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2014年5月

2014年5月31日 (土)

回復基調

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


やはり、世の中の景気が回復しているのだろうか?。

  徐々に回復基調が堅実になってきている。

  アベノミクスによって、景気が回復している。
  株価が上昇している。
  自動車産業の輸出が増加している。
  有効求人倍率が上昇している。
  消費者物価指数が上昇している。

いろいろな指標を元に、景気回復が以前から語られていたが、小売業界では依然としてその実感は無かった。

更に、4月の消費増税によって、3月の好調期と4月の低迷期を足して2で割って初めてその評価がなされるという感覚であったが、5月に入り徐々に回復基調の実感が湧いてきたというところか。

まずは、単価が上昇してきた。

  特に、一品単価。

これは物価上昇分もあるのだろう。
加工食品以外にも、鮮魚、精肉等の生鮮食材も値上がりしている。

  特に精肉の単価上昇は激しい。

子豚の感染病?による相場高。
従来の約1.5倍近くも値上がりしてしまった。
その全てを価格に反映させている訳ではないが、それでも主力価格帯が上昇した事が単価アップに繋がっているのだろう。

食材のメイン商材の値上げは、逆に単価アップを招き売上金額自体の上昇に繋がっているようだ。

  精肉はどの企業も絶好調らしい。

精肉はそれに加えて、売場やレイアウトをリニューアルして海外企業の単品量販手法も学んでいる。
それらの新規取り組み項目も、点数拡大に連動しているといえよう。

  鮮魚は、更に値上げ要因ばかりである。

しかし、値上げによっても購買頻度が高まってきている事が、景気回復を立証していることになるのではないだろうか。

景気後退期であれば、単価が上げっていく商品群は絶対に振り向かれなかった。

  しかし、今は違う。

それでも鮮魚の商品が購買されている現実を見ると、ようやく本格的に経済状況が回復し、本来の日本人が持つ味覚を取り戻したいという意識に、個人の懐状況が追いついてきたということなのだろう。

しかし、これもいつの時代でも言える事だが、その回復基調にも個体差は存在する。

  良いところから早々に回復していく。

戻らないところは、なかなか戻らない。
それは、企業の部門別にも言える事。

  鮮魚が未だに低迷している。
  うちは、青果が戻らない。
  こっちは、ベーカリーだ。

いろいろと個体差が出て来よう。

こればかりは、どこまでも個人差があるように、企業差もあり企業内の個体差もある。

この世情に乗り、是非、自社自店でもその波に乗っ取りいち早く回復させていきたいものだ。







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2014年5月30日 (金)

もっとエキサイティングな6月

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先月の4月26日の記事。

  「エキサイティングな5月」。
  http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2014/04/5-6627.html

この記事を読み返してみると、かなりエキサイティングな内容が書いてある。
5月とは、このようなイベント続きの月だったのである。
  
  のど元過ぎればなんとやら。

終わってしまえば、「そんなにエキサイティングだったっけ」となってしまう。

そして先日、店長会の折に販促部長から次月度の販促情報の説明があった。

「6月は創業月間でもあり、当初から飛ばしていきます(笑)。更に父の日のイベント、月末は抽選企画も予定しています。」

  “意外に大した事ないじゃん”

通常の企業であれば、6月度は意外に静かな月である。

  しいて言えば、衣替えとクールビズの開始。

その程度であろうか。
但し、当企業は6月の平均日販は高い。
それは、創業月間であるから。

更に、私の大好きな果実の商品群が入れ替わり立ち替わり登場してくる。

  アメチェに梅にメロンにさくらんぼ。

これらの商品群が、1週間〜2週間交代で単品大量に売場で売り込みが掛かる時期。

  わたしから言わせれば、5月の比ではない。

年間の中で、6月ほど果実で勝負を賭ける月は無い。

  男冥利に尽きる月である。

“そこまで言うか(笑)”

そうお思いの方も多いだろう。
しかし、6月という月は、全般には低調と思えるが、果実という部門で捉えると非情にめまぐるしく、それも年間の中でこれほど集中する月間は無い。

  商売感、勝負感を身につけるに相応しい月。

逆に、それに振り回されてスッカラカンになる人もいるが(笑)。

そんな6月が間もなく始まろうとしている。
そして、私のとっても、なにかと忙しい月が始まろうとしている。

  「てっちゃん会」第五幕。

先日お伝えした通り、6月10日(火)に開催の予定。
当然、私は幹事でもなく、司会でもなく、イベンターでもない。
ただただ、据わって皆さんとお話をするだけ。

それでもやはり、初顔合わせの方とは緊張が走る(笑)。

更に、研修会等も控えており、5月以上に更にエキサイティングが月が待っているのである。






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2014年5月29日 (木)

精肉の進化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


精肉部門が鮮魚部門に代わってメイン部門になって久しい。

  もはや精肉を外して生鮮部門は語れない。

精肉部門の強さがその店舗の週末の来店動機を図るメジャーであると言えるまでに鮮魚部門から取って代わってしまった。

当然、食事のシーンのメインには肉料理が存在し、我々世代の食卓にも肉料理が主たるメニューになってきている。

  これが若年層になればなるほどこの傾向は強いだろう。

だから、精肉という部門の強さそのものが、店舗選択の重要な鍵を握る要因であることは理解できる。

更に、近年の各社のリニューアルを見ていても、精肉部門の進化が歴然としてきた。

  従来は、素材別に料理用途に応じた縦割り陳列。

これが精肉部門の陳列方法だった。
そして、そこに以前には無かった「味付け肉」のコーナーがひとくくりになって縦割りを擁していた。

  そのまま味付けせずに焼いて頂こう。

そんな主旨からこのコーナーが設置されたのだが、進化の激しい企業のリニューアルを見ていると、もはやこの「味付け肉」のコーナーが、素材毎に設置されているのである。

  牛肉、豚肉、鶏肉毎に「味付け肉」の縦割り展開。

これでもかと、味付け肉を全面に押し出している。

家庭でのキッチン事情の変化。

  ガステーブルからオール電化へ。

フライパンでの料理場面の増加から、各部のフライパンメニューが創造されているが、特に精肉部門のこのような商品が目立ってきた。

更に、コストコ等の海外資本の企業の商品化に学び、韓国焼肉メニューの導入も
以前から品揃えされていたが、それらも今では国産牛肉で商品化する商品も出現するほどで、日本人の指向にマッチさせた商品化が定着しつつある。

かっては、生鮮部門の中で一番季節感、鮮度感が伝わらず、競合他社との差別化戦略も見出せず、かといって販売技術という効率からこの部門だけはテナント対応やセンター対応していた企業も多かった。

それがいまや差別化の一番のカテゴリーとなってしまった。
特に牛肉の商品金額の上昇に伴い、円安にて輸入牛の大幅な導入や国産の希少部位を使用したステーキ、焼肉、その他の用途別商品化も高度に販売技術の蓄積がなされてきている。

  20年前には考えられなかった牛肉の品揃え。
  更に輸入の牛肉、豚肉類の大幅な導入。

このことにより、店舗内での品揃えは格段に複雑になり、高度化してきている。

精肉もまた、惣菜との線引きが微妙になってきている部門として、その商品戦略がどんどん進化している部門であり、ここでの競争力が店舗の強さを現す指標になってきているようだ。


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2014年5月28日 (水)

競合の改装

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


競合店が近々改装する。

  スタンダードへの回帰。

ディスカウントタイプのお店を、同社スタンダードタイプの品揃えやサービスへ回帰させ、顧客満足の復活を図る。

以前に、敢えてディスカウントタイプの店舗に改装して、企業としてもディスカウントタイプの店舗から人材教育と販売事例を学び、既存のスタンダードタイプの店舗へも波及しようという意図だったのだろうと思われる。

  一年間は効果抜群だった。

しかし、それ以降は景気の波に関係なく厳しい状況が続く。

店舗の業績とは、企業の総力が結集して店舗というお客様との最前線で結果という数値に直結するものである。

このプラットフォームといも言える店舗のスタイルがいろいろと違うという事実は、考えるほど簡単ではないということだろう。

商品を調達するバイヤーだって、2面性を持つ商品の手配を一手に引き受けて実現させるという技は至難を極めるのだろう。

初年度は珍しさや安さ感を感じて支持していくれたお客様ではあるが、やっぱり普段の買物を継続していくと、そこにはスーパーマーケットに対してのワンストップショッピング性を求めてしまう。

  そこで食材の全てが一度に揃う。

その利便性は、買物時間の短縮を求めるお客様からすれば最優先事項。
品揃えを絞り、ディスカウントに傾くということは、それだけワンストップショッピング性を失うことになりかねない。

そこの評価が二年目以降にはっきりと数値に現れてきたのだろう。

  “もう一度スタンダードに戻して再生”

企業として、極めて当然の結論なのだろうと思う。
そこで、改装により、既存の品揃えに戻して再スタートを図ろうとする決断。

店舗とはその地域の中で、長い歴史を歩みながら、普段の食材の提供という使命を果たしながら存続する。

  以前の品揃えや役割が変化する。

この事自体が、従来のお客様を裏切ることにはなる。
しかし、新たなお客様の獲得の可能性も高まる。

改装オープン初日から数日間はセールの影響で集客も高まるだろうが、落ち着いてからの普段への回帰である。

ディスカウントに対応した店舗側のオペレーションと作業効率のバランス。
店舗としては、この部分をどう再生していくかだろう。

  ディスカウントを指向しコストカットを図った従来。

この部分も、スタンダードに再生していかなければならない。
お客様の意識も変えなければならないが、働く従業員の意識も変えなければならない。

それが、改装という店舗の性格を変える意味である。

  そして我々も新たな競合との戦いが始まるのである。








    

