じ職場で経験を積んで頂いて、一人の従業員がより能力を発揮できる環境作りが必須である。

就業して1年以内の従業員3名なら、ベテラン従業員2名の方が圧倒的に後者のほうが生産性は高まる。

  だから継続して勤務して頂ける条件が必要なのである。

他の業界よりも仕事は単純かもしれないが、それでも工場と違い、日々のお客様動向や四季の変化に敏感に変化する買物行動に合わせて売場を作っていく我々の仕事は、労働集約型と言える。

  人の能力に負うことが多い産業ではある。

だから、より経験を必要とし、その経験豊富な人材の保有が企業の力と言える産業界で働いているのである。

  人材の獲得が企業の繁栄を大きく左右する業界。

それが、この業界である。
如何に、若い主婦層を早めに取り込んで、熟練度合いを高めて40代、50代と長く就業して頂きたい。

それが出来る企業体質が、その企業の未来を決めるのだと思われる。
そして、それが出来るかどうかの競争の世界が間近に迫っているのだろう。

そうでなければ、50代後半の就業者の多い企業は間違いなく、将来的に廃業を迫られる事態を迎えることになるだろう。

30代の主婦層が働ける環境作りとやりがい作り。

  その競争の時代である。






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2014年7月19日 (土)

関連販売の効果

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年上期の店舗政策である「関連販売」。

  特に、青果との関連販売の強化。

3月から6月まで、キャベツとクックドゥの回鍋肉、茄子と丸美屋の麻婆茄子、ピーマンと青椒肉絲、更に、もやし大根を初め、食品の簡便調味料を利用してのコラボ販売。

  やってみるものである。

今年度当初にバイヤーと連絡を取り合って、自店の計画を伝えたところ、バイヤーの思惑も重なって同様の計画を立てているとのことだった。

  “この計画に乗ろう”

そこで、青果、グロサリーの担当者と打ち合わせをして、入口付近の特設コーナーで展開することとした。

  やっぱり商品と販売が一致すると強い。

これが本来の小売の姿であり原点であると感じた。

  仕入れ担当者の思惑を現場が具現化する。

そこに、商品の強みを遺憾なく発揮出来る強みが生まれる。
更に、商品担当者と販売担当者との信頼関係も密接となる。

  そこに組織社会の醍醐味もあるというものだ。

そして、それと同時に、販売面でのメリットも多大である。
このように、青果のキャベツや茄子、ピーマンとのセットでグロサリーの食品類を販売すると、異常値とも思える程の販売効果を得られるのである。
店舗の売上順位では中盤の位置にある当店の該当商品の販売点数は、全社で1位〜2位の位置づけとなる。

  いかにセット販売に効果があるか。

このセット販売での特徴は、青果の野菜に関しての販売効果よりもグロサリーの該当商品の販売効果の方が圧倒的に高いということ。

但し、これが鮮魚や精肉の商品となると、生鮮品とグロリー商品は同等の販売効果となる。

  特に、鮮魚の販売効果はセット販売で高くなる。

ここに今後の方向性が隠されているのではないだろうか。

  もしかすると生鮮を利用して食品を売り込む時代かもしれない。

いや、そういう時代がきているのかもしれない。
従来であれば、生鮮食材を売り込む為にグロサリー商材を利用する時代であったが、ここまで食品管理が徹底し、消費者の意識も管理食材指向が強まっていくと、生鮮商品とグロサリー食材の逆転現象が発生していくことになるだろう。

それを仕組み化するとすれば、店舗レイアウトを変更しなければならない。
変更しないとすれば、店長主導か商品部主導でセット販売への取り組みを毎回毎回検討しなければならない。

スーパーマーケットとしての品揃えを変えずにその強みを武器にしていく時代が続くとすれば、その組み合せを考慮した店舗レイアウトに着手すべき時代になってきているのだろう。





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2014年7月18日 (金)

墓参り2014

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先週の日曜日。

  年に1度の墓参りをしてきた。

毎年、7月の恒例行事となっている。
以前にもこのブログでも記したが、実家と新潟の2つのお墓。
新潟は、私の祖先が越して来た元である。

北関東から東北まで高速で乗り、その後、磐越道で新潟へ渡るというその往復により、一日の走行距離は700キロを越す。

車にガソリンを満タンにいれても足りない距離となる。
それを、ほぼ一人で運転するのだから、相当な疲労ではある。

  しかし、ご先祖様と一体となった満足感。

これがあるから、毎年続けられるのも事実だろう。

  今年も、“守られているなぁ〜”と実感した。

毎年の事だが、この時期は梅雨時。
いつ雨が降ったり台風が来たりしてもおかしくない。
しかし、毎年墓参りの時だけは好天に恵まれる。
好天というよりは、その時だけ、好天に変わるのだ。

今年もそうだった。
台風8号が発生し、土日に微妙に絡みそうな予報だったが、台風は比較的早めに通過し、逆に日曜日は雨の予報に切り替わった。

私が東北や新潟の墓参りをしている時も、雲行きは怪しくなって来たが、それでもなんとかもっていた。

そして、墓参りが終わり、車を走らせるとどうだ。

  本降りの雨に切り替わる。

東北から新潟に渡り、新潟でも走行中は小雨がフロントガラスを打った。
しかし墓参りが始まると、雨は止み、終わって車を走らせると本降りとなる。

  “守られている”

射すような日差しでもなく、梅雨時の雨も降らず、快適な墓参りと墓掃除に適した天候。

  そんな条件を用意してくれる。

それも含めての感謝に手を合わせる。

今年は通年よりも早めに墓参りが終わったため、ご褒美としていつもの場所で食事をしてから、車で30分ほどの弥彦方面に行った。

  巻町から弥彦までの海岸線は絶景である。

但し本降りの雨ではあったが(笑)。
そして、最後はスーパーに寄って、新潟のお土産買い。

通年であれば、巻町のスーパー「SHIMIZU」で買物をするのであるが、今年は別のスーパーに寄ってみた。

前出のスーパー「SHIMIZU」の品揃えが地元新潟を色濃く打ち出した品揃えで面白く、楽しい買物ができたのだが、今回はチェーンストアとしてしっかりしているが、その分品揃えは堅実で、地元を感じさせる品揃えが少なかったのが残念だった。

そうして、朝5時に家を出て、ようやく夜の8時に帰宅したのであった。







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2014年7月17日 (木)

早くも本能寺の変

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の日曜日。

  NHKの大河ドラマ「黒田官兵衛」。

織田信長の最後、本能寺の変が放映された。

  “えっ、もう本能寺の変なの!”

