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2014年6月16日 (月)

勝ち負けの概念

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いよいよブラジルワールドカップが開幕した。

  今回の日本は一次リーグを突破できるか。

競合揃いの予選リーグの中で勝ち進むには、少ないチャンスをモノにする貪欲さとここ一発の勝負強さが求められる。

  そこには、チームとしての「執念」が欠かせない。

個々人の技量もあるだろう、チームとしてのまとまりもあるだろう。

  しかし、一戦一戦が一発勝負のこの世界。

長いリーグ戦とは異なり、短期決戦で勝敗を分けるものは、技量以上に勝ちにこだわる執念であろう。

しかし、この執念。
短期決戦だけの問題ではない。

  長いリーグ戦でも、勝つ事への執念は変わらない。

短期決戦での執念は、その集中力が物を言う。
長期決戦での執念は、その持続性が物を言う。

  如何に、執念を持続させられるか。

これがリーグ戦での勝ち負けを決定付けるものだろう。

  思えば、小売業の仕事にも同様の事が言える。

小売の販売は仕事は、短期決戦ではない。
その場面場面ではお互いに負けられない売場は価格が出るだろう。
しかし、それはほんの一時の出来事。

  重要なのは、その持続性である。

普段の売場にバラツキがあっては、お客様は安心して買物は出来ない。
常に一定レベルの基本的な売場が持続出来てはじめて、毎日安心して買物が出来るのである。

  持続させる執念。

これこそが、競合店との長い戦いにとっては、絶対に譲れない条件となる。

一時の売場の状態を比べて、勝った負けたと評価してみても、長い歴史の中での判断するのは日頃のお客様。

  その方達からの評価は、持続性である。

常に、商売の基本が持続されていること。
一日の中でのサイクルが持続されていること。
52週毎の催事の変化が持続されていること。

持続するレベルを上げていく事が、競争の世界であり、勝ち負けの概念となる。

  イベント時における、ここぞの集中力も重要だ。
  普段から基本にこだわる執念は更に重要である。

勝つか負けるか、それは執念の差なのである。








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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
経営理念。
まさに企業の根幹を翻訳して伝え続けることが、自社継続の条件でしょうか。
そこに自社の独自性が発揮されるのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年6月17日 (火) 06時55分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
基本が出来ているという前提から、小売の競争は始まるのだと思うのですが、なかなかそこから先に進めない現実もあって(笑)。
やはり最終的な目標をどこに置くかで決まってしまうようですね。

投稿: てっちゃん | 2014年6月17日 (火) 06時52分

執念の持続性、それこそが企業の力ですね。執念の元になる経営理念の翻訳が必要です。

投稿: かわらい | 2014年6月16日 (月) 23時05分

基本の徹底と持続性。てっちゃんの日記を読んでいると、当社の課題が見えてきます。基本のマニュアルが存在しない事(笑)。私達が現役(笑)の頃に当たり前の事が当たり前でなくなっている現実。
特勤者比率が上がり基本のマニュアルが必要になって来ているのに、未だに以心伝心のマンパワーに依存している仕組み。当社が早急に改善せねばならぬ課題ですね・・・
本日はバスに揺られながらコメントしているのでいつも以上に意味不明な内容で申し訳けありませんm(__)m。

投稿: dadama | 2014年6月16日 (月) 20時18分

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