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2014年5月27日 (火)

関東のスーパー連合化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の報道。

  イオンが関東のスーパーと連合。

関東圏の食品スーパーのマルエツ、カスミ、マックスバリュー関東の3社が統合され、「首都圏スーパーマーケット連合」を設立し、イオンの子会社化していくという報道。

  “当然の流れだろう”

資本提携を結んだ時点から、行く末はこうなるだろうとの予測は概ねの方は思っていたことだろう。

スーパーを取り巻く環境が悪くならなければ、更に各社毎に業績が良好であればこのような統合はまだ先の話しになるのであろうが、消費増税が4月に実施され、更に来年10月には10%が控える中、一刻も早く先手を打って来るべき時代を迎えようとするイオングループの対応。

組織が連携を組み、巨大化していく。
その目的は?。

  第一は規模のメリットの享受。

それはいろいろな方面に及ぶだろう。

  商品、人事、流通、ドミナンス等々。

規模が大きくなって得られるメリットは計り知れない。
だから中小はいつも、規模のメリットに恋痴れる。

しかし、プラスがあればマイナスもまた表面化する。

  組織細分化による縦割り主義の増長。
  縦組織拡大による店舗意識の希薄化。
  
いわゆる、大企業病が蔓延りやすくなる。

これは今回の事例を言っているのでは決してない。
そうした懸念をどう払拭してメリットの享受を最大限にするかだ。

  今回は、企業名は存続させるという。

しかし、当然に組織体は一つになる訳だから、内部のシステムも規模のメリットを享受していくには同システムで運営していくことが求められる。

  しかしこれだけの仕組み化された各組織。

どの程度の連携強化を図るかは気になるところだ。
特に、各企業毎に、企業創成期からのDNAが存在するだろう。

  何を優先基準として従業員が行動するか。

この違いが、連合後にどのように連合体に影響を与えていくのか。
いわゆる、企業毎に存在する「あ・うん」の呼吸。
トップや幹部が、企業独自の言い回しで発したキーワードに、統一された行動がとれるという組織の言語が存在するが、その言語が今後も活きていくのか。

  意外にこの言語は企業毎に微妙に違ってくる。

これは、企業を変えた人間でなければわからない。

  企業で通用する言語。

その言葉に縛られてもいけないし、無くなっても求心力が低下する要因ではないだろうか。







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2014年5月26日 (月)

てっちゃん会「第五幕」のご案内

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


年に3回の「てっちゃん会」。

  いよいよ、てっちゃん会の第五幕の開催時期となりました。

前回は「スーパーマーケット・トレードショー」の開催に合わせて実施し、2月の開催。

  年間で、2月、6月、10月を基本的に開催時期と定めております。

そしていよいよ6月の開催時期。
この会も、早いもので第5回目を迎えております。

お陰さまで、初回の6名からのスタートから回を重ねる毎に参加人数も徐々に増加そており、第五幕も30名以上の参加が見込まれております。

それも、このブログにコメント頂く方々の尽力が全てであり、彼らの行動力のお陰で会も盛況維持しております。

また、何度もブログ等でも記してきましたが、この会への参加により自ら変化し成長し、そのことによって更に仕事へも波及効果されている方々も多く見受けられます。

それも、この会に参加された方々の相互作用であり、この会が参加者の方々の尽力によって一人歩きしていることが何よりの励みでもあります。

それでは「てっちゃん会」第五幕のご案内です。

  日時 〜 6月10日(火) 午後4時頃より
       *時間は予定です。

  場所 〜 東京駅周辺
       *未定です。決まり次第このブログにて表記。

  会費 〜 5000円前後(予定)
       *こちらも未定ですが、おおよそ上記金額と思われます。

  参加 〜 この記事に、参加意思表示のコメントを入れて下さい。
      (メール欄にアドレスを記入して頂ければ、後日詳細な
       日程等をご案内致します)

       又は、直接メールでも結構です
      (アドレスはプロフィールから送付できます)

      *プロフィールは画面右上のプロフィールから入れます。
       プロフィール内の右上のコンタクトから送信出来ます。

  前回は総勢32名で盛り上がりました。

今回も、初参加の方大歓迎です。

参加者もスーパー関係の方だけではなく、いろいろな方面のキャリアを有した方が参加されております。

是非、スーパー関連の奥深い話題を皆様と共有したいと思います。

読者の皆様。

是非、ご参加の程、よろしくお願い致します。






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2014年5月25日 (日)

近づく総選挙

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日。

今日は、皆様お待ち掛けねのネタです(笑)。

  そこまで言うとほとんどの人は読めるネタ。

そう、AKBグループの総選挙です。

  来る6月7日(土曜日)。

AKBグループでの人気ナンバーワンを投票で決定するイベント。

元々は、時期発売するシングルを、ファンの声を元にセンター以下16名のメンバーを選出しようと始めたのがきっかけ。

今回で6回目。
シングル枚数にして、37枚目のシングルのメンバー選出となる。
毎年、このイベントは盛況を極め、いまやAKB グループの人気ナンバーワンを選出するというグループ内のイベントに止まらず、あらゆる方々やテレビ局がこの話題にのっかり、予想番組、結果検証番組まで現れてきてしまった。

  いやが上でも盛り上がらざるを得ない状況。

そんな様相を帯びてきている。
そして昨年は、指原莉乃が予想外のセンターを射止めた。

追撃及ばず2位に陥落した大島優子が言ったコメント。
「涙のひとつも出ない。お腹を抱えて笑ってしまう総選挙は初めてです」
それほど予想外の結果に、AKB評論家達からも異論が相次いだ。

そして、この一年でAKBの主力メンバーも大幅に様変わりした。

大島優子、篠田真里子、板野友美、秋元才加、河西智美等々。

  彼女等の票がどう流れるのか?。

それも今年の見所であろう。
そして、5月21日に初日の投票を終えての速報が発表された。

  またしても速報1位は指原莉乃。

それも、2位の渡辺麻友に1万票以上の差を付けて。

  恐るべし博多パワーである。

そこにはもはや、アイドル選挙というよりは本拠地同士の争いという様相を呈してきた感が高い。

そしてその投票権だが、私もよく理解はしていないが、既存のCD等を購入すると投票権が付いてくるらしい。

  要は、金で買える投票権。
  金で買える総選挙の順位。

ここにもいろいろと揶揄される要素が含まれているのだが、私はこの夏の新曲に注目したい。

  「ラブラドール・レトリバー」

爽やかで覚えやすいメロディー。
まさに、AKBの夏歌に相応しい曲調である。

「So long!」以来の、約1年3カ月ぶりに渡辺麻友が単独センターを務める今作の表題曲は、照りつける太陽と青い海を連想させる夏らしい爽やかなポップナ ンバー。
はつらつとした軽快さとフレンチポップを彷彿(ほうふつ)とさせるメロディーに、好きな女の子を思う男性目線で、そんな2人の関係を見守る犬のラブラドルレトリバーの姿をつづった歌詞が、甘酸っぱくもどこか清涼感を感じさせる。

これはネットでの評価だが、その通りだと思う。

  この曲と総選挙。

いよいよAKBの夏が始まろうとしている。








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2014年5月24日 (土)

外国人を戦力化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日は、「すき家」の閉店を記した。

  コトの内容は深刻である。

それは、我々小売業やスーパーマーケットとて同様の事。
特に、我々従業員の主力中の主力である、普通の主婦層の応募が激減している。

  景気回復により働く需要の拡大が主要因。

しかし、それだけは無い。
そもそも、その年代の人口自体が減少していく将来像である。
更に週末に休みが取れない等の就業要項も入社動機を妨げている。
賃金体系も企業毎に格差はあるが、小売業自体が高いとは言えない状況。

よって、応募者自体も高齢化しているのが現実。
それに対応するように、最終定年の年齢制限も高まってきている。

  長く働くには小売業が一番。

そんな年齢制限まで引き上げていかなければ、働く従業員を確保することは難しいかもしれない。

そして、ここに来て大きな変化が起こってきている。

  外国人の応募の増加。

ここ数ヶ月で、4人ほど採用した。

  学生や主婦など様々。

しかし、彼ら彼女等に一様に言えること。

  それは、ガッツがあるということ。

思えば、母国から遠く離れて一人暮らしていかなければならない。
自分の気持ちを奮い立たせて生きていかなければならない訳だ。

  否応にもガッツが生まれてくるだろう。

そしてそれは就業意欲にも大いに現れてくる。

  「日本語を覚えられますか?」

   「大丈夫!大丈夫!」

こう返ってくる。
その元気ある返事を聞くと、頑張ってくれるだろうと思ってしまう。

我々の仕事は、作業指示書と呼ばれる詳細な商品化の指示書が個人毎にチーフから手渡されて、個人がその都度商品化したり品出ししたりするのであるが、その作業指示書を記載する場合に、「漢字」で記載するのが当たり前なのである。