本能寺の変とは、織田信長が家臣である明智光秀の謀反により、京都の本能寺で自害した事件である。

織田信長にとっては最後の場面であり、本能寺の変は、織田信長を主人公にしたドラマ等では、最後の最後に登場する場面であり物語の華として語られる事が多い。

  織田信長の性格や生き方の集大成としての本能寺の変。

幼少のころから「うつけもの」と呼ばれ、その行動が人の理解に苦しむ性格から、家臣たちも好き嫌いが明確で、それまでもいろいろな謀反が起こって来たが、本能寺の変で数十人の手勢で宿泊中に、側近でもある明智光秀に謀反を起こされ攻められたのだから、これが最後となった。

  明智光秀が、なぜ謀反を起こしたのか?。

これには、多くの謎が残されている。
そして、未だに定説が無いようだ。
よって、描かれるドラマによっていろいろな見方がされているようだが、下克上の時代である、主君の隙をついて自分が天下を獲るタイミングが到来したと思ったら即行動する気運が高まっていた世相ではあったのだろう。

そして、私的には、この本能寺の変を以てこれらのドラマは終焉するものだという条件反射が揃っているのだ。

だから、本能寺の変を迎えると、そこでこのドラマは終わったという錯覚を覚える。

  しかし、このドラマの主人公は黒田官兵衛。

このドラマでは、本能寺の変を数日後に知った黒田官兵衛が、官兵衛の主君である羽柴秀吉に告げる場面がある。

織田信長という主君を失った羽柴秀吉は、一瞬狼狽えるが、その主君に対して黒田官兵衛が言った言葉。

  「秀吉様の時代が来たのですよ!。」

起きてしまった事件は取り返しがつかない。
それを、どう自分達に置き換えて、より良く捉え直して最善を尽くすか。

  その状況を一言で語ったのが上記の台詞だろう。

その言葉から、中国征伐から毛利氏と和平を結び、機敏にも大軍を率いて引き返して明智光秀を山崎の戦いで討つことになる。

  このスピードが他の家臣との大きな差となった。

臨機応変にスピードをもって自らの行動を変える。
乱世の時代のあの場面であるから成功した事例であろう。
しかし、全ては、黒田官兵衛が羽柴秀吉に言った言葉。

  「時代が来たのですよ。」

状況状況を見極め、自分にとって、どうより良く捉えるか。

  これが、どの世にも通ずる生き方ではないだろうか。




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2014年7月16日 (水)

左脳と右脳

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、Facebookで、誰かがシェアした面白い記事に出くわした。

  「10秒で判断、あなたの物事の捉え方」
   http://grapee.jp/6957

そんな内容だったと思う。

皆さんもご存知の通り、脳には「左脳」と「右脳」がある。

  「左脳」は、論理的に物事を捉える部分。
  「右脳」は、感覚的に物事を捉える部分。

それも、大方の人はご存知の筈だ。
しかし、それを、自分はどう活かしているのかは分からない。

  それを10秒で簡単に判断できるというものだ。

なにか心が惹かれたので、私もやってみた。
チェック方法は至極簡単である。

情報のインプットに際して、どちらの脳を活用しているかの判断は、

  指組みをしてみる。

自分が普段から指を組んだ時に、左親指が下に組まれた場合はインプットに際して「左脳」を活用している人、逆に右親指が下に組まれた場合はインプットに際して「右脳」を活用している人だそうだ。

これは、情報を「右脳」で論理的に捉えるのか、「左脳」で直感的に捉えるのかの差だという。

更に、情報処理をしてアウトプットする場合に、どちらの脳を活用しているかの判断は、

  腕組みをしてみる。

自分が普段から腕を組んだ時に、左腕が下に組まれた場合はアウトプットに際して「左脳」を活用している人、逆に右腕が下に組まれた場合はアウトプットに際して「右脳」を活用している人だそうだ。

この組み合せで、インプット・アウトプットの順に利き脳を記載して、

「ささ男」「ささ女」「さう男」「さう女」「うさ男」「うさ女」「うう男」「うう女」の区分けが出来るらしい。

  この区分けで、私は「さう男」に区分けされた。

情報を論理的にインプットし、感覚的に処理するタイプらしい(笑)。
しかし私は、この「さう男」のタイプはある程度予想していたタイプだ。

  なぜか?。

店長として、ある程度意識してこのタイプを装っているからだ。
あらゆる情報や出来事、事象に関しては、当然ながら論理的に処理をし、論理的に自分の中で処理をしているつもりだ。

それは、仕事人として当然だとも思っている。

  しかし、アウトプットに関しては感覚を重視している。

それは、相手に伝わるということは感覚的な問題だと思っているかだ。
そして、それは私という個人の特性と相まって成り立っているインプットとアウトプットの流れという相性もあるのだろう。

  これが、立場が変わり人間が変わったら。

そこに、上記のようなタイプにいろいろと分かれているのだろう。
これがもし、私がバイヤーだったら、副店長だったら、等々いろいろと職位が変われば、そのタイプも変化させなければならないのだろうと思う。

しかし、今現在、自分が店長として、そして私のタイプとして「さう男」のタイプは、意図的に考えても正しいタイプだと思えるのである。

  是非、皆さんもトライしてみて下さい(笑)。










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2014年7月15日 (火)

組織から自分を抜いて考える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


組織の中の自分。

  店長を頂点とした店舗内組織図。

普段は、自らが店長として、店舗内でいろいろな組織図を考える。

  その中での自分の役割。

店長として、販売管理は?、利益管理は?、人員管理は?、接客向上は?、鮮度管理は?、設備管理は?、等々の管理場面。

  常に店長としての自分が中心の組織構成。

店長として、組織のリーダーとして、組織運営をどうリードしていくか。
その為に、自分がどう先頭に立ち、どう新規プロジェクトを開発していくか。

  そこには必ず自分が中心に回っている。

あたらなプロジェクトを推進していくには、絶対に必要な組織論であり、組織図である。

  しかし、その定着を図る上で大切なことは。

自分をその組織図から外して考えることだ。
いつまでのその組織図の真ん中に立っていたのでは、自分がいなくなってからそのプロジェクトは止まってしまう。

  いつまでも回り続ける組織図。

その中心に店長というリーダーが立ち続けることは、回らない組織図の典型であると言えよう。

  いつ、自分が抜けるか。

この視点が大切なのではないか。

  自分がいなくても回る組織図。

そう考えると、その役割を周囲にどう振るか。

  副店長なのか、レジチーフなのか、部門チーフなのか。
  はたまた、優秀なパートさんやアルバイトなのか(笑)。

自分を抜いて、今の組織図を回していく。
とは言っても、意外に店長という自分がいなくても、日々の運営は回っているのが現実なのだ。

  そう言われて愕然とする方もいるだろう。

しかし、意外に現実。
数日間店長がいなくても、店舗は運営されるのである。
もしかすると、ずっといなくても回るのかもしれない(笑)。

本部機能という、縦割り組織がしっかり出来上がり、レジ清算機能も店舗設備保全機能も整った企業であれば、店長という存在が不在でも、店舗運営は回っていくようにできている。

