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2014年6月 5日 (木)

都心への出店

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「ガイアの夜明け」。

  成城石井を取り上げていた。

いま、成城石井は都心へ出店攻勢をかけている。

  なぜか?。

自社が持つ強みが、都心の暮らしにマッチしているから。
自社工場で製造するウィンナーや総菜は、都市生活者の口にあうこだわりの味付けをもつオリジナルブランド。

更に、ワインの品揃えは当然地域ナンバーワンであり、ワインに精通する担当者が揃うから、お客様も安心して購入できる。

この番組の中で放映されていたが、この企業の独自の出店戦略が面白かった。

成城石井が有する部門として、「菓子」「酒」「冷蔵品」「食品雑貨」「総菜」「青果」「鮮魚」「精肉」がある。

この中で、出店するエリアや規模に応じて、この8部門の中からセレクトして絞り込み、5部門で出店するという場合もあり、必ずしも上記8部門を有しない出店戦略をとるという。

ある店舗では、都心の駅ナカ立地にある。
そこでとった品揃え戦略とは、

  「青果」「鮮魚」「精肉」以外の部門。

“えぇ〜っ!、生鮮3部門が無いの?”

この設定は、私のスーパーマーケットの常識には無い。
それだけ、生鮮を有しないスーパーマーケットという存在に自信があるのだろう。

  生鮮部門は他社に任せ、自社は強い部門のみで出店。

そう割り切るから、より専門的に自店の強みを活かせるのだと思う。

更に、5月末に出店する新店に関しては、この立地を考慮して精肉部門を強化。
精肉に関しては、スライサーを有するバックヤードまで持ってインストア精肉にて商品化をして商品供給をするという戦略をとった。

  “そこまでこだわるのか!”

その、「割り切り」と「こだわり」が、成城石井の強みなのであろう。

更に、もっと驚いたのは。

  自社店舗上にワインバーまで持っていること。

そのワインバーで使用した食材が、下の成城石井の売場で販売されているという宣伝になり、食事を終えたお客様が、下のスーパーで即購入して帰宅する、というストーリーが整っていることだ。

  ここまで筋の通ったストーリーを持つ戦略を聞いた事が無い。

流石、である。

この企業の存在価値は、不動のものである。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
そうですね、研修で1週間程度働いてみたいですね。

投稿: てっちゃん | 2014年6月 6日 (金) 13時03分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
成城石井さんはコンセプトと戦略が明確ですから、どこと組んでも相手側のメリットのほうが大きいと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年6月 6日 (金) 13時02分

やはり明確なコンセプトを持つ企業は強いですね。成城石井、是非働いてみたいスーパーです!(笑)

投稿: かわらい | 2014年6月 5日 (木) 21時09分

成城石井が某百貨店か某CVSに売却されるという報道。仮にCVSと手を組んだら双方に大きなメリットになりそうですね。マークの親会社の戦略に対抗する大きな武器になるでしょう。CVS今後の勢力にも影響する成城石井の動きに目が離せませんね。

投稿: dadama | 2014年6月 5日 (木) 20時44分

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