  この漢字が外国人にはやっかいだ。

言葉は話せても、漢字が読み書き出来ない。
そんな方が多い。
その為に、その外国人授業員の為に、カタカナで指示書を記載することになる。

  その手間が、以外に作業性を悪くする。

更に今では、作業指示書自体が、パソコンで作成されており、その商品名に数値を記載して作業指示書としている店舗もある。

こうなると、外国人の従業員に、そこに記載されている漢字の商品名を理解してもらわなければ困るのだ。

  そこがチーフの悩みの種。

とは言っても、日本語の全ての漢字を覚える訳ではない。
その部門の特有の商品名に使われる漢字を覚える。
そう考えると、彼ら彼女等のガッツ次第で、後は慣れてもらうだけの話しなのかもしれない。

  外国人の戦力化。

近い将来、この教育手法が効果を発揮する時代が来るだろう。







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2014年5月23日 (金)

リアルな会話

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ブログに毎日コメントを頂く「dadama」さんと「かわらい」さんが尋ねてくれた。

  3人で心置きなく話すことが出来た。

多少のアルコールも入りながら、心行くまで会話を楽しむことが出来た。
彼らは、てっちゃん会でも主要メンバーであり、毎回参加していただいており、常にブログで会話をしているせいか、リアルには数回の顔合わせなのであるが、全くそんな遠い意識ではなく、昨日の続きのような会話を楽しむことができた。

  どちらも休日を利用して自腹で来て頂いた。

まずは、その行動力に感謝である。
更に、そんな方々が私の周りに存在してくれていることに感謝したい。

  そして、今の仕事についての会話が始まる。

当然、仕事を通してのつながりであるから、今現在のスーパーマーケットという業界の店長として幹部として、自社の問題、自分の問題等が題材。

  これからの業界はどうなるのか?。
  だから何をしなければならないのか?。

お二人とも、毎日のブログに対して毎回コメントを記してくれるだけあって、仕事を取り巻く問題や課題に対しての捉え方は私と同じ視点で見ている。

  だから話しが噛み合っていく。

価値観は企業が違う訳だから、多少の価値感の違いはあるだろう。

  しかし、問題は課題に対しての捉え方は同じ。

だから、同じ視点で課題を捉えるから、会話が即スタートできる。
多少の価値観の違いは当然あるから、意見としては分かれるが、話しが即スタートできるメリットは大きい。

  とは言っても2時間3時間はあっという間に過ぎ去った。

そして4時間が過ぎ、5時間が過ぎていく。
更に、6時間7時間と経過。

  本当に、たっぷりとお互いを語った。

会社の人間と、これほど話しこんだ記憶はない。
むしろ、会社の人間とはこれほどの時間を費やすことはない。

  それは、「あ、うん」の呼吸が存在するから。

しかし、相手は同業他社の同じ店長職の人間。
当然、自分の置かれた環境と相手の環境は違う。

  その違いの中から生まれる価値観が新鮮である。

その価値感の違いに触れられるという経験は、まさにてっちゃん会ならでは。
そんな異文化に触れながら、自分の領域や視野を広めていく。

  貴重な時間を持つことが出来た(笑)。






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2014年5月22日 (木)

鮮魚のデイリー化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


鮮魚の業績が未だに厳しい状況。

  とは言え、回復基調の企業も多い。

ここに来て、鮮魚の業績に明暗が分かれつつあるようだ。

  どこにその明暗の差があるのだろうか?。

鮮魚という部門。

  鮮魚だけの部門ではない。

当然、鮮魚もあれば刺身もあり、生切身もある。
しかし、他にも、魚卵、塩干、小魚、塩切身、生珍味、海藻、冷凍えび、かに等々、鮮魚以外のカテゴリーも多い。

どうやら、鮮魚部門の好調な企業は鮮魚以外のカテゴリーの強化が図られているようだ。

  鮮魚の最大のネック。

それは、骨、皮、内蔵の処理。
そして、そこから出る生ゴミ。

  これが最近の暮らしに合わない。

若年世代の魚離れは、その匂いや調理の面倒さ、そして生ゴミ処理等に起因している。
それらに対処するのは、ためらい無く調理依頼できる体勢が必要だが、人材不足の店舗はなかなか調理場に人を立たせられない。

  だから、専門店に流れていくのだろう。

そして、レンジで簡単に調理出来る、いわゆるシーフードと言われるカテゴリーを強化している企業の数値が登っている。

ほたて、えび、かに、貝等を盛り込んで、更に野菜類とタレをセットにして、そのままレンジ対応トレイを使用して販売。
購入者はそのままレンジで3分程度チンすれば、以外に美味しいシーフードメニューが簡単に食べられる。

  大いにヘルシーでもある。

今の鮮魚離れを考察して、仮説から検証している企業は当然業績は良いだろう。
逆に厳しい企業は、他部門と同様に生産性に縛られ、どんどん「鮮魚」部門が、デイリー化しているのが実態だ。

  鮮魚のデイリー化?。

冒頭で記したように、鮮魚部門は鮮魚だけではなく、メーカーパッケージされた商品群も多いに扱っている。

  陳列するだけの商品群を強化。

デイリー部門と同じ性質の商品を強化して生産性を高めようとしている。
鮮魚という部門特性から、生魚や生の素材を活かしたお刺身、生切身、活貝等の販売には、長年の販売技術を要するが、上記カテゴリーは簡単に販売できてしまう。

私は、逆にこのようなカテゴリーはデイリー部門に統一すべきだと思っている。

  デイリーと同じ仕組みだから。

逆に、鮮魚部門という部門特性を考えたら、これらのカテゴリーは鮮魚から外してデイリー扱いにしてデイリーのオペレーションに組み入れた方が、お店トータルの生産性は格段に向上するだろうと思う。

  かっては、練製品は鮮魚部門扱いだった。

いまでもそのような企業もあるだろう。
そうやって、贅肉を削ぎ落として、鮮魚という分野を特化、強化していく手法でなければ、今後の競争のステージには残れないだろう。

逆に、そのステージに「お魚屋さんの寿司」という分野を載せていく。
現に実施している企業は、好業績で推移しているのだ。





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2014年5月21日 (水)

組織の特色

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


フェイスブックの利用により、多くの友人達の仕事ぶりが伝わってくる。

  見えてくるのは組織色。

組織内で働いていると、その組織内の仕事の仕方が全国標準だと思ってしまう。

  井ノ中の蛙化、とのこのことなのだろう。

だから、外部との接触は極めて重要なのだと思う。
そんな彼らの販売に対してのアプローチの仕方を見ていると、組織色というのが明確に見えてくるようだ。

  店長が自由に商品化が出来る組織風土。
  店長が独自チラシを作成する組織風土。
  店長が店内什器を新設出来る組織風土。

いずれも、あるチェーンストア組織の店長からすると考えられないという声も聞えて来よう。

そして、そんな組織の風土とは、ある程度業績貢献度の評価も店舗の店長に対して高いウェイトを占めている。

  逆に言うと業績低下時も店長への風当たり強いということ。

その逆で、

  本部が一括してチラシの作成を担なう組織風土。
  本部が一括して販売の標準化を目指す組織風土。
  本部が一括して什器備品設置管理する組織風土。

そんな組織では、店長への業績評価もウェイトが低い傾向にある。

  “業績評価のウェイトが高い組織が羨ましい”

一見そう思いがちだが、それによって、標準化が進まない組織が多い。
更に、この時代に業績がなかなか回復せず病んでいく店長も多いと聞く。

  “やっぱり年功序列が安心だ”

そうタカを括っていると、若年層からしっぺ返しを食らう。
ことほど左様に、組織運営は難しい。

  大切なのは、業績評価のウェイトの大小ではない。

いずれにせよ、我々はチェーンストア理論に基づいて、スーパーマーケットを運営している組織の一員であるという事実。

この事実を忘れてはならない。
その前提で、チェーンストアとして組織を強化していかなければならない。

  組織強化。

これに対して、個店経営に舵を切る組織風土であれば、その強みをどう活かすか。
逆の組織風土であれば、その強みをどう活かして組織を強化していくのか。

ここに店長がどう組織運営を図りながら、競合対策を図りながら顧客の囲い込みを図っていくか。

  その為の、自社の武器は?。
  その為の、自店の武器は?。
  その為の、部門の武器は?。

そんな発想から、自社の強みを最大限に発揮しなければならない。

  その為にも、自社の強み弱みを知ることは大事だ。

その強み弱みを知る上で、同業他社の方々とのコンタクトは必要であろう。

  そしてその一環が「てっちゃん会」でもある。


   来る 6月10日(火)。
   時間 午後4時前後。
   場所 東京駅周辺。

こんな日程で、次回「てっちゃん会」第五幕 を予定しております。
いずれ、正式に開催の記事を載せたいと思いますが、取り急ぎ一報まで。







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2014年5月20日 (火)

すき家の閉店

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今、メディアを賑わしている話題。

  「すき家の閉店」。

なぜ?。

  働くアルバイトがいないから。

そんなテレビ放映がされていた。
  
  働く従業員が確保できないから閉店。

非情にショッキングが報道である。

  この流れは我々小売業にも飛び火してくる。

恐ろしい話しだが、この流れはいずれ飛び火してくるだろう。
いや、もう飛び火して火傷を負っているところもあるかもしれない。

  これからの競合対策。

商品の品揃えは価格面だけの問題では済まなくなっていくだろう。
それは、人材の奪い合いという競合対策の時代が到来するかもしれない。

  人材の奪い合い。

以前から水面下では行なわれていた事実かもしれない。
しかし、これだけすき家や小売の人材不足が表面化してくると、より積極的な人材の奪い合いが進行していく可能性は高い。