  それを前提に、店長の存在価値とは?。

それは、より高いレベルで売場の維持が運営される高低の度合いだろう。

  “やっぱりあの店長のお店は違う”

そういうレベルを維持できるかどうか。
その為に、自分の存在を不在にした時に、どれほどまでに高い運営レベルを保てるのか。

店長の本来の力量とは、このような組織運営能力ではないだろうか。






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2014年7月14日 (月)

祝・6000コメント

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ブログを初めて、約6年。

  ほぼ毎日更新している。

よって、現在のブログ記事は2300ちょい。
そして、私のブログの管理画面には、コメント数も表記される。

  コメント数はなんと5979(7月9日現在)。

おそらく、この記事がアップされる7月14日には、6000を越えているだろう。
平均すると、1記事に対して、3つのコメントを頂いたことになる。

とは言っても、半分は私のコメントであるから、一日1コメント以上を頂き、私も1コメント以上返したことになる。

dadamaさんやかわらいさんという、毎日更新される記事に対して1コメント以上を頂く方が毎日存在するだけで、このような数値になるのだろう。
更に、それ以外の方々も多くコメントを寄せられている。

  本当に、ありがたいことです。

そんなブログ仲間の方々との交流も盛んになり、いつしか「てっちゃん会」なる会も発足し、Facebookとともに現在に至っている。

コメントを頂くということに関しては、その勇気を大いに評価したいと考えている。

  大いに評価してやりたい

なんか上から目線のような言い方になってしまったが、記事に対してのコメントとは勇気と活力がいるのである。

  私の以前はコメントを載せたことがあるから。

まずは、見ず知らずの相手にではあるが、突然コメントをいれるという行為自体に「ハラハラドキドキ」の勇気と決断を要するものだ。

更に、どんなコメントを書こうか、こんなことを書いたら相手が傷つかないか、相手が怒らないか、相手が無視しないか、といった不安である。

しかし、逆に言うと、そんな勇気を振り絞ったコメントに対して、どんな答えが帰ってくるかという楽しみのひとしおである。
そんなダイレクトがリアクションと満足感もまた、コメントを入れた人間の醍醐味でもある。

そんなお互いの対応も、6000回という区切りを迎える。
私は、何よりも、私の記事数以上にコメント数(私も含めた)の数が多いことが嬉しいし、誇りとも思っている。

  参加して頂いている。

そんな共有感とでも言おうか。
皆で作り上げていくという共有感。
このよなブログの世界は、どちらかと言うと一方通行。
それはそれで、単なる一人の人間の日記であるから、コメントを要求する方がおかしいのだが、それでも、孤独なスーパーの店長の独り言を誰かに聞いてほしい、共感してほしいとの願いから始めたブログである。

この願いがいつしか、少しづつでも広がりを見せ、拡大しつつあることの実感を味わっている。

このブログ自体も、いつまで続くのだろうか。
店長日記と謳っている訳だから、店長で無くなった時にどうなるのだろうかという不安を残しつつ、是非とも、いろいろな方からのコメントをお待ちしております。

書き込んだことから、いろいろな広がりが出来てくることだけは事実です(笑)。








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2014年7月13日 (日)

にゃんにゃんの卒業

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


毎週月曜日の「テラスハウス」。

  スタート当初から見ている番組。

以前にも、このブログでも取り上げた。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-49cb.html

そして、録画していたテラスハウスを見ていた。
画面が島一平のテラスハウスからの卒業の話題になった。

  テラスハウスを卒業するとはここから出ていくこと。

そうやって、何人もの住人がこのテラスハウスを「卒業」と称して出て行った。
それだけ、このテラスハウスとは、自分自身にとって体験と学びの場であり、ある程度の自信を確信を得て再度自分への挑戦の為にここから出て行き、一人立ちしていくという内容にもなっている。

この島一平の卒業の場面になった時に、女房がぽつりと言った。

  「にゃんにゃんも我が家を卒業したのかな?」

実は、これに先立つ二日前に、我が家で飼っている猫の「にゃんにゃん」が脱走したのだ(笑)。

ちょっとした隙に「にゃんにゃん」が外に出た。
それを捕まえようとした女房の腕を強引にすり抜け、勢い良く脱走していったと聞いた。

  思えば、約7年前であろうか。

数匹の猫が庭に遊びにきていて、その中の子猫の中でも、一番臆病そうなメス猫がいた。

庭で遊んでやっているうちに、可愛くなり、また怪我をしていたので動物病院へ連れて行ったりしていた過程で、家で飼うようになっていった。

  元々は、野生だった「にゃんにゃん」。

猫はいつしか自然への回帰を自分からしていくと聞く。
飼い猫として7年間可愛がってきたが、常に寂しそうにして外を眺めていたのも事実。

  “自然へ戻りたいのかな”

そう思う時もあった。
しかし、外に出る機会があったにも関わらず、敢えて外に出ない「にゃんにゃん」はもはや野生には帰りたくないのだと思い込んでいたのだ。

しかし、今回、ちょっとした隙に脱走してしまった。

  女房が一番落胆していた。

自分のせいで、という責任感もあるだろう。
更には、今まで世話をしながら可愛がってきた事実もあるだろう。
そして、野生の中で生きていけるのかという心配。

しかし、私は想う。

  野生に戻れる幸せ。

この幸せの瞬間を、「にゃんにゃん」は味わいたかったのだろうと。
そして、その夢を実現できたことが、にゃんにゃんの最大の幸せだったのだろうと。

  そうして、にゃんにゃんもまたこの家から卒業していった。



ps
そうしたら、翌日の夜に、にゃんにゃんは舞い戻ってきました(笑)。
なんとなく、元気の無い姿で。
野生の厳しさを知ったのでしょうか(笑)。







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2014年7月12日 (土)

外国産への誤解

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


外国産の農産物に対する不安。

  “やっぱり国産が一番安心だ”

