深さの違い
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いろいろな学び方がある。
本で、テレビで、そしてセミナーで。
一番入りやすいのは、本やテレビ等のメディアを利用して、いつでも多少の費用でその人の考え方や事例等を学ぶ事が出来る。
また、他店舗へ時間と交通費をかけて出向き、実際の売場をお客様と同じ立場で見学する事もいくらでも出来る。
非情に重要な学びの行為だ。
自分が、学びたいと思う場面や時間に、学びたいお店に出向いて実際の商品展開や商品化を学ぶ事は、自分の行動を起こすだけで簡単に実現出来てしまうもの。
そこには、自社た自店には無い感動がある。
“こんな風に陳列すればお客様が立ち止まるんだ”
“こんな風に商品化すれば見栄えが良くなるんだ”
“こんな風に飾り付ければ売場が華かになるんだ”
そんな表面上の学びはいくらでも得る事ができる。
しかし、表面上をいくら学んでも、その内面までは見通せない。
ここが、現場で姿形を学んだ結果得られる限界なのであろう。
そこから先は、その考え方に触れるしかない。
考え方、それは、その本人に直接お会いして話しを聴く事が一番である。
講演会や講習会、各種セミナーや食事会等々。
実際にお会いして、またはセミナー等で直接本人の講義を生で聴く事が一番の学びである。
そこには、本に書いてあった内容の行間の厚みの差である。
本を読んで得られる学び。
直にお会いして聴く学び。
この差は雲泥である。
そして、その差は行間に現れる。
我々が見て読んで理解したと思っていた本人の著書。
しかし、書かれていた内容の一行一行の間の行間に、そこには記載されていない行間の感情が、実際にお会いして話しを聴くとたっぷりと深い内容がプラスされて聴く事が出来る。
“そのような意味だったのか!”
“そんな深い内容だったのか!”
そんな感動が、実際の話しには出てくるのだ。
百聞は一見に如かず。
百回聞いたり見たり読んだりしても、実際にお会いして相手を見て、相手の話す内容を聞く事。
この事こそが、よりいっそうその言わんとする内容を掘り下げて、深く深く理解する事の出来る唯一の方法なのである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
先日のてっちゃん会。有意義でしたね。
こんな人たちと仕事ができたら、と思ってしまいます。
投稿: てっちゃん | 2014年6月14日 (土) 00時23分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
世の中は、受け入れるか反発するか。
どうせなら、受け入れて自分のものにしてしまうほうが、同じ苦労が報われますね。
投稿: てっちゃん | 2014年6月14日 (土) 00時21分
そういう意味ではてっちゃんはじめ基準の高い人が揃うてっちゃん会に入れてもらっていることに感謝です!
投稿: かわらい | 2014年6月12日 (木) 22時03分
仕事に対して「学び」の姿勢を持てるかどうか。学びの姿勢を持っていればその本質を知りたくなる。それが競合であってでも。表面から得られる情報を直接現場の方々の話をお聞きして理解・検証出来る場、大切にして参りたいと思います。抽象的コメントですみません(笑)。
投稿: dadama | 2014年6月11日 (水) 22時25分