  人材不足で閉店してしまう。

閉店してしまえば、そこからは利益は生まれない。
営業さえしていれば、利益創出の可能性はあるが、閉店してしまえば可能性はゼロ。

  だからなんとか人材を確保。

その為に、より高い時給であり給与の競争が激しさを増してくるだろう。
それは、新入社員の採用にも如実に現れていくことだろう。

  特に次年度からの採用制度の変更。

昨年は大学3年の12月からの採用活動の始動時期が、今年からは4年の4月からと繰り下げられる。

要は、青田刈りが出来なくなるという採用活動。
そなると、それ以前にあらゆる機会を企業側が創造して学生を囲い込む戦略になっていく。

  新入社員の採用競争。

このことも競合企業との戦いの柱になっていくと思われる。

  より多くの人材を集める力。

企業の販売力もさることながら、企業の採用力もこれからの企業繁栄を図る指標となっていくのである。

  そして、外国人の採用。

こちらもどんどん増加していくだろう。

  言葉の壁。

そして、働く就業文化の壁を乗り越えて、戦力化出来るかどうかが問われる時代。
嬉しいことには、外国人達のモチベーションは高い。
遠く祖国を離れて、日本で暮らしていこうとする覚悟は逞しいものを感じる。
彼らと面接をしていると、文化の違いもあるのだろうが、就業意欲の凄まじさ。

  日本語の漢字を覚えられる?。

そんな問いに、「ガンバリマス!」と元気の良い返答が返ってくる。
そんな彼らを信じて、職場を解放して技術を伝授して社会貢献していただく。

  そんな時代が到来しているのだ。









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2014年5月19日 (月)

ドラッガーのマネジメント

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


あるセミナーに参加を申し込んで。

  上田惇生さん著書の「ドラッガー・マネジメント」

が送付されてきた。

  セミナー参加前に読んできておいて下さい。

そのような主旨である。
それだけ、このセミナーに参加する前の前知識ぐらいは全員共有しておこうということだろう。

  セミナー時だけで終わらせない。

事前、事後の学習と実践があって初めてセミナーの開催主旨が全うされ、参加者が向上するということだ。

よって、早々にこの本を読んでみた。

  上田惇生著 「ドラッガー・マネジメント」
  http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4140815205/tetu0358-22

NHKの100分de名著シリーズは、以前録画していた番組だ。
その中で、一番初めに登場したのが、ドラッガー。
そして、上田惇生さんが解説してくれた。

  わかりやすかった記憶がある。

そして、送られてきた本を読み、本当にわかりやすく解説されているのがわかる。
これは、ドラッガーの「マネジメント・基本と原則」を上田惇生さんが翻訳したエッセンシャル版の要約を中心に、ドラッガーが語るマネジメントを総論し要約し、そして日本人にわかりやすく上田惇生さんが解説してくれた本である。

マネジメントという言葉は、いかにも難解で、いく通りもの解釈があり管理する技術を細かく細分化して書かれた本の要にイメージしてしまう。

また、マネジメントという言葉の意味は、管理するという意味からも経営トップがドライに企業や組織の運営を図る技術のように捉えてしまう。

しかし、ドラッガーはそもそもマネジメントの目的を「よりよい社会を創造するための手法」と捉えている。

  そう、社会貢献の為の手法。

それをマネジメントと捉えている。

  “やっぱりそうか!”

私は、ここから感動した。
だから、未だに名著として輝いているのだろうと思う。

  ブレない思想の幹。

それが、ドラッガーのマネジメントには貫かれているから、多くの人が感動を受け、実践し成功しているのだろう。

この本の中で一番考えさせられた言葉。

  「あなたは何を以て憶(おぼ)えられたいか。」

これはまさに、なりたい自分への問いかけである。

  どんな人間になりたいか。
  どんな社会貢献をしたいか。
  他者にどんな感銘を与えたいか。

自分がその場や組織を去った時に、どんな人間として功名を残したいか。

  それを問い続けることによって近づけるのである。

そしてその為にも、マネジメントの手法を学ぶ必要があるということだ。

もう一度読んで、具体的な手法を身に付けたいと思うのです。






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2014年5月18日 (日)

近頃の映画館

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、映画を見に行った。

  話題のテルマエロマエⅡ。

最近は、夫婦で一人1000円で見せて頂けるから嬉しいものだ(笑)。
前作のテルマエロマエも最高に面白かった。

  阿部寛のコメディーは最高である。

本場ローマのテルマエと日本の公衆浴場(銭湯)を対比させながら、日本の銭湯文化の癒しを再発見し、ローマのテルマエにも応用しようという物語。

  単純に気軽に笑える映画である。

その気軽さが心地よい。
面倒な思考を必要としない映画。

  だから、見てみたいと思うのである。

そして、映画館で見た「テルマエロマエ」に感動した。

何に感動したか?。

  その音響に感動した。

デジタル5.1chの音の良さ。

  音の広がりとその立体感に感動した。

自宅の音響設備にも、7.1chのシステムを入れているが、それがおもちゃに聞こえてしまうほどの立体感。

通常、画面も音も、前方から聞こえてくるものだ。
従来の映画館で見てきた映画は、全てそうだった。
特に、若い頃見た映画は、音に関してはお世辞にも良いとは言いがたいものだった。

そんな時代から比べれば、隔絶の感である。

  映画館で聞く5.1ch。

これはもう感動的だ。
全ての音が、自分の耳に集中して入ってくる。

  世の中の全ての囁きがヘッドホンから聴くように。

これが、5.1cや7.1chの醍醐味なのだろう。
個人個人が、専用のヘッドホンを聴きながら映画を鑑賞出来るという優越感。

  それはそれは不思議な世界である。

世の中の全ての音が、自分のアンテナの感度に引っかかってくるような感覚。

  “こんな音も入っていたんだ”

そんな素直な感動がある。

  小鳥のさえずり。
  さざ波の潮騒。
  前後左右の立体感。

映画という二次元の世界から、現実という三次元の世界に引き込まれていくような感覚である。

これを機に、映画という感動の世界に入り込むのも良いかもしれない。







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2014年5月17日 (土)

仕事とは?

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


仕事とは?。

  大上段に構えられると、言葉に詰まってしまう。

皆さんにとって、仕事とは?。

このことを念頭において仕事をしている人は少ないだろう。

  私とて、常には考えていない。

それでも、今までいろいろな本を読んだりセミナー等に参加してきて、自分にとっての仕事とは、社会にとっての仕事とは、という命題を真剣に考えたことはある。

  一番目先の目的には「収入」が来るだろう。

どんな人間でも第一の目的は収入の為という目的は外せない。
それによって、自らが生存でき、家族が生存でき、子孫が繁栄していくわけだから。

  しかし、収入という目的には永続性が無い。

収入の為に何でもやるか、というとそれは無い。
永続する為には、人として周囲の人たちとの永続的な関係を結び続けながら収入を得ていくことが大切である。

  社会貢献という目的がその裏には存在している。

だから、個人の仕事観にも社会貢献が存在し、その個人が属する組織にも社会貢献という命題が存在しなければ、そこで収入を得るということは永続していかないということだ。

しかし、社会貢献だけで、自分へのやりがいや満足感は得られない。
社会貢献という命題は、社会の中で個人や企業が永続していくための命題である。

問題は、個人がその仕事をやりがいを持ってやれるという要素も必要になってくる。
しかし、この「やりがい」という概念がくせ者だ。

  社会貢献は個人が社会へ発信する貢献度。
  やりがいは個人が仕事自体に感じる満足度。

そして、どんなに社会貢献度が高くても、自分自身がやりがいを感じなければ、個人的に永続出来ない。

  個人の仕事観に委ねられる部分である。

そして、今回の問いもここにある。

  個人のやりがいという仕事観。

これが明確に解答できるかどうか、個人が仕事に対して明確なやりがい、そしてそのやりがいの具体的な場面がイメージされなければならない。

そして、そうやって絞っていかないと、仕事とは?という問いに対しての具体的な議論が出来ないだろう。

  一日24時間の中で仕事は8時間。
  一日の3分の1は仕事で占める。

人生のウェイトを大きく占める仕事。
そして、各々の仕事にも、諸先輩方はやりがいを見出し、それを楽しみながら仕事をこなしながら人生を学び向上してきた。

  それでは、具体的に小売のやりがいとは?。

それはまた次回にでも(笑)。







 

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2014年5月16日 (金)

一度は食べてみたいというコンセプト

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日の「ガイアの夜明」。

  消費増税後の小売動向。

番組では、「デニーズ」「ヨーカドー」「大丸百貨店」の3事例を放映。

  デニーズの極厚パンケーキ。
  ヨーカドーのつくるものがたり。
  大丸百貨店の高級毛ガニ弁当。

いずれも、消費増税後に開発され好評を得ているという。

  消費増税という表面上の価格上昇。

そのテーブルと同じテーブルに乗ってしまうと、同品質で同容量の商品であれば、表面上の価格アップに結びつく。
だから、表面上で競争力を高めたければ、表面上の価格を据え置きかダウンさせるという選択肢となり、価格競争へ突き進む。