誰でもそう感じている。
それは来店されるお客様ほどそんなイメージを抱き、多少割高でも国産の農産物を購入されていく。

当然、私もそう思っていた。

  “外国産はどんな製法かわからない”
  “外国産は何を使っているかわからない”
  “外国産は誰が造っているかわからない”

要は、生産者の顔が見えないという事実と、日本の基準に沿った安心安全な製法には到底及ばない商品ではないかという錯覚から来ているのだろう。

私の友人でFacebookの仲間がいる。

  中国で農産物を生産している人間だ。

彼が言うには、中国の生産管理は日本より優れていると言う。
逆に、道の駅等に朝獲りで出荷される農産物等に疑問を持つ。

そして、これだけ安全で低コストな農産物を提供できるのは中国産だけであり、中国産の強みでもあるという。

更に、現実の今の日本にとって、中国産の農産物が提供出来なくなったら大きな問題であるとも言う。

それだけ、現状は中国産の農産物に頼られている。

  特に、外食産業は中国産の農産物を多用している。

しかし、中国との国家的な関係悪化とともに、中国産の農産物に対する偏見を煽ってきたマスコミの存在にも嘆いていた。

そう言えば、以前バイヤーから聞いた話しでは、中国産の鰻の養殖場はしっかり管理されていて、安全性では日本の養殖場を凌ぐのではないかという内容を聞いたこともある。

外国産、とりわけ中国産に関しては、いろいろとその被害が伝わってくるが、ごく一部の極端な被害のみを誇張された形で伝えられた事実のみを現実と錯覚しているのかもしれない。

われわれ最終の小売業として、事実をしっかり認識しなければならない。

  どこまでが事実でどこからが風評なのか?。

不安なものや事実を確認出来ないものに関しては慎重になるべきだが、安全が確認されている商品や生産者に関しては、その安全性をもっと積極的にアピールしていくべきではないか。

  その最先端に位置するのも、我々小売業である。

ただ、それとは次元の違うスタンスで、地産地消も図っていかなければならないと思う。
それは、地域に根ざした小売業として、地域全般を活性化するという使命もあるからだ。
そんなバランス感覚の中で、外国産、中国産をどう活用していくか。

イメージや風評をぬぐい去って、事実を見極める目を持ちたいものだ。





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2014年7月11日 (金)

組織力を高める

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


昨日は、上昇スパイラルについて記した。

  本日は、組織力について。

スーパーマーケットの組織力とはどういうことだろう。

  それは、店舗という一個の固まりの強さである。

一個の固まりの強さ?。

  そう、店舗とは一個の固まりだ。

我々業界の人間から見れば、店舗には鮮魚、精肉、青果他諸々の部門があり、品揃えがあり、マネジメントがあって、業績が積上げられていく。

しかしお客様から見た店舗とは、食事の買物を一カ所で済ませる為の場所である。
だから、どのように部門が区分けされようが関係無い。

  重要なのは食材の購入に満足がいくかどうか。

内部構成がどうだろうが、どんな縦割りだろうが、関係無い。

  そのタイミングに必要な食材が明確に展開されてる。

お客様は、単品を購入する目的で店舗へ向かう訳ではない。
もちろん、家から近いから購入した商品が鮮度落ちせずに家の冷蔵庫まで持ち運びできる距離という選択肢は重要ではある。
しかし、数日間のメニューに対しての単品の購入が主な目的であり、付随して心を動かされる売場や提案に対して衝動買いを起こしてしまう場合も多少はあるだろう。

  衝動買いの確立を高めようとする売場作りも重要だ。

しかし、大切なのは、店舗として一貫した提案がお客様の安心感に繋がり、次回への買物心理へも繋がる。

そんな買いやすい売場造りをマネジメントできるかどうかの要が店長の存在である。

だから、スーパーマーケットとしての力は店舗であり、スーパーマーケットは店長のマネジメント力で利益を生むのである。

スーパーマーケットという企業内では、いろいろな役割が存在して、店舗という存在とその中での品揃えとその日の売場が出来上がる。

  開発、企画、商品、人事、部門、財務、営業その他諸々。

それらは、全て店舗という個に集約される。
そして、その個にお客様は価値を見出し来店される。

  そこに店長は全ての面に携わってマネジメントする。

マネジメントというと、何かしら「管理」や「遵守」という堅いイメージが付きまとうが、私はそうは思わない。

  マネジメントとはどう戦うかの選択である。

店舗内のあらゆる武器を駆使して、店長は自分の頭をフルに活用して、各部の強みを引出し、従業員の強みを引出し、自社内のシステムを引き出して、競合店と戦い、お客様に最大限の満足を引出し、それを売上であり荒利に転換する。

  そのトップマネジメントが店長の役割である。

それが、店舗での組織力の強化に繋がっていくのである。

  明確な店長のリーダーシップと、方針説明。

そこに、部下達は安心して従い、自らの強みを発揮し、その集合体としての店舗に貢献する。
その一連の流れの中で、店舗は磨かれ、競争力を増し、組織として強化されていく。

  それら全ての流れをマネジメントと言うのである。

マネジメント=管理。

そんな古い話しは、これからのスーパーマーケットでは何の役にも立たないと思われる。







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2014年7月10日 (木)

上昇スパイラル

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


企業はどのようにして上昇スパイラルを登っていくのだろう。

  企業が発展していく仕組みとは?。

それには、業績を左右する要素を3つに分けなければならない。

  一つは、人材。
  二つは、使命。
  三つは、利益。

この三つをスパイラル的に拡大させていくことだ。

人材とは、企業を構成する従業員。
特にスーパーマーケットとは、店舗の従業員の働きによって、店舗で利益が創造される。

社長の力、設計者の力、組織の力というよりは、一店舗一店舗の地域顧客の創造によって業績が作られ、利益が創造されていく。

だから、店舗毎の従業員の能力開発が大いに業績を左右するものだ。
その従業員が企業としての使命を果たすことが大切である。

使命とは、企業が目指すお客様への価値提供。
その価値を従業員が理解し、提供する価値を確実にお客様に伝え、顧客満足を得ること。
それにより、お客様がその代償として商品を購入し、企業は利益を得る。

その利益をどう有効活用するか。
一部は投資に回り、一部は給与に回り、一部は株主に回る。

その中の投資として、従業員の能力開発への投資が、更なる従業員育成を果たし、更なる上昇スパイラルへと階段を登っていく過程が、上昇スパイラルである。

  しかしここで注意しなければならない重要なこと。

能力開発を個人に焦点を充てるだけでは片手落ち。

  個人と組織の能力開発があるということだ。

個人の能力開発は分かりやすい。
一人一人の能力を体系立てて、時系列に、入社時から3年目、チーフ時、副店長時、店長時、等のように能力や職位に合わせて研修なりOJTなりの枠組みで捉えて教育スケジュールを立てていけば良いだろう。

