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2014年5月 2日 (金)

生鮮の原理原則

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いつも思う事。

  生鮮は仕入れて売り切る繰り返し。

これは、生鮮部門の原理原則である。

  仕入れて売り切るから鮮度が良くなる。
  仕入れて売り切るから在庫が安定する。
  仕入れて売り切るから顧客が満足する。
  仕入れて売り切るから旬が巡ってくる。

仕入れたら売り切る事で、全ての課題が解決していく。

  言うは易し行うは難し。

なぜか?。

  日々が戦いになるから。

しかし、生鮮部門とは本来そのような性格の部門である。

なぜか?。

  日々鮮度が落ちていくから。

仕入れた段階から、鮮度は時間と共に落ちていく。

  仕入れた段階が一番価値が高い状態。

これが生鮮部門の宿命。
だから、仕入れて、一番価値の高いうちに売り切っていくことが、一番利益になるということ。

それは、購入されるお客様にとっても同様の事。

  鮮度の良いうちに食すれば、本来の味で食べられる。

鮮度が落ちてしまったら、翌日には大きく味が落ちてしまう。
下手をすると、翌日には食べられない状態かもしれない。
生ものなどは、賞味期限内に購入しても、冷蔵庫で保存して賞味期限を越してから食べるという場合もあるだろう。

それでも、十分に食べられるという事は、販売時点での鮮度である。

  それがお店のロイヤリティーである。

「あのお店は鮮度が良い。」
このロイヤリティーは、このように日々の売り切りから生まれてくるものだ。

特に生鮮部門と言っても、所謂「生物」類の部門は、この原理原則を徹底しなければならない。

  逆に言うと、発注が全てだと言う事だ。

過去のデータから、過去の販売実績から、過去の経験から等々。
そして今の現実から、競合の状況から、自店の特性から、自分の好みから等々。

発注を支える情報はたくさんある。

  しかし、売場はひとつ。

その売場で、その日に売り切れる数量を発注する。
それは、いくつ売れる、という事実から、いくつ売る、という願望で成り立つ。

  その意志が全て。

その意志があるから、売り切る為の売場が作られ、売り切る知恵が投入され、売れる仕組みが自分の中で確立していく。

  売り切る仕組みの中に、全てが内包されている。



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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
「殺気」。
十分に伝わっています(笑)。

投稿: てっちゃん | 2014年5月 3日 (土) 22時21分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
異常値作りに慣れてくると、普通の販売数量の役割と異常値作りの役割が明確に分かれていくのが見えてきますよ。
そして、異常値が当たり前の数値になっていく。
この積み重ねがいつしか定番の強みのなっていくのでしょうか。

投稿: てっちゃん | 2014年5月 3日 (土) 22時20分

てつろうさん、コメントありがとうございます。
自信を持って売り込む。
本当に大切な事ですね。

投稿: てっちゃん | 2014年5月 3日 (土) 22時16分

やはり生鮮売場は「殺気」が命!!ショートコメントですみません(笑)。

投稿: dadama | 2014年5月 2日 (金) 22時30分

売り切る!という意志、生鮮部門には必要不可欠ですね。
長いこと、売れる数を仕入れ、陳列して終わりになってしまっていたので異常値作りダイナミックな展開、そして売り切る商売を徹底していきたいと思います。

投稿: かわらい | 2014年5月 2日 (金) 22時02分

与えられた情報では頭に残らないと思っています。やはり経験と確かな勘が必要です。お客様に対して恥ずかしがらずに売り込んでいくしかないと思っています。自分の給料は自分で稼ぐしかないのです。

投稿: てつろう | 2014年5月 2日 (金) 18時05分

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