  上記3事例は敢えて同じテーブルに乗らなかった事例。

価格という表面上の競争に参加せず、品質や美味しさ、希少価値という選択を取り、お客様の心を捉えて、購入動機を喚起した商品であるといえる。

  しかし、お客様心理とは不思議なものだ。

普段の食材や使用するもの、いわゆるコモディティー商品に関しては、1円でも安いものに敏感に反応するが、食べてみたいという願望に関しては価格弾力性が一気に低下する。

  やはり商売は心理学でもある。

お客様が必要とするものを如何に導入して販売していくか。

  高いから、売れるのではない。
  必要とされるから売れるのだ。

そして、今、あるトレンドが見える。

  デニーズの事例の極厚という価値。

デニーズでは、この春に消費増税を機にパンケーキをリニューアルした。
何も手をつけなければ、そのまま従来のメニューに消費増税分を転嫁して3%の増額になる。
それに先手を打って、全てのメニューをリニューアルしたという。
それは、表面上の価格アップというテーブルには敢えて乗らずに、従来のメニューを刷新して新たなテーブルに乗ったメニューを開発してお客様に増額感を与えない新たな価値観を提案するという手法をとった。

  その結果のパンケーキの好調。

それが、その単品だけの話しなのか、それとも全般的に好調なのかは触れられてはいなかったが、お客様の胸を打った商品開発であったことは間違いないだろう。

  同様に、当店でトライしている極厚ステーキ。

イベント時には好調を維持している。

  “いつかは食べてみたい”

お客様からは、このような心理が働くのだろう。
そして、このような商品を目にすると、いつかは食べてみたいという願望が湧いてくる。

それが、イベント時に再度目にすると、今度こそはと購入されるのだろう。
従来は、横の広がりにより、より大きく見せる商品化がメインだったが、ここにきてより厚い、より高い、より太いがご馳走のキーワードになってきているようだ。




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2014年5月15日 (木)

性格は顔に出る

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


よく、「性格が顔に出る」と言う。

  複雑怪奇な人間の性格が顔に出る?。

初めは、そんな話しを信じなかった。
しかし、長年人間をやっていると(笑)、人の性格が見えてくる。

  顔にも出ているのがわかるようになる。

優しくて気だてのいい顔。
きつくて近寄りがたい顔。
神経質で物にこだわる顔。
おおらかで受け入れる顔。

  そんな性格が顔に出てくるのだ。

なぜか?。

人類の歴史の中で、言語が使われ始めたのは、ほんの数百年前の話し。
それ以前は、言語にならない言葉を発していた。
更に、それ以前は、動作、仕草、そして表情で人間同士の会話を交わしてきた。

  表情で交わす会話。

この歴史の方が、圧倒的に長かったのである。
人間は、新しいことを体内に刷り込み、蓄積して進化してきた。

近代では、言語が開発され、文字が進化し、メールその他によって遠距離での交流も定着してきた。

それによって、かって長い時間を要して蓄積されてきた表情や態度での人間同士の交流が体内の深層に蓄積されていき、なかなか表面化されてこなくなる。

  むしろ退化しているのかもしれない。

しかし、隠しても隠し切れない膨大な蓄積が人間の体内には眠っているのである。
それがいつしか、人間の意識に関わらず表面化してくるのである。

  それが表情にも現れてくる。

生まれたばかりの乳児には無い。
無垢の表情である。

しかし、人間社会の中で人の性格が固まり始めると、それがいつしか表情に現れ、その蓄積が人の顔に深く刻まれていくのである。

  50を越えると人の顔は内面をしっかり映し出してくる。

それは、人間の表情だけでなく、食べ方にも持ち物にも現れてくる。

  不思議な物だ。

だから、人間は、正しい思考を持たなければならない。
その思考そのものが、いずれ顔に出るということだ。

  正しい考え、正しい思考、正しい思想。

それが、いずれ蓄積されて、表情になる。

  人を愛でれば、それが表情になる。
  人を恨めば、それも表情になる。

怒り、憤り、恨み、妬み、偽り、

  全て、それらが表情に現れてくる。

隠し切れない、人類の歴史一万年の蓄積である。

  正しい思考で正しい行い。

心がけたいものである。

PS
この内容は私の独自の見解であり、引用参考資料に由来するものではありません。



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2014年5月14日 (水)

花屋の母の日

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


母の日の販売計画。

  花の需要の高まり。

当店でも、今年の販売計画の中でカーネーションの鉢物を入口トップの一番目立つ場所で果実と平行して展開する計画。

当店の生花は、テナントの花屋さんが商品を提供している。
その花屋さんの当店の担当者の女の子が、今年はどうしても売り込みたいということで、正面で大々的に展開することとした。

私が赴任してからも、生花に関しては、秋彼岸、クリスマス年末、春彼岸等と販売場所に関しては配慮してきた。

  それは、食卓や部屋を癒しの空間に変えてほしいから。

経営理念に標榜する「お客様の豊かな暮らしへの貢献」。

  豊かな暮らしとは?。

その捉え方次第で、イベント時の力の入れどころが違ってくる。

  食生活に拘り続けるのか。
  居住空間まで広げるのか。

豊かな暮らしの意味するところを食を軸にした住空間に広げてみれば、母の日の食卓に小さなアレンジのバラやカーネーションが飾られているという住空間は、母の日の感謝の心に響く設定であろう。

  そう考えたら、生花は暮らしの一部。

そして、入口にそのようなお祝いの鉢物が展開されることにより、その店舗での母の日の食材への購入意欲が一気に高まるのだ。

そんな想いかからの生花の展開強化。

そして、その花屋さんに話しを聞くと、一年で一番忙しいのが「母の日」だそうな。

  “えっ、お盆じゃないの?”

私はずっと、花屋の年間最大の商売はお盆だと思っていた。
地域性にもよるだろうが、この花屋さんの年間最大の商戦は「母の日」だそうだ。

  だから、母の日が終わると一年が終わる。

彼女等の年間のサイクルはそのようだ。
そして、母の日が終わると、人事異動が発令されるらしい(笑)。

それほど、母の日に賭ける想いも一入(ひとしお)らしい。
母の日前日は、店舗が閉店する23時少し前に店舗に入店し、花の補充をしていたほどだ。

花屋さんの商売は、所謂「物見」と呼ばれるイベントで生計を立てていると言っても過言ではない。

  春彼岸
  母の日
  旧盆
  秋彼岸
  クリスマス

それらのイベントで如何に年間の利益を稼げるか。
その余剰で、普段の品揃えが出来るのだ。
だから、この業界ほど、いわゆる「謂れ」の訴求が大切なのではないか。

人は、ご先祖様には無礼は出来ない。
それが日本人。
その謂れをきちっと伝えることで、家系が途絶えていく現代に楔をさしていくことになる。

  この世の無常を生花に例えて愛でる。

その世界観を生花に依存して、その瞬間的な世界観を楽しみ、努力して一時でも長く無常の一時を楽しもうとする日本人の世界観。

そんな花の世界を、店舗内にも広げていきたいと思うのだ。






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2014年5月13日 (火)

マンガ化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


各社毎に毎月店舗に配布している雑誌があろう。

  企業毎に発刊する企業紙は業界紙。

当社にも毎月店舗に配布される業界紙がある。
これは、所属する団体が発刊する業界紙で、その団体が毎月主催する研修会や外部のコンサルの情報、企業の取り組み等を特集して発刊している雑誌である。

その雑誌に今回新たに特集が組まれることになった。

  マンガで解決する店舗の課題。

そんな内容の連載になるという。
このような機関誌に、マンガを利用して記事にするなど従来では考えられなかったものだ。

今月号では、その前段としての基本的な問題解決手法が載せられていた。
そして、次月号より店舗内で起こる問題を解決するヒントをわかりやすくマンガで描いていくというものだった。

今回の内容を要約したものを引用してみよう。

「スーパーマーケットを取り巻く環境は刻々と変化しています。その変化に対応していくには、行動しながら考え、考えながら行動することが必要です。このシリーズは、日頃の皆さんの店舗で起こる問題を解決するヒントとなる内容をわかりやすく説明します。第二回以降はマンガの連載により、現場のスタッフ達が問題解決に取り組む姿を描きます。」

このような要約だった。
そして次回からのマンガでのスタッフが紹介されていた。

店長、副店長、レジチーフ、グロサリーチーフ、生鮮各チーフ、惣菜チーフ等である。

  マンガを利用してわかりやすく入りやすく。

若年層の仕事への取りかかりや入り込みやすさを、マンガを利用して更に機関誌への参加率を高めようとする姿勢は流石だと言える。

  従来の機関誌は言葉だけの情報紙だった。
  そこに写真が導入されて見える化された。
  更にマンガを導入してわかりやすくなる。

経営トップの方達は、いろんな機会を得て情報を吸収していく。
本部スタッフもそれに準じた機会に触れて情報を吸収していく。
現場スタッフは目の前の現実を通してのみ情報を吸収するだけ。

それはそれで本当に重要なことではあるが、外に出る機会には恵まれない。
更に、従来からの機関誌をとっても難しい言葉の羅列と原理原則や理論のみの解説で、現場に即した実用書とは言いがたいものばかりだった。

ようやく、このようにマンガを利用したりして、現場の問題解決に役立てようとする企画が現れ始めた。

  非情に喜ばしいことである。

更にいろいろな業界紙も、若年層がもっと入り込みやすい媒体や内容を盛り込んで、若い世代が目の前の現場の仕事に前向きになれる情報を放り込んでほしいものだ。





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2014年5月12日 (月)