  しかし、組織の能力開発とは?。

残念ながら、この概念を持つ企業を少ない(と思われる)。

  組織の能力開発。

我々、店舗(現場)の従業員は、店舗という組織で仕事をしている。

  決して店舗内で個人商店を開いている訳ではない(笑)。

店舗という一個の対象としてお客様満足を果たしていかなければならない。
そして、一個の店舗として競合店と戦っていかなければならない。

そこに、店舗という組織の能力開発を通して、組織強化を図っていかなければならないのだ。

  この概念が大切なのである。

この部分を組織内で共通認識を持ち、組織強化という具体策を施していける体質が必要なのである。










  

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2014年7月 9日 (水)

100歳まで生きる秘訣?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、出社途中のラジオから興味ある話題が出てきた。

  100歳まで生きる秘訣とは?。

まだまだ50代の私は、100歳などとは思いもかけていないが、それだけ長生きできるということは、体にストレス無く日々を送っているのだろうと錯覚してしまう。

  食事、運動、思考、環境等の自分を取り巻く世界。

それらが、長生きを可能にしているのだろうと思っていた。
しかし、これがどうやら間違いであることに気づかされたのである(笑)。

そして、この話題に興味を持った私は、更にネットで調べてみた。
そうすると、以下の秘訣が載っていたのである。

1、雑誌を逆さまにして読む。
あえて脳にストレスを与えて脳と体を鍛える方法。利き手ではない手を使うとかわざと嫌いな音楽を聴くのもGOOD。

2、赤いものを食べる。
ビタミンCの豊富な赤トウガラシ、リコピンが豊富なトマトなど赤いものは体に良い。

3、公衆トイレを使う時は、手洗いを必ず行なう。
細菌が溢れているトイレ、水道の蛇口やドアの取っ手にも要注意。なるべく人が触っていなさそうなところを触るべし。

4、バナナを食べる。
カリウムが豊富で血圧を下げてくれる。

5、一日一杯の紅茶。
ストレスホルモンの分泌を抑え心臓病のリスクを減らす。

6、早めの就寝。
睡眠時間を1時間増やすだけで血圧が下がると判断。

7、毎日フロスをする。
お口に溜まった細菌は万病の元、その日の汚れはその日のうちに落とす。

8、家の中は綺麗に保つ。
そうじはもちろんだが、日々の暮らしをきちんとしておくのが大切。出したものは元の場所にしまう、何に幾ら使ったのか把握するなど毎日をきちんと丁寧に生きよ。

9、楽観主義はNG。
いつも最悪の事態を考えていると実際悲劇に襲われやすい。

10、毎日歩く。
短い散歩でも脳を活性化し記憶力の低下を予防。

11、食べる量を減らす。
動物実験でも食べ物を1/3減らすと長生きすることが証明されている。

12、健康的な人たちと過ごす。
類は友を呼ぶという言葉どおり、肥満の友人がいると太りやすいという研究結果あり。

13、たまねぎをたっぷり食べる。
ケルセチンの抗酸化作用によって体内で有害な酵素が発生するのを抑えてくれる。直腸結腸がんや喉頭がん、卵巣がんの予防や免疫力アップに効果あり。

14、週に2回はセックスをする。
週に2日以上セックスしている人はそうでない人に比べ早死にするリスクが50%も減るという。

15、毎日忘れる。
頭がパンクする前に不要な情報はあえて忘れる。

16、太陽の光を浴びる。
年をとると体がビタミンDを吸収しにくくなる。年をとってからこそ積極的に外に出て日の光を浴びるべし。

17、楽観主義もよくない。
悲観主義もNGだが楽観的すぎてもダメ。陽気で明るい子どもは早死にしやすいというデータがあり、あまりにも楽観的だと健康に注意を払わないことが原因とみられる。

18、とにかく笑う。
笑うことで気持ちをハッピーにする物質が分泌される。うそでもいいので笑って生きよう。

19、試練の多い仕事。
ストレスのない仕事の方が長生きできそうだが、多少つらかったり忙しい仕事の方が長寿につながるらしい。

20、うそをつかない。
うそをつくとストレスホルモンが分泌される。うそをつくのをやめたら健康になったとのデータあり。

21、丘の上に住む。
米国内で長寿の人が多く住むエリアの7割が山間部。伊サルデーニャ地方の山あいの町 Ovoddaでは多くの住民が100歳以上である。

22、良好な親子関係。
親との仲が悪い人の90%が中年になると高血圧、深酒、心臓病を患うとのデータあり。良好な親子関係を築いている人の方が健康的らしい。

23、夫婦喧嘩は派手にやる。
自分の気持ちを抑えている人は早死にする確率が25%アップする。

24、冬に月曜日の朝はベッドでゆっくり。
夏より冬の方が死亡率が25%高く、仕事始めの月曜日の死亡率も高いことから、冬の月曜日はできる限りゆっくり過ごすべき。

25、子供を持つべし。
子どもがいない人よりいる人の方が長生きすると先日お伝えしたばかり。

意外な部分まで詳細に記されている。
健康面、精神面、仕事面、プライベート面と多岐に渡る項目である。

ここで言えるのは、とにかく外に向かって生きるということだ。
特に、人と積極的に関わり、表情豊かにストレスを溜めず、風通しが良く空気の良い世界に生き、家族と笑顔で過ごすという生き方。

  夫婦喧嘩は派手に。

この言葉に大いに救われたのでした(笑)。





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2014年7月 8日 (火)

自分を支えてくれるもの

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々は、組織社会の中で生きている。

  人間集団の組織の中で仕事をしている。

新入社員に始まり、数年して主任になり、チーフ、副店長になり、店長となっていく。

  昇格する度に、部下の数は増えていく。

店舗で言うと、50人から100人程度の従業員のトップに立つのが店長であろう。

  しかし、・・・ 。

店長は、100人の部下に支えられているのだろうか?。

  答えは、否。

確かに、部下は100人存在する。
しかし、100人の部下と言えども、その100人が更に組織化されて上司と部下の関係を構築している。

店長の下には、部門チーフが存在する(副店長も存在するが)。
そして、部門チーフの下には社員とパートさん達が存在している。
更にその下には、アルバイトが存在するかもしれない。

