焼肉タレの欠品
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
消費増税に振り回されたここ数週間。
気づいたら入園入学と季節が移ろっていた。
いつの間にか春めいた気温に上昇し、更に3月から4月へ月も変わり、人々は新学期やら新入学やらで暮らしが着々と変化していたではないか。
更に、桜も満開。
先日の週末は、こんな生活の変化がお客様の買物行動に大きな変化をもたらしていた。
そして、食品スーパーへの買物行動も普段に戻りつつあるようだ。
消費増税最後の日曜日よりも先週の日曜日の客数のほうが増加しているという事実。
これをどう読めばいいのか?。
おそらく、食品スーパーの現実がそこにあるのだろう。
日常を取り戻そうとするお客様達の買物行動も変化してきたようだ。
入園入学のお祝いの買い回り。
ステーキ、刺身、生寿司等のハレの日商材の動きが活発になり、気温の上昇とともに生食の動きが活発になる。
焼肉のタレが欠品。
精肉部門で品揃えしている焼肉のタレ類が軒並み欠品。
食品部門の焼肉のタレも大きな動きを示していた。
家庭に常備していなかったのか?。
季節的に「すき焼き、しゃぶしゃぶ、お鍋」等の調味料は家庭に常備されていたが、焼肉のタレは季節巡って今やご家庭の台所に無い状態だったようだ。
“春夏商材の調味料等は改めてチャンスあるなぁ〜”
生鮮食材が売筋が変化してくるということは、それに伴う食品、雑貨の動きも連動して動いてくるという事。
そして、家庭に備わる頻度がこれから上昇してくるタレ類は、この時期に大いに購入されるということである。
家にあるかないかの思考から
無いと判断して購入する思考
そんな判断が、週末の焼肉のタレの欠品へ繋がったのだろう。
そう判断すれば、この一週間は大いにチャンスのある商材が目白押しである。
焼肉のタレ
漬物のたれ
生姜焼きのタレ
更には、薬味類も有用になってくるだろう。
生姜
にんにく
ミョウガ
小ネギ
大葉
豆腐にもかつお類にも有用な薬味類も、徹底して露出するタイミング。
日本酒、ワインからビールへ。
そんなおつまみ需要への入りかえが大いに進む時期でもある。
いつまでも消費増税に振り回されている場合ではない。
食品スーパーとしてやるべき事を再度見直していく時期であろう。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
セミナーがいいタイミングで力を得たいところですね。
投稿: てっちゃん | 2014年4月10日 (木) 06時37分
生鮮を中心に徐々に回復してきましたね。
昨日今日の学びを生かして一気に加速したいところです。
投稿: かわらい | 2014年4月 9日 (水) 21時40分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
外部与件に対応しながらも、我々の本業を忘れてはいけませでしたね(笑)。
以前拝見させて頂いた富士の麓のスーパーは凄かった。その根本にある考え方がブレていないのでしょう。
投稿: てっちゃん | 2014年4月 9日 (水) 09時36分
追伸、今日もてっちゃん会メンバーと「夢の国」で頑張ります(笑)。今回も山梨のスーパー様の発表は素晴らしかったです(^^)。
投稿: dadama | 2014年4月 9日 (水) 07時08分
季節の移り変わりと食志向の変化。更には増税前は油・砂糖・だし等には頭が回っても焼肉のたれの先行需要までは売手もお客様も気がつかなかった(笑)。当地も花見・卒入園に増税が重なり企画が絞り難かったですね。更には急激な温度上昇。一気に売筋が替わりあちこちに欠品の穴が・・・増税の影響かもやしの売れ行きも良いようです。
投稿: dadama | 2014年4月 9日 (水) 07時04分