店長職への期待

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


最近の流通の雑誌を見ていると、店長職への期待やエール等のコラムが目に付く。

  ストア・ジャパンに載っていた記事。

「儲かるスーパーには優秀な店長がいる。
優秀な店長とは、商人であること。
バイヤーも出来ること。
生鮮を2部門経験していること。
そして、人間性が良いこと。

  しかし、商人というのはなかなかいない。

サラリーマンでは、お客様のことを聞かなくなる。
そして、店長が動かなければ、バイヤー、チーフ、パートが動かない。
だから、店長は率先して動かなければならない。

更に、もう一つ大事なことは、地域の顔役にならないといけない。
だから、店長はあまり異動させないほうが良い。
赴任地の名士といわれるぐらいになることだ。」

  なるほど、と思う。

私も、店長はあまり異動させないほうが良いと思っている。
しかしそれは、業績に対しての仮説検証を行なう上で、どうしても自分が打った手の検証をして自らの蓄積にしていくのに3年はかかると思っているから。

ストアジャパンのコラムのように、地域の名士としての存在価値を植え付けるという意図は無かった。

しかし、地域にあって、そのスーパーが地域貢献をしていく中で、どうしても店長という存在を抜いては話しにならない。

このこと一つとっても、本部のお伺いを立ててから行動するというサラリーマン店長では、地域の店舗という存在において、地域に根ざして地域貢献を積極的に押し進めていく推進者としての店長の存在がその地域に如何に心強いかということだ。

更に、同じストアジャパンのコラムに、こんな事も記してあった。

  店長は「売場に入れ!」。

店長の役割と機能に関して、店内を見回るのは店長の大事な仕事である。
客の動きを見ることも大事だが、同時に客からも店長がどこにいるのかが見えなければならない。

見えることで客との距離が縮まり親近感が湧いてくる。
地域密着とはそう言うことではないだろうか。

店長は売場に出て、いや入って、買物の仕方をしっかり見なければ「生きた客導線」はつかめない。
一目でわかる「店長ユニフォーム」を着て、存在感をはっきりさせよう。

そんな内容だ。

一目で、この人が店長だ、とわかるいずまい。
そんな存在であることが店長の第一条件であるという。

  “自分はお客様にどう映っているのか?”

もう一度、自問自答しなければならないのかもしれない。








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2014年5月11日 (日)

ルーズヴェルト・ゲームが面白い

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


ルーズヴェルト・ゲーム。

  毎週日曜、夜9時放映。

第一話を見落とし、第二話から本格的に留守録を開始。
更に、第一話も後日放映されるとあって、第一話も留守録。
そして、第一話から見てみた。

  “いやぁ〜、面白い”

内容は、企業対企業の乗っ取り合戦であるが、その合間に昭和のスポーツの象徴である「野球」を通して人間の絆を追求する側面もあり、知と情が絡んだ人間ドラマとなっている。

また、青島製作所の社長である唐沢寿明と専務の江口洋介の対峙も面白い。

  経営者としてコスト効率を最優先に采配を振るう唐沢。
  専務として理路整然と全体バランスを重視する江口。

この二人の経営に対するやり取りも一見の価値ありだ。

まだ、第二回を終了した段階であるため、この後の流れも全く見えないが、ルーズヴェルト・ゲームだけあって、二転三転は当然にあるだろう。

  ところで、なぜルーズヴェルト・ゲームなのか?。

番組の中で説明されたのであるが、「点を取られたら取り返し、8対7で決着する試合」を意味し、野球を愛した第32代アメリカ合衆国大統領フランクリンルーズヴェルトが1937年1月に、ニューヨークタイムズの記者に宛てた、野球記者協会から招待されたディナーを欠席することを詫びた手紙の末尾に記された「一番おもしろいゲームスコアは、8対7だ」という言葉に由来する。

  この言葉に由来する題名を頂くこの番組。

当然、ストーリーは二転三転を繰り返し、逆転に注ぐ逆転の内容となろう(笑)。

  そして、その中で同時進行していく野球部の活躍。

野球という競技とドラマをかぶらせてストーリー化しようとする段階で、この物語が団塊の世代を対象にした番組であることが分かる。

  60代前後の団塊の世代。

昭和を背負って生きてきた世代。
そして、野球という国民的スポーツを通して青春時代を過ごしてきた世代。

  野球を通して学んできた生き方。

それをこの番組は引用しているようだ。

  そこに現代の経営理論と組織理論。
  更に人間関係論を交えてストーリー化。

なかなかの内容だと思われる。

これから、野球を通した組織論や人間関係論が出現し、それと平行して経営論等が配役を通して伝えられていく。

配役の名優人達と共に、楽しんでいきたい番組である。







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2014年5月10日 (土)

副店長の売場

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


企業毎に、販売計画の立て方は違うだろう。

  店長が入り込む計画。

商品部の縦割りが強い企業であれば、店長の入り込む余地が無い場合も多い。
逆に、店長主導で決めなければならない企業もあるだろう。

一般的に言えば、本部機能が充実している大規模な組織体のほうが、本部主導で販売計画が立案され、その流れで各部毎に縦割りのトップダウン形式で店舗のチーフへ落ちてくる計画になっているようだ。

  だから、店長の出番は少ない。

中小規模の企業であれば、バイヤーの数も少なく、どうしても店舗の判断に委ねられる機会が多く、店長主導で具体的に決めていかなければならない場合が多い。

ひとつ言える事は、規模が拡大していく過程で、店舗判断が狭まり決められた販売レイアウトを押し付けられる場面が増えてくるようだ。

とはいえ、100%同じレイアウトの店舗を有した企業は少なく、本当にフリーな売場も存在すると言えば存在する。

  そこを、店舗として如何に使用するか。

そこから先は、店長次第。

  積極的に自店の特性を考慮して販売計画を立てるか。
  そこでも消極的に商品本部主導に販売計画に乗るか。

今回の母の日の企画では、副店長の売場を指定した。

  「店長平台」を持つ企業もある。

店長が自由に52週毎に販売計画を立案し、部門を割り振り商品を指定して販売する平台。
そこでは、部門の枠に囚われずに、自由にテーマを決めて商品をよりすぐり販売する。

  サラダコーナー。
  デザートコーナー。
  ご馳走コーナー。
  ワインおつまみコーナー。
  
等々。
母の日での食卓を考慮して、テーマを持ち、そこで店長が主導で各部に働きかけ、テーマに沿って合同の売場を作る。

  全ては、店長の働きかけ次第。

店長が自分でテーマを設定し、自分で商品を選定し、自分でレイアウトを決定し、自分で各部に働きかけ、自分で陳列する。
そして、その後の売り切りまで責任を持つ。

  “そんなのやってられるか!”

そこまでいってしまうと、やり切れないという現実に直面する。
しかし、これをやり続けている企業も現存する。

  効率は決して良くはない。
  売上も決して高くはない。

それでも、このような売場を展開することによるメリットは計り知れないと思っている。

  それは、店舗内の絆。

店長と部門チーフの関わり。
チーフ間同士の関わり。

それによって、同じ目的を共有でき、数値効果を共有する。
合同展開を企画できるのは、店内で店長と副店長。

それは、横串をさしてみる事のできる店内で唯一の存在だから。

今回の母の日の合同展開は、副店長が担当する事とした。

  それは、そのメリットを享受させるため。

なにやら、楽しげに部門チーフとやっていたようだ(笑)。






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2014年5月 9日 (金)

アドバイス

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある方とお話しする機会があった。

  食品卸しを相手にデータ解析を提案する業務。

そんな業務をされている方。

直接、小売業の人間が必要とするデータ解析を業務としてはいないが、逆に言うと小売業をお客様とする食品卸業の方々に、データとその解析をして卸業者の方々の仕事の糧になればという業務だそうだ。

  その知恵を借りたい。

そんな要請を受けてお話する機会を得た。
対した知恵でもない(笑)。
私も、いろいろな方とお話出来ることが楽しみでもある。

  日々の業務でデータをどのように使われているか?。

そんな質問を大上段から振りかざされると、言葉に詰まってしまうものだ(笑)。

  仮説を立てる為のデータ活用。
  結果検証する為のデータ活用。
  
私は基本的に、この二つの為にデータを活用している。
そして、52週のトレンド毎に定期的にデータを見て今週の手の打ち所を部下ととにも確認している。

この毎週の継続が52週MDに大いに役立ってくるのである。

  そう信じてデータを活用している。

しかし今回のインタビューのテーマは、食品卸業者の方が活用できるデータ解析の手法。

  小売にとって必要な卸情報とは何ですか?。

我々が必要とする情報。
これは、主に卸業者や市場との取引を主に仕事をしているバイヤーが必要としている情報であろう。

  どんな職業も全ては流れの中で起きているのです。

だから、流れを掴んだ情報が必要なのだと思っている。

商品的にどんなサイクルで世間に出回り消費されていくのか。
我々は、卸業の方からすれば、商品面でのプロではない。
いくらバイヤーが商品に詳しいからといっても、彼らから見ればプロとは言いがたい。
やっぱり我々は、販売のプロではあっても、商品自体のプロではない。
だから、プロからのプロ的な情報は絶対的に欲しいものだ。

  商品開発ストーリー。
  商品育成ストーリー。
  
開発者の想い。
生産者の想い。
商品自体の特性。

それらを総合して、販売のプロがどう売り込めばお客様の心をとらえる事が出来るのか。

それらが連動して初めてヒット商品が生まれるのだろうと思う。
その結果、あの企業と組めば必ず成功する、という卸業者からのロイヤリティーが生まれてくるのであろう。

そんな想いを彼との会話で伝えたつもりだ。

  他業種の方との出合い。

店舗の人間とて、これは大きな財産となるであろう。






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2014年5月 8日 (木)

テーマを打ち出す

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


自社、自店の売場を見ていると、伝わっていないと思う事がよくある。

  “この売場は何を伝えたいのだろうか?”