しかし、その100人に均等に支えられているのか?。

  その答えも、否だ。

そこに組織社会の難しさが潜んでいるのだ。

店長は、パートさんに支えられたチーフによって支えられているのである。
だから、ピラミッドの形になっているのである。

よって店長の仕事は、まずはチーフの土台となるパートさんの採用と安定が第一。
そして、心のあるべき姿を得たチーフの育成が第二となる。

  店長を支える支点は数人のチーフのみである。

だから、部下の数の多くても、不安定なのである。
店長を支える接点は、チーフという数人の部下だけ。
そのチーフを支えるパートさんが安定して初めてチーフが安定し、その後に店長の安定が待っている。

  そう考えると、パートさんの安定が足腰の安定。

そして、それがチーフの安定にも繋がる。

更に言うと、自分とチーフの関係は、どこまでも付いて回るのだ。

  それは自分の成長と伴にチーフも成長するから。

時にチーフは自分を越える場合もあるだろうし、下の担当者がチーフに代わって自分を役割となることもある。

  店長とチーフの関係はある程度一定期間変わらない。

自分が従えてきたチーフ達が、自分の成長を後押ししてくれ、更には支えてくれる立場として永続的に存在するからだ。

店長から出世していく過程で、自分を支えてくれる優秀な部下はどこまでも自分の下に位置して自分を支え続けてくれる存在となっていくのである。

  言っていることが分かって頂けるであろうか。

自分が店長なら部下はチーフ。
自分がマネージャーなら部下は店長。
自分が部長なら部下はマネージャー。
自分が役員なら部下は部長。

そんな関係が永遠に続く訳だ。

  だから、部下を大切にしなければならないのだ。

いつまでも自分を支え続けてくれる存在であるのだから。

  だから、部下の人生に関わらなくてはならないのだ。

いつまでの自分の人生と伴に生きていくのだから。

  だから、部下の人生も背負える覚悟が必要なのだ。








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2014年7月 7日 (月)

単品量販と関連販売

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


単品量販。

  単品を大陳して売り込むこと。

しかし、単品を大陳しても売れるかどうかは分からない。

  価格的優位性。
  全国的話題性。
  季節的適応性。

そのようなお客様にとっての関心がなければ、いくら大陳してもヒットはしない。

  その単品の価値とは?。

これが伝わらない限りは、お客様の心を動かすことは出来ない。
そこには、お客様の心に訴えるストーリーが無くてはならない。

  今の旬を味わう嬉しい自分。
  今話題の商品を食する自分。
  家族団らんに花を添える味覚。
  一番安く手に入れた満足感。

そのような買物の満足感と、その後その食材を味わって幸福感を得る自分達。

  そんなストーリーに動かされて購入する買物。

それが、その大陳された商品に潜んでいるかどうかだ。
しかし、その単品だけの力では引き出されない価値もある。

  そこで、関連販売である。

関連販売というと、それに関連した料理用途に対して、細かい関連品を近くに小さい什器を使用して品揃えする場面を思い起こすが、私のイメージする関連販売とは、単品量販に対して、その単品の価値を更に高められる相乗効果を発揮する単品を近くで展開し、単品量販品を更に付加価値をつけてお客様の心を動かせる商品展開のことを指す。

  単品の付加価値を追加できる関連商品。

例えば、キャベツを単品量販する時に、クックドゥの回鍋肉を関連販売するとか、鮮魚の生かつおを単品量販する時に、根生姜を関連販売するとか、牛のももブロッグを単品量販する時に、モランボンのローストビーフディナーを関連陳列してももブロッグを売り込むとか。

  その単品の消費を後押しする関連商品のことである。

前述の単品量販に際して、それを心理的に後押しする商品。
これは、マニュアルになる関連もあれば、マニュアルにならない関連もある。

マニュアルになるものは、メジャーなメニューに対して誰でもが想像できる関連品である。

  焼きそばに紅しょうが。
  ちらし寿司に桜でんぶ。
  苺にコンデンスミルク。

このメニューにはこれで決まり!。
そんな関連品はマニュアルとして、関連販売することを定番化しておいた方が、担当者も条件反射的にメニューを思い出すことが出来る。
それは、お客様にとっても、買い忘れを防止してくれる防波堤のようなものだ。
必ずしもその単品でなくても、自分の好みで定番売場で選択してもらえばいい。

  要は、関連販売によって買い忘れを防止する目的である。

しかし、マニュアル化できない関連品も多い。

  本まぐろに根わさび。
  揖保の糸に揖保のつゆ。
  夕張メロンに生ハム。

上級品を量販する場合には、「美味しい食材をより美味しく」。
そんなテーマが有効だろう。
そうすると、普段から品揃えしていない関連品も多い。
こんな場合には、事前の打ち合わせと担当者の感性がモノを言う。

  上級品の購入を後押しする関連品。

これはもう、感性を磨いていくしか無い。

そんな単品量販と関連販売をセットで展開することにより、更に単品を後押しする事前計画。

  これが、単品量販には必要なのである。








  

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2014年7月 6日 (日)

人間対人間

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今月から接客の取り組みの一環として初めている個人面談。

  接客の目的の共有化。

号令で接客の強化を訴えても、その目的が不明確であったり、あからさまにお客様の為の目的では、個人個人のモチベーションは高まらない。

  最終的には、自分の人生を豊かにするため。

自分の降り掛かって来なければ、本当に心底から取り組める筈も無い。
その部分を、徹底して、個人個人に説いている段階である。

  “遠回りではないの?”

そう思われる方もいるだろう。
しかし、私にとっては、これこそが一番の近道だと思っている。

  なぜか?。

人の心が、動くからである。
とりもなおさず、自分の為の接客への取り組み。
それを、私との面談で自覚し、共有化できるから。

  各人と面談しているとこちらが圧倒されるのだ。

人間が本来持っている、コミュニケーション能力。
それを引き出してやると、個人個人の意識の高い人間は、しっかりと頷き、理解し、そして行動しようとする。

  その熱意が伝わってくるのだ。

コニュニケーションとは、人間社会での意思疎通の技術。
我々人間は、一万年も昔から、人間同士意思疎通を図ってきた。

  その一番のよりどころは、表情。

地球上の動物の中で表情を持つのは、唯一人間。
その豊かな表情を有するから、人間は他の動物よりも先に高い文明を持ち、地球上を支配してきたと言っても良いだろう。

  それは、豊かな表情で意思疎通を図ってきたからだ。

人間だけが持つ表情で、人間同士コミュニケーションを図り、一対一では勝てない動物に勝ち、一人では耕せない地上を恊働して耕し食物を栽培して生きてきた。

  文字が生まれたのはせいぜい1000年前のこと。

それ以前の9000年間、我々の祖先は豊かな表情で人間同士コニュニケーションを図ってきた。
そして、それによって、人間社会で意思疎通の能力を得て、お互いの信頼を得て自分を活かしてきた。

