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2014年6月 6日 (金)

パクリ=学び=モデリング

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


俗に言う「パクリ」。

  他者の作品を盗用すること。

我々の業界で言う「パクリ」とは、他店や他社の売場や商品化、更には媒体や陳列技術等からマネをして、自社、自店に取り入れて販売技術に活かす事。

それは、いろいろな場面に見受けられる。

  単品量販をパクる。
  陳列技術をパクる。
  人事制度をパクる。
  店舗設計をパクる。
  販売計画をパクる。

いろいろな部分でマネをして、自社に取り入れていく。

現在では、「パクる」という言葉は、あまり悪い表現として使用されていないようだが、昔「太陽に吠えろ」という番組など刑事ものでは、「犯人をパクる」「商品をパクる」というように、犯人を逮捕するとか商品を盗むというという意味で使用され、あまりいい印象は無い。

しかし、この業界では、この「パクリ」によって業界全体が成長してきたといっても言い過ぎではない。

弱小企業が、他社の良さを徹底して「パクリ」まくり、要はマネをして表面上でもいいから追いつこうと努力してきた。

その結果、表面上はなんとか追いつき体裁を繕う事ができるようになってきた。

  しかし、不思議な事が起こる物だ。

表面上でもマネをして同じ売場やレイアウトを実現させると、その後に追いついていくように、自社の思想なり戦略なりが固まっていく事がある。

小売業全体が自社のみならず、全国的にチェーンストアオペレーション化して拡大していった。

だから、他社をパクるという行為自体、なんの悪びれた印象など無い。

  むしろ、パクる=学ぶ。

なのだろう。

学ぶの語源は「真似ぶ」から来ているという説もある。
真に似せるという意味から「まね」や「まねぶ」が生まれ、「まなぶ」へ移行したようだ。

  よって、パクる事は学ぶ事である。

要は、パクリの数は学びの数と同じ。
そして、他社の売場を見る事は、タダで出来る。
交通費等はあるものの、それだけで済む。
当然、拝観料などもいらない(笑)。

  そして最近では、パクることをモデリングとも言う。

要は、モデル(見本)を見て、真似ること。

  パクリもどんどん進化しているのだ。

もはや、単に「他社のものを真似る」という安易な思想から、徹底して盗み取るという思想に変化しているようだ。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
真似ぶ、そしてそれを徹底して数をこなす。
それがいつしか真似ぶから、自らの行為で学び、自らの組織や体内の一部になっていくのでしょう。

投稿: てっちゃん | 2014年6月 7日 (土) 05時33分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
表面上の売場からも真似ぶことはできますが、内部に入り込んで働く従業員の話しを聞いたり店長の話しを聞いたり、更にはセミナーに参加して著者の話しを実際に聞いたりして学ぶのでは雲泥の差がありますね。
ただ、始まりは真似ぶからスタートする。それはいつでも即スタートできるから。行動するということはそんなところから始まるのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年6月 7日 (土) 05時31分

日々そればかりやってます!(笑)何事もそうだと思いますが、それをどれだけ徹底出来るかどうかが肝心ですね。

投稿: かわらい | 2014年6月 6日 (金) 22時42分

真似ぶと学ぶの違いは本質を知っているかだと思います。外見だけ真似てもその想いまで理解しなければ猿まねに終わり結果が出せないでしょう。だからこそこのような会社の枠を越えた交流の場は貴重だと思います。来週の第五幕楽しみにしております。更には、このブログを見られている方の勇気ある飛び込み参加お待ち申し上げております。

投稿: dadama | 2014年6月 6日 (金) 22時14分

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