おぼろげには見えてくるが、販売者の本意が伝わってこない。

  “もっと強烈にアピールすればいいのに”

そう思う売場が多い。

  例えば、母の日のステーキ。

子供の日や父の日の豪快はサーロインステーキとは違い、表面積を強調したステーキよりも、厚切りでも柔らかいヒレステーキを提案しているのに、その事が売場に表現されていない。

  “これじゃ〜、お客様には伝わんねぇ〜なぁ〜”

そう思う事しばしばである。
上記のような考え方は重要である。

  母の日特性を考慮した売場提案。

よく考えて提案していると思われる。
本部の作と店舗の演が混じり合い、連動して母の日の売場にジャストミートした提案だ。

  しかし、買い手には伝わっていない。

本当に残念な結果であるが、お客様という最終消費者の方に伝わって初めてその努力が報われるのである。

そんな時、私はとにかく書いて伝える事にしている。
こちらのエゴと思われ様が、販売者の意図をわざわざ伝えなくては伝わらない時代である。
更に、同じステーキでもサーロインステーキや肩ロースステーキではなくて、ヒレステーキを提案する意味を100%の方に知って頂きたい。その上でお客様が判断してどの部位のステーキを母の日のステーキとして家庭で消費されるかは判断してほしいのだ。

そこから先は、お客様の食卓の問題である。

  ステーキを購入する予定がなくても、それが伝われば
  ヒレステーキを購入してくれる方が増えるかもしれない。

お客様に知らせる事によって、確立0%からわずか数パーセントに確率が高まるのであれば、それは是が非ともやらねばならない。

  “お客様にも伝わっているハズ”
  “この売場で分かってもらえるハズ”

それが一番危険である。
分かる人は分かるかもしれない。
しかし、忙しく買物する主婦が、買物の過程でほんの一時に見た売場が、何を訴えているのかを理解するのは、至難の業だ。

  それを理解できるのは競合他社の業界人だけだろう。

母の日に、どんな食卓を囲んでほしいのか。
または、どんな母の日を過ごしてほしいのか。

  こちらが、お客様にこうあってほしいという願い。

それが、我々に提案であり、その機微に感動を得たお客様が、それらの商品を購入して、そんな時間を過ごしていくのであろう。





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2014年5月 7日 (水)

ある面接

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある応募者の方と採用の面接をした。

  男性の方だった。

いわゆるアラフォーの年代。
その前に、電話で応募の旨を受けときに、どうも本当に就業したいと思っているのか疑問に残るところがあったのだ。

  「毎週日曜日を休日として要求したいのですが。」
  「毎週曜日を固定して休日をとりたいのですが。」

“まず、自分の要求を突きつけるか?”

そして、採用の面接をした。
彼との面接をしていて、どうも気になる事があった。

  “彼は本当に就業する気持ちがあるのだろうか”

私とのやり取りは、上から目線である。
私が、仕事の内容として、接客に関しての話しをしている間もうつろな目で話しを聞いている。

  “販売には向いていないのではないか?”

面接をしていて、私は段々そのような気持ちになっていった。
就業時間も8時から13時の短時間での就業を希望している。

  “短時間で給与面は満足なんだろうか?”

男性なのだから、本来なら正社員を目指すだろう。
致し方なくパート社員で採用されようというのなら、出来るだけ長時間の勤務で給与を上げたいと希望するのが一般的だ。

  “男として将来自分をどう考えているのか?”

そんな疑問が湧いてきた。

  「本当にこの短い時間でいいの?。」
  「あなたは自分の将来をどう考えているの?。」
  「男として家族を背負わなければならないでしょう?。」

彼は黙って固まってしまった。

 「そうなんですけど。」

  「だったら、出来るだけ長い時間働きたいとは思わないの?。」

相変わらず目線を落として固まったままだ。

  「本当に小売業で働きたいと思っているの?。」
  「どうもそれが伝わって来ないんだよ。」

本当に働きたいと考えているのであれば、とにかくなりふり構わずその意志を相手にぶつけてくるだろう。そんな必死さが伝わって来ない。

“本当に自分の将来を考えて応募してきたのだろうか”

  「必死さが伝わって来ないんだよ。」

はっきり言った。
このままでは、ここで面接は終わりだ。

  「後日、採用不採用を連絡します。」

そう言って別れ、今日の夕方にでも不採用の電話を入れて終わりだ。
しかし、この男性にははっきり言っておきたい事がある。
それを言わなければ、この男性はそのままどこに行っても同じ事の繰り返しになってしまうだろう。

  「今日はこの履歴書をお返しします。」

本気で採用されたいという気持ちが伝わって来ない。自分のこれからの人生を考えたなら、本来なら正社員として採用されたいと強く思う筈だ。
それを考えたら、もっと就業意欲を全面に押し出すような態度をとるだろう。

  なぜ、そんな行動をとらないのか。

そんな事を告げた。

  「本当に仕事がしたいなら、全面に出しなさいよ。」
  「それが出来るなら後日採用面接をやりましょう。」

さて、気持ちを切り替えて面接に来るだろうか。





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2014年5月 6日 (火)

流れを掴む

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


世の中は流れていくもの。

  どんな世界もに流れがある。

それは、歴史という言葉で表現されてもいる。

  過去〜現在〜未来。

過去を振り返り、現在の状況から、未来を予測する。

  そして、手を打つ。

我々も、52週の計画の中で、昨年を振り返り、現状の数値状況から、今年の予測を立て販売計画を立案する。

  しかしもっと大切なのは本部情報。

本部情報を流れで捉えていかないと、常に一定のスペースしか有しない店舗の売場がパンクしてしまう。

  先週の売場情報。
  今週の売場情報。
  来週の売場情報。

全ては、同じ売場で連続的に繰返される。

  売場も常に流れている。

陳列したら売れていき、売れていけば商品が薄くなる。
商品が薄くなれば仕入れて立て直す。
立て直せば、在庫が増えて崩せなくなる。

  ここに本部情報の的確さが要求される。

52週毎に、簡単な売場レウアウとが表現されているという「見える化」が、現場にとってはとても有効なのだ。

  どう売り切るか。

売り切るタイミングは?
その過程での売場の状態は?。
次に売場をいつ立ち上げるか?。

  売り切って次に繋げる。

この情報が大切だ。

  売場作りと同時に売り切る情報。

この情報と販売レイアウトの情報が連動するから、現場は安心して売場を立ち上げ、未来を見越して売り切りを図り、次へ繋げる。

  “そんなの経験で分かるだろう”

現場のチーフが、一体何年経験を積んだというのか。
ちょっとした経験と成功体験を積んだ途端に、次のステップへ異動してしまうのが現場の現状であろう。

  その経験を活かすから情報に載せるのだ。

そしてそれをフォローするのが店長の役割でもあるだろう。

流れを網羅した販売情報。

  しかし、それでも必ずズレが発生するもの。

そこに、状況に合わせた対応が生まれる。
それは、現場で現実に遭遇している担当者の最大の仕事。

  「自分が売場の担当者だったら」
  「自分が本部バイヤーだったら」

そんな想定の下に、有効な情報を活用していきたいものだ。




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2014年5月 5日 (月)

作と演の間

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


本部の作と店舗の演。

  よく言われる本部と店舗の関係。

優秀な「作」と優秀な「演」により、商品と販売の関係は一体となり素晴らしい売場が完成され、数値効果を高める。

  理想はそう言う事だ。

しかし、なかなか理想通りに事が進まないのはどこの一緒だろう。

  「本部の作がお粗末で。」
  「店舗の演が力不足で。」

お互いにそんな罵り合いの応酬になってしまっているところもあるだろう。
 
  “俺の作は完璧だ”

そう思い込んでいるバイヤーも多いだろう。

  “俺のお店は例外だ”

そう思い込んでいる店長や部門責任者も多い。

  なぜ、もっと歩み寄れないのだろうか?。

それは、仲立ちをする人間がいないからだろう。

  本部商品部と店舗販売部。

それぞれがそれぞれにプロフェッショナルな仕事に特化していけばいくほど、その距離は遠のいていく。

遠のいた距離の向こう側に向かって、「もっとこっち来いよ!。」と叫んでも、お互いに相手の問題として処理してしまい、距離の縮まらないのを自分の問題としては捉えられなくなってしまっている。

  距離感を自分の問題として捉えるには?。

商品と販売をトータルで捉えられる通訳が必要なのだ。
お互いにそっちの道のプロとプロとであれば、話しが通じにくくなってくるのも致し方ない。

  本来はひとつだった「商」と「販」。

しかし、現実にお互いに役割を分割してプロフェッショナルな方向へ進んでいったしまったが故に、お互いへの通訳が必要になってしまっているという皮肉な現象。

しかし、これも事実。
その架け橋になれる人材がその間に入って、通訳をしなければ、企業内の情報という血液は回らない状態にまで及んでいるのではないか。

  キーマンは「商」「販」を一括する通訳者。

そんな人材が存在している企業は、相変わらず強みを発揮しているようだ。






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2014年5月 4日 (日)

