マンガ化
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
各社毎に毎月店舗に配布している雑誌があろう。
企業毎に発刊する企業紙は業界紙。
当社にも毎月店舗に配布される業界紙がある。
これは、所属する団体が発刊する業界紙で、その団体が毎月主催する研修会や外部のコンサルの情報、企業の取り組み等を特集して発刊している雑誌である。
その雑誌に今回新たに特集が組まれることになった。
マンガで解決する店舗の課題。
そんな内容の連載になるという。
このような機関誌に、マンガを利用して記事にするなど従来では考えられなかったものだ。
今月号では、その前段としての基本的な問題解決手法が載せられていた。
そして、次月号より店舗内で起こる問題を解決するヒントをわかりやすくマンガで描いていくというものだった。
今回の内容を要約したものを引用してみよう。
「スーパーマーケットを取り巻く環境は刻々と変化しています。その変化に対応していくには、行動しながら考え、考えながら行動することが必要です。このシリーズは、日頃の皆さんの店舗で起こる問題を解決するヒントとなる内容をわかりやすく説明します。第二回以降はマンガの連載により、現場のスタッフ達が問題解決に取り組む姿を描きます。」
このような要約だった。
そして次回からのマンガでのスタッフが紹介されていた。
店長、副店長、レジチーフ、グロサリーチーフ、生鮮各チーフ、惣菜チーフ等である。
マンガを利用してわかりやすく入りやすく。
若年層の仕事への取りかかりや入り込みやすさを、マンガを利用して更に機関誌への参加率を高めようとする姿勢は流石だと言える。
従来の機関誌は言葉だけの情報紙だった。
そこに写真が導入されて見える化された。
更にマンガを導入してわかりやすくなる。
経営トップの方達は、いろんな機会を得て情報を吸収していく。
本部スタッフもそれに準じた機会に触れて情報を吸収していく。
現場スタッフは目の前の現実を通してのみ情報を吸収するだけ。
それはそれで本当に重要なことではあるが、外に出る機会には恵まれない。
更に、従来からの機関誌をとっても難しい言葉の羅列と原理原則や理論のみの解説で、現場に即した実用書とは言いがたいものばかりだった。
ようやく、このようにマンガを利用したりして、現場の問題解決に役立てようとする企画が現れ始めた。
非情に喜ばしいことである。
更にいろいろな業界紙も、若年層がもっと入り込みやすい媒体や内容を盛り込んで、若い世代が目の前の現場の仕事に前向きになれる情報を放り込んでほしいものだ。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
業界団体の機関誌も良いこと書いているんですけどね(笑)。
我々も啓蒙活動の一環として機関誌を読んでもらう仕組みを作っていくことも大切だと思います。
以前は読んだかどうかのチェックや重要部分をコピーしてチーフミーティングに使用していましたが、最近はなおざりかな。
投稿: てっちゃん | 2014年5月14日 (水) 14時33分
てつろうさん、コメントありがとうございます。
繰り返し繰り返しという地道な数をこなす作業が嫌われる傾向にはあるでしょう。
でも急がば回れ。これが一番の近道なのは今も昔も変わらない原理原則だと思います。
投稿: てっちゃん | 2014年5月14日 (水) 14時30分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
大切な本質は言葉よりも直感で訴える。
それが一番伝わりやすい。
文書には文書のいろいろな捉え方があり、それも文脈の広がりがありますが、誰にも簡単に伝わるにはより見える化されたマンガが効果的なのでしょうね。
投稿: てっちゃん | 2014年5月14日 (水) 14時29分
マンガでの解説。いい取り組みだと思います。当社でも加盟している○G○の新聞が有りますが、ほとんど読まれず。(笑)気軽に見てもらえて、しかも分かりやすければ読んでくれる人も増えると思います。私の世代にも有効かと。(笑)
投稿: かわらい | 2014年5月13日 (火) 21時25分
スパルタ式にやらないと根性のある従業員はできません。実践してみて身体に覚えさせる。これが仕事だ(笑) ジョーダンではありますが。若い人にはスーパー界のイチローを目指してほしいものです。
投稿: てつろう | 2014年5月13日 (火) 19時17分
御託を並べるよりイメージ、視覚でに訴えた方が明らかに印象に残りますね。マンガ化と言うと頭の硬い連中は抵抗感があるのでしょうがビデオ教育と同じ視聴覚を活用するのであり若いメンバーにも理解を得られ易いですしね♪
時代の流れに叶っていると思います。
投稿: dadama | 2014年5月13日 (火) 13時21分