ドラッガーのマネジメント
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
あるセミナーに参加を申し込んで。
上田惇生さん著書の「ドラッガー・マネジメント」
が送付されてきた。
セミナー参加前に読んできておいて下さい。
そのような主旨である。
それだけ、このセミナーに参加する前の前知識ぐらいは全員共有しておこうということだろう。
セミナー時だけで終わらせない。
事前、事後の学習と実践があって初めてセミナーの開催主旨が全うされ、参加者が向上するということだ。
よって、早々にこの本を読んでみた。
上田惇生著 「ドラッガー・マネジメント」
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140815205/tetu0358-22
NHKの100分de名著シリーズは、以前録画していた番組だ。
その中で、一番初めに登場したのが、ドラッガー。
そして、上田惇生さんが解説してくれた。
わかりやすかった記憶がある。
そして、送られてきた本を読み、本当にわかりやすく解説されているのがわかる。
これは、ドラッガーの「マネジメント・基本と原則」を上田惇生さんが翻訳したエッセンシャル版の要約を中心に、ドラッガーが語るマネジメントを総論し要約し、そして日本人にわかりやすく上田惇生さんが解説してくれた本である。
マネジメントという言葉は、いかにも難解で、いく通りもの解釈があり管理する技術を細かく細分化して書かれた本の要にイメージしてしまう。
また、マネジメントという言葉の意味は、管理するという意味からも経営トップがドライに企業や組織の運営を図る技術のように捉えてしまう。
しかし、ドラッガーはそもそもマネジメントの目的を「よりよい社会を創造するための手法」と捉えている。
そう、社会貢献の為の手法。
それをマネジメントと捉えている。
“やっぱりそうか!”
私は、ここから感動した。
だから、未だに名著として輝いているのだろうと思う。
ブレない思想の幹。
それが、ドラッガーのマネジメントには貫かれているから、多くの人が感動を受け、実践し成功しているのだろう。
この本の中で一番考えさせられた言葉。
「あなたは何を以て憶(おぼ)えられたいか。」
これはまさに、なりたい自分への問いかけである。
どんな人間になりたいか。
どんな社会貢献をしたいか。
他者にどんな感銘を与えたいか。
自分がその場や組織を去った時に、どんな人間として功名を残したいか。
それを問い続けることによって近づけるのである。
そしてその為にも、マネジメントの手法を学ぶ必要があるということだ。
もう一度読んで、具体的な手法を身に付けたいと思うのです。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
ずばり、この本です(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年5月21日 (水) 18時22分
まだマンガしか読んだことがありません。難しそうなので。(笑)簡単に読めるドラッカーの本ありませんか?
投稿: かわらい | 2014年5月21日 (水) 17時55分
てつろうさん、コメントありがとうございます。
ずばり、部下の幸せです(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年5月19日 (月) 22時59分
ドラッガーやマネジメントの意味がぜんぜんわかりません。これから勉強します。店長は今後どのように活用されるのですか。
投稿: てつろう | 2014年5月19日 (月) 13時14分