  我々のDNAには意思疎通能力が備わっているのである。

それを呼び起こすことが、人間同士の対話力を高めていく。

  その基本が、相手の目を見て会話するということだ。

相手の目を見て会話する。
現代の我々は、相手の目を見るということ自体が、勇気のいることとなってしまった。

  “あまり相手から入り込まれたくない”
  “あまり相手に立ち入りたくない”

現代人は、あまり人間同士の対話を避けてしまっていた。

  特に日本人はそうだ。

しかし、それを敢えて飛び越えて相手に入り込んでいくから、相手との信頼関係が結ばれ、意思疎通が容易に出来、一致団結して恊働作業ができるのだ。

  それが一番強い組織を生むことになる。

その第一歩が、相手との挨拶という行為。
それを、お客様という存在を通して自らを鍛えていくこと。

  それが、接客の究極の目的である。

その前提を、一人一人面談で理解して頂く。

  これも勇気のいることだが、充実もしてくる。

“強い組織を造っていこう”

そんな意識になってくるのである。

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2014年7月 5日 (土)

古巣

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、久しぶりに「古巣」へ行ってみた。

  半年ぶりぐらいであろうか?。

男体山が目の前に見えるお店。
そして、新店開店から携わったお店。

  従業員一人一人の顔が見えるお店である。

特に新店の店長として、既存店の店長と違うのは、採用から始まったということ。

  今いる従業員を引きついで運営する。

これが既存店での赴任。
これが、新店の赴任では、

  店長とチーフからのスタート。

新店のメンバーはこれだけ。
場面によっては、店長だけのメンバーも有り得る。

  ここから各パートさん達が付加されていく。

要は、店舗の底辺を支えるパートさん達の採用から始まるということ。
言っていることは当たり前だが、実際にその渦中に入ってみると、これがまた複雑だ。

  採用面接から関わるということだ。

各パートさん達の素性から関わり、更に、入社、研修、そして部門研修へと続く。
そこでも、数ヶ月の中で各パートさん達との結びつきが深まっていく。

  チーフとのトラブル。
  研修店舗でのトラブル。
  部門内でのトラブル。
  家庭内でのトラブル。

いろいろなトラブルを抱えて研修は進んでいく。

  そして、私との面談も続く。

そうしながら、各人が紆余曲折を経て新店開店まで研修が続く。
更に、新店開店からも各パートさん達は、開店からの大混乱から売上の落ち着き、そして既存のパートさん達のレベルへ向けて更なる成長が促される。

  その過程で退職してしまう方もいる。

当初の各人の思惑から、実際に研修をしてみてのギャップ。
更に開店してからの、抱いてきた思惑とのギャップ。

  特に、開店してからの困難さは大きいだろう。

新店の開店とは、一番忙しい状態から販売面はスタートするが、人材の能力は最低の状態からスタートする。

そして、時間を掛けて、徐々に売上げと人員の能力面が一致していくのだが、それには一年程度の時間はかかるだろう。

その間に、既存店とは違う本人達の思惑のギャップが多々発生するのである。

  そんな彼女達との時間を共有してきた間柄。

言い換えれば、彼女達の人生の一部という短い時間を伴に共有してきたわけだ。

  一人一人の顔が見える存在。

そんな彼女達を久しぶりに見る。

  “随分成長したなぁ〜”

人は確実に成長していく。

  私とゆっくり会話出来る余裕が生まれた。

これは、私が在店中は無かったことだ。
それだけ、まだまだ個人個人に余裕が無かったということ。

人が成長する姿を見るということは、自分自身にも力が湧いてくる。
久しぶりの古巣。

  そんな力を頂けた瞬間であった。





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2014年7月 4日 (金)

職場体験

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


職場体験。

  こちらの地域では、「宮っこチャレンジ」。

中学生が職場体験する地域中学校合同の企画で、約一週間程度、自分のやりたい企業に申し込み、職場体験をする。

  当社の場合、意外にベーカリーが人気である。

中学生にとって、入口付近のベーカリーという部門は、憧れの職業なのか。
今回の中学校は、結構遠くにある位置する学校なのだが、当社の近くの店舗だけではベーカリーの収容人員が賄えずに、比較的近い当店での研修となったようだ。

中学校毎に、実施時期は異なるが、毎年6月から10月にかけての申し込みが多い。
更に、高校生になるとインターンシップという名目で、同様に職場体験学習が実施される。
これも、本人の意思で企業を決め、学校側を通じて参加申し込みがなされる。

私の場合は、中学生の職場体験と高校生の職場体験を分けて考えている。
そして、接し方もかなりけじめをつけて接している。

  中学生の場合はアットホームに。

まだまだ子供である。
職場という、学校とは違った場所で体験するというスタンスで、スーパーマーケットを体験して頂きたい。

だから今回は、敢えてベーカリーの制服を注文した。

  エプロンとクック帽。

従来は、学校の体操着とグロサリーの制服を着用させていたが、彼女達の憧れ(?)の職業であるパン屋さんになり切ってもらう為にも、ベーカリーらしい制服を着用してほしかったから。

グロサリー用はグリーンのエプロンだが、ベーカリーの場合はホワイト。
更に、クック帽までかぶれば意識も高まるだろう。

そうやって、この店舗で体験したことを良い想い出にしてほしい。

  しかし、高校生の場合は違う。

いずれ学校を卒業して直ぐに社会人として活躍しなけらばならない。

  だから、厳しく接する。

以前の店舗で研修を受け入れたときは、遅刻してきた学生を帰らせたこともあった。

  ここは学校とは違う。

社会の一員として、社会という厳しいルールの中で、人間社会を体験する場である。
それを本人が認識しなければ、社会に受け入れてもらえないという事実を知ってほしいからだ。

逆に、頑張っている子ややろうとしてる子には、激励する。

  また、挨拶を徹底して教育している。

人間社会でまず大切なのは、挨拶。

  目と目でしっかりした声で挨拶が出来ること。

これが、人間社会、組織社会で一番大切なこと。
だから、最後の日は、朝の全体朝礼時の挨拶訓練の先導役にも抜擢してやらせる。

  研修の集大成としての挨拶訓練の先導役。

通常は、我々のパートさん達が持ち回りで先導役を果たすのだが、彼女らですら緊張して間違えてしまうものだ。

いくら練習して暗記してきても、大勢の人の前に立つと、その緊張感は果てしない。
そこで、全員をリードして人を動かすことも大切な体験である。

  そして、出来たら(出来なくても)大いに褒めてやる。

そんな体験もまた、いい想い出になるであろうし、後々に感謝してもらえる体験ではないだろうか。




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2014年7月 3日 (木)

