客数の変化
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
消費増税から約二週間。
先日、増税から二度目の日曜日を迎えた。
徐々にではあるが、生鮮の購入頻度が回復してきている。
それにも増して嬉しい話題は、客数の回復。
30日日曜日が最大の販売チャンスだと思って臨んだ日曜日。
しかし、結果は他業界への流入?により思ったほどの売上は作れなかった。
しかも客数は大幅減だった。
その日曜日から二度目の日曜日。
客数は大幅に増加してきた。
以前の日曜日並みに戻ってきた。
が、・・・。
客単価は低迷したまま。
依然として、ドライグロサリーの点数が伸びて来ない。
“まだまだ本来の姿には戻らないなぁ〜”
いい加減、食材は買いだめ需要から日数も経過し、本来の実需には戻っている筈なのだが、節約志向はそのまま残ってしまっていいるのだろう。
節約が最善。
そんな生活観念が根付いてしまったか。
必要以上な食材は絶対に手にしない。
更に、購入した食材で食い繫ぐ日々。
しかし、牛肉や豚肉等はお買い得な日に買いだめしておく。
そして、ちょっとリッチな気分の日に食するプチ贅沢も忘れない。
普段の食卓はおかずの数が相当現象しているのでは?。
この「節約が最善」の生活観念を、どう切り崩していくか。
しかし、期待が持てる事実もある。
客数の回復。
いずれにしても、客数という可能性は大切なことだ。
客数さえ維持していれば手の打ち様はある
客数が減少しているのであれば、どんな手を使ってでもお客様の来店を促進しなければならない。
しかし、客数が維持拡大しているのであれば、そのお客様の財布の紐を緩める戦略へ転換できる。
ようやく、そのステージへ登れるのか。
まだまだ先は長いが、打つ手が存在していることだけは確かなようだ。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
自社の長所の打ち出しは当然図っていくべきですが、弱い曜日をどうするか?。
悩みどころです。
投稿: てっちゃん | 2014年4月20日 (日) 21時26分
確かにお客様の数は戻ってきました。
しかし、売上はなかなか戻りませんね。先日の強い日、弱い日の話しと重なりますが、お客様の購買行動の偏りが日々極端になっていく感じですね。自社の長所をより鮮明に打ち出す必要がありそうですね。
投稿: かわらい | 2014年4月19日 (土) 21時02分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
従来のスーパーはワンストップショッピング性を追求して品揃えの拡大を図り、それが結果的に客数増に結びついてきた。
しかし、今後は客数減(人口減)の時代。その客数減の構図にあったスーパーの未来像を自社に置き換えてフォーマットを模索していかなければ、将来的に人口減の時代に客数増は図れない。
ますます品揃え型から単品量販によって明確なコンセプトを単品で表現出来るお店に支持が集まる時代になるのでしょうね。
投稿: てっちゃん | 2014年4月19日 (土) 06時55分
客数の変化、変化したお客様は何を当店望まれての結果なのか?店は何を売りにして顧客の支持を得ていくのか?先日のセミナーでもスーパーの時代は終わったのだと・・・スーパー言えども専門性を備えたスペシャリティーストアを目指さない限りディスカウントストアやドラッグストアに淘汰されてしまうのでしょう。客数拡大も客層にターゲットを絞った戦略が必要なのでしょう。
投稿: dadama | 2014年4月18日 (金) 21時57分