甲斐バンドストーリー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今日は日曜日。

  芸能ネタの日。

久しぶりに、芸能ネタを盛り込んでみたい(笑)。
先日の、NHKのSONGS。

  甲斐バンド。

1974年、シングル『バス通り』でデビュー。
1986年に解散。

  デビュー当時は4人でバンドを組んでいた。

先日のSONGSでは、2曲目にセカンドシングルの「裏切りの街角」を歌った。

  私の好きな甲斐バンドの曲だ。

この曲の、曲調がそれ以降の甲斐バンドの主流となっていく。
バス通りが思いの他ヒットしなかったプレッシャーもあり、裏切りの街角にかけるメンバーの想いは計り知れない。

  私にとっての甲斐バンド。

心の叫びを心の底から誘い出してくれるサウンドと歌である。
音楽を通して、心の叫びを導いてくれてのが、井上陽水。

  氷の世界を初めて聞いて衝撃が走った。

私が中学になるかならないかの頃。
思春期まっただ中に衝撃を受けた曲。

そして数年が過ぎ、甲斐バンドの裏切りの街角。

  あの頃の世相だったのか。

心の内面をストレートに表現した詩が心を打つ。
その後、甲斐バンドはその後、

  かりそめのスィング。
  ダニーボーイに耳をふさいで。
  テレフォンノイローゼ。
  氷のくちびる。
  LADY

と続き、最大のヒット曲、HELOと続く。

  そして、安奈。

「安奈、お前の愛の火はまだ、燃えているかい。」

  何度聞いても、良い歌だ。

難しい曲ではない。
単純なメロディーの繰り返し。

それでも、口ずさんでしまう曲である。

坂本冬美が、LOVE SONGS 2でカバーしている曲でもある。
この、安奈もいい仕上がりだ。
安奈というしっとりとした曲に、坂本冬美の抜群の歌唱力が感情を添える。

この世の中には、いい曲がたくさんあり、これからもたくさん出てくると思われる。

  しかし、我々はある一時期に聴いた曲に戻っていくのだろうか。

不思議な世界である。






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2014年5月 3日 (土)

標準化

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


標準化。

  この言葉の意味にもいろいろある。

今日お話しするのは、チェーンストアとしての標準化。

  チェーンストアとしての標準化?。

どの企業も、企業としてチェーン化を図り、店舗数を増やして拡大していく。
その過程で、チェーンストアとしての標準化を図りながら、企業内の人材がどの店舗でも標準的なオペレーションによって、同様の店舗運営を行う事が出来る為に標準化を図っている。

この標準化により、店舗のスタッフは店長以下、どの店舗においても標準的な仕組みを理解するだけでどの店舗に人事異動しても、異動日から即その店舗で業務をこなせるわけである。

更に店舗レイアウトや品揃えに関しても、同様のレイアウトで同様の品揃えが為されているから、異動日からある程度の品揃えの位置を把握して店内の商品を武器として競合店と戦える訳である。

稀に、企業内でスーパーマーケットの標準タイプの店舗とディスカウントタイプの店舗を有している企業がある。

  “人事異動は大変だろうなぁ〜”

例えば、標準タイプの店舗からディスカウントタイプの店舗への異動。
その逆も有り得る。
品揃えから人員配置、店舗レイアウトまで全て違う訳だ。

更に、企業内で二つのタイプのフォーマットの標準化を図らなければならない。

  将来を見越して違う血を入れておく。

その事によって、一方的な方向に進み過ぎる危険性を抑止する効果もあるだろう。
ディスカウントタイプの店舗を有する事により、そのメリット、デメリットの実態を知り、それを本業のスーパーマーケットに活かす事も出来る。

  「我々の本業は何か?。」

その本業を絞り込み、その軸をブラすこと無く、他のタイプを試しながらメリットだけを本業に取り入れる。

そんな思惑を兼ねて、本業以外の営業タイプを併設している場合もあるだろう。

しかし、スーパーマーケットとディスカウントの2タイプを同じウェイトで併設している企業もある。

  2タイプのフォーマットを有している場合。

いろいろな価値観が混じり合い、企業全体で成長出来る場合もあるかもしれない。
しかし、小売業が世の中の変化に合わせて連動する変化対応業だとすれば、2つのタイプを伴に変化対応させていくフォーマットを同時進行させるのは至難の業。

まして、その中で育っていく人材の事を考えると、どうなのだろうか、という疑問が残る。

私も、スーパーマーケットというタイプの小売業しか経験が無い。
だから、それを専業として成長してきたとも思っている。

  これが、二つのフォーマットを行き来してきたら。

明確な原理原則には出会えなかったであろうと思う。
それは、常に同じ経営理念に基づき、日々の問題を解決しようと行動してきた結果得られた賜物だと思っているからだ。

逆に言えば、その世界だけの、井の中の蛙になってしまっているのかもしれない(笑)。

何れにしても、企業やそこで働く従業員が二つのフォーマットを得る為に、二つの標準化を同時に取り入れていくという複雑な作業をこなしていくという事は、多大な時間と努力が必要とと思われる。




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2014年5月 2日 (金)

生鮮の原理原則

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


いつも思う事。

  生鮮は仕入れて売り切る繰り返し。

これは、生鮮部門の原理原則である。

  仕入れて売り切るから鮮度が良くなる。
  仕入れて売り切るから在庫が安定する。
  仕入れて売り切るから顧客が満足する。
  仕入れて売り切るから旬が巡ってくる。

仕入れたら売り切る事で、全ての課題が解決していく。

  言うは易し行うは難し。

なぜか?。

  日々が戦いになるから。

しかし、生鮮部門とは本来そのような性格の部門である。

なぜか?。

  日々鮮度が落ちていくから。

仕入れた段階から、鮮度は時間と共に落ちていく。

  仕入れた段階が一番価値が高い状態。

これが生鮮部門の宿命。
だから、仕入れて、一番価値の高いうちに売り切っていくことが、一番利益になるということ。

それは、購入されるお客様にとっても同様の事。

  鮮度の良いうちに食すれば、本来の味で食べられる。

鮮度が落ちてしまったら、翌日には大きく味が落ちてしまう。
下手をすると、翌日には食べられない状態かもしれない。
生ものなどは、賞味期限内に購入しても、冷蔵庫で保存して賞味期限を越してから食べるという場合もあるだろう。

それでも、十分に食べられるという事は、販売時点での鮮度である。

  それがお店のロイヤリティーである。

「あのお店は鮮度が良い。」
このロイヤリティーは、このように日々の売り切りから生まれてくるものだ。

特に生鮮部門と言っても、所謂「生物」類の部門は、この原理原則を徹底しなければならない。

  逆に言うと、発注が全てだと言う事だ。

過去のデータから、過去の販売実績から、過去の経験から等々。
そして今の現実から、競合の状況から、自店の特性から、自分の好みから等々。

発注を支える情報はたくさんある。

  しかし、売場はひとつ。

その売場で、その日に売り切れる数量を発注する。
それは、いくつ売れる、という事実から、いくつ売る、という願望で成り立つ。

  その意志が全て。

その意志があるから、売り切る為の売場が作られ、売り切る知恵が投入され、売れる仕組みが自分の中で確立していく。

  売り切る仕組みの中に、全てが内包されている。



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2014年5月 1日 (木)

店長の態度

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店舗内では、店長が文字取り第一人者。

  他の誰よりも注目を浴びる存在。

全てにおいて、店長はその代表者として見られている。
それを自覚しているかどうか。

  出社時の挨拶。
  朝礼時の言葉。
  各人との会話。
  顧客との会話。
  本部との関係。
  上司への対応。
  思想の一貫性。

要は、全ての態度や行動、思想がチーフ、担当者、パートさん達に見られているということだ。

店舗の全ての人間に注目されているという事は、注目する店長の後ろ姿から、その人間に対しての影響が多大だということだ。

  仕事観。
  企業観。
  将来観。
  人生観。

関わる人間の生き方に大きな影響を与えていく。
それは、我々が好むと好まざるとに関わらず、注目される存在故に起こる現実である。

普段の何気ない態度、気づかないうちにとってしまう愛想、部下と上司への態度の変化等々。

  部下は店長の表と裏を見通している。

だから、店長は上司を騙せても部下は騙せない。

  店長が前向きなら部下も前向き。
  店長が挑戦的なら部下も挑戦的。
  店長が排他的なら部下も排他的。

部下は、店長の姿そのものから、自らの未来を想像し、創造するものだ。

  店長が長時間労働を率先している。
  店長が休日出勤を率先している。
  店長が仕事の愚痴を吐露する。

そんな姿に部下は感化され、自分が将来的に店長になったときのことを想像する。

  “これなら出世したくない”

そういった印象を持つのは、当然のことだろう。
我々がそのような認識を持たなければ、人事の雇用政策による人員獲得策に嘆くだけで、自らの姿から部下の就業意欲を喚起させるという現場の存在に成り得ていないということだろう。

  もう一度、自らを振り返ってみたいものだ。

PS
「妻のステンドグラス」の最新版をアップ致します。
冬がテーマの作品の数々です。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/photos/tumanosutenndogurasunana/






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