価格を離れたサービス

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


スーパーには、いろいろな集客の為の販売促進がある。

  チラシ、ポイントカード、全品割引日、曜日サービス等。

そして、競争の厳しい環境の中にあって、商品面だけのチラシ攻勢の真っただ中にいると、意外に価格以外のサービスに新鮮さを覚える時がある。

  価格を離れたサービス。

特に、ゲーム性の強い販促企画など、意外にウケるのである。

  スタンプを縦横斜めに揃えてポイントを溜める。

そんな販促サービスだと、お客様が揃える楽しさと完遂感を得て、こぞってポイントを得られる日に買物に来て下さるという、来店意欲が芽生えるのであろう。

商品面の価格だけに焦点を合わせた販促では、なんとも殺伐とした印象だけが残るものだ。

  買物とは楽しむもの。

これほど、モノが揃っている時代である。
買物自体に楽しさを織り交ぜて提案する時代である。

  ゲーム性のある販促企画。

こんな時代だから、尚更このような販売促進がお客様のハートに響くのだろう。

  来店動機を高める販売促進。

商品単品の価格にこだわらない販促。
来店動機に訴える訳だから、売場全体に完成されていなければならない。

  今日のテーマは?。
  今日の感動は?。
  今日の楽しみは?。

来店動機に刺激され、来店されたお客様への提案。
その提案力こそが、ここでの売上拡大策となる。

単品だけのチラシとは違う販促時。
このようなテーマを明確に持ち、明確に各部の販売計画が打ち出される店舗を目指していきたいものだ。

常に、価格、価格、価格だけではない、普段のお客様がそのお店に買物にいくことにたいしての共同作業的な買物の楽しみを抱いて頂く販売促進活動。

これからの時代、このようなサービスも積極的に実施していく時代ではなのだろうか。






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2014年7月 2日 (水)

見せ方の工夫

皆さん、こんにちは。  
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


同じ商品を売っているのに、なぜこうも売れ数が違うのか?。

  売り方の問題を避けては通れない。

全社で販売コンテストを実施しても、バイヤー送り込みで各店舗が同数の送り込み数量を投入されても、販売数量が極端に違ってくるのは、納品されたら即売場展開するというスピード感と、売場作り以外には要因は無いだろう。

それだけ、売り手によって販売数量は違ってくる訳だ。

  違うからこそ販売技術という技術が存在するのだろう。

売り方、見せ方、販売技術、陳列技術等、いろいろな表現はあろうが、要は販売担当者、陳列担当者の個別の違いから発生する売り手の技術である。

同じ商品、同じ売価、同じ店内、同じ場所、同じスペース等で同様に販売するのだが、如何せん初日から販売数量に明確な違いが発生し、いずれその違いは大きな差となって、売れているお店の半分の数量しか売れていない店舗が出てくるのである。

  この違いは何に起因しているのか?。

要は、商品がお客様に見えているかという視点の違い。

  商品がお客様に見えているか?。

意外にこの視点の違いは、個人個人で気づいている人と気づかない人の差が極端に発生しているのだ。

気づいている人は

  まず遠くからでも目立つ陳列をしていること。

大きな媒体や大陳による視認性の確保。
要は、単品の陳列が遠くからでも目立っているかという視点。

  更に、買いたくなる仕掛けをしているか。

いわゆる、理(ことわり)を提示しているかという視点。
商品の良さ、美味しさ、便利さ、自分にとってのメリットや優越性が見えているかという視点。

  最後はその状態が常に維持されているか。

販売数量の差が日毎に嵩んでくるのは、このメンテナンス力の差である。
常に、売場のボリュームを失わずに、商品が底上げされ前出しされ補充されていること。

これらの見せ方によって、日数が立てば立つ程販売数量が加速度的に大きな差となって現れてくる。

それを、コツコツ妥協せず実施しているお店と妥協してしまっているお店。
この差が、同じ商品でも結果的に大きな差となって売れていくお店と縮小均衡になっていくお店の差である。

  まずは、売れる状態を知ること。
  それを、妥協せず継続すること。

わかっちゃいるけど、出来ない、続けられない(笑)。

  今の時代、答えが見えることはやらなくてはいけない。

何をなっていいか分からないことは迷いが生じてしまうが、これをやれば売上が確実に上がるという原理原則は、続けなければならない。

その原理原則をまず自らの体験で習得していくという経験をどれだけ積めるか。

  これを、経験と言うのだろう。







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2014年7月 1日 (火)

7月に突入

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


1年を1月から12月で区切ると、1月から6月が前半で7月から12月が後半となる。

  いよいよ後半戦への突入となる。

前半は年始に始まり、2月の節分、3月のひな祭り、彼岸、4月の入園入学、5月のゴールデンウィーク等、中小イベントが2週毎に現れてくるが、お盆、年末等の大イベントは後半に控えているため、変化に富んだ売場計画で意外に慌ただしい日常が特徴であろう。

更に、年度はじめの年間計画やストアコンセプトにより、新たな計画を積極的に実行していく日々が特徴である。

人事異動もあり、個人的に大きな環境の変化の遭った方も多いだろう(笑)。

  そして、最後の6月。

意外に、イベント的には何も無い月。
しかし、生鮮の商品的には、生梅、さくらんぼ、生まぐろ、天然ぶり等、豊富な主力商品群が目白押し。

  変化に富んだ前半戦が終了。

そして、7月から後半戦。
安定した熱さ、気温が続く場面からのスタート。
そして、鮮魚の最大イベントである土用丑の日。
更に8月のお盆商戦。

  鮮魚メインのイベントが続く。

更に、この熱さから「かつお」の需要は最大ピーク。

  鮮魚の強さを最大限に発揮する時期であろう。

鰻は、もっと前半から中国産を売り込むべきだろう。
土用丑の日当日以前は、従来からも安価は中国産をメインで売り込んでいた。

  鰻を食べる習慣。

もっとそこを掘り起こさないと、本番へのステップにならない。

そして、残暑厳しい9月に入り、もどりかつおで涼を摂る。
10月からは、再度果実が秋の味覚に相応しい単品が登場してくる。

  そんな一年の後半期のスタートが7月。

なにはともあれ、お盆商戦を占う大切な月であり、うなぎ商戦でストアロイヤリティーが試されるイベントを控える月。

  まずは、予約活動で先手を打って有利に進めたいところだ。




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