関連販売を通して
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
今年の年度当初に掲げた行為計画。
「青果とグロサリーでの関連販売強化」
とりあえず、春から初夏にかけて需要が高まる「キャベツ」と「クックドゥ」の回鍋肉をセットで展開し、その動向を見守った。
青果は青果で、どこよりも品質、価格にこだわって「キャベツ」を企画に入れてくる。
グロサリーはグロサリーで、クックドゥの各シリーズとうちのごはんの数アイテムを中目価格でエンド展開等を企画に入れてきた。
“球は揃った”
まずは、エンド展開している「クックドゥ」の中から、回鍋肉と青椒肉絲の2品に絞り、エンド以外にも入口トップの青果脇で単品量販の実施。
更に、キャベツが企画された時には、キャベツの脇でもしつこく展開。
これが効を奏して、売れる売れる(笑)。
クックドゥはテレビコマーシャルでも、炒めたての野菜類を美味しそうに食べる画面が有名だが、それを見ていても、炒めたてのきゃべつやピーマンが画面に映し出されると、ついつい食べてしまいたくなるものだ。
そこにキャベツが安価で売られ、隣にクックドゥ。
こんな展開で、クックドゥの回鍋肉を買っていくお客様は、ヤングママを中心に拡大していく。
これを継続していたらいつの間にか全社1位。
キャベツもクックドゥも全社1位である。
売上金額ではもっと下位の店舗が、仕掛けた単品だけをみれば全社1位の位置づけを作り出してしまう。
これだから商売は止められない(笑)。
やれば出来るのである。
青果チーフ、グロサリーチーフとも大喜び。
そこに副店長も交わり、現在位置の確認。
更に、青果で関連販売している「クックドゥ」の他の商品と合わせて、クックドゥトータルでも全社1位でなっていた。
総合力の勝利である。
回鍋肉だけでなく、青椒肉絲、もやし炒め、麻婆茄子、今日の大皿ガリバタ、干焼蝦仁用、酢豚等々のシリーズ全般で全社1位となっている。
なんとか、野菜とセットで購入して頂こうと意図した関連販売であるが、ここまで如実に結果が伴うと嬉しいものだ。
そして、仮説は正しかったという感動。
結果的には、これらも一因として食品全般の数値を押し上げてくれている。
という事は、青果にも効果があるのか?。
そこが未だ効果が発揮されていない。
そこはまた違った数値要因があるのだろう。
これ一つとっても、大いなる学びがある。
これを、如何に横に広げるか。
そこに、店長としての販売面での仕事が横たわっている。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
野菜とセットで、鮮魚とセットで、精肉とセットで打ち出せば必ず売れます。
特に、青果が一番効果あるようですね。
投稿: てっちゃん | 2014年6月 6日 (金) 12時52分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
もやし関連では、当店では「うちのごはん」シリーズのもやし関連が売れていますよ。
投稿: てっちゃん | 2014年6月 6日 (金) 12時51分
関連販売、徹底すればするほど効果が上がりますね。季節に応じて計画的にやっていきたいです。
投稿: かわらい | 2014年6月 3日 (火) 21時43分
ご存知のように(笑)私も好きな関連販売。旬の野菜とのコラボは支持されますよね。昨日のテレビでクックパッドの検索人気商品ランキングは1位もやし、2位豆腐、3位鶏もも肉だそうです。所謂倹約素材。倹約素材にコラボ出来る商材に時短や省エネ等のコトを起こせば相当の効果が期待出来そうです。私的には(笑)クックパッド情報活用に取り組んでみようと思っております。
投稿: dadama | 2014年6月 3日 (火) 17時19分