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2014年4月23日 (水)

結婚

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


結婚。

  人生の一大イベント。

そして、その結婚スタイルはそれぞれのカップル一組一組が千差万別。
だから、それぞれのカップル毎に、その結婚ストーリーが存在する。

  出合いのきっかけ。
  恋愛を育む過程。
  お互いの理解。
  将来のお互いの夢。

一人の人間として相手と付き合い始め、その過程で学んでいく二人の幸せ。
途中途中の障害を乗り越えながら、お互いの理解を深めて人生の伴を得ていく。

  それらの過程も千差万別。

そして、それぞれの結婚ストーリーも、結婚式という儀式を経て更に結婚生活という長い長いストーリーとして、人生の新たなステージを迎える事になる。

そして、ひとつ言える事実は、どちらかの性が変わるということ。

  一般的には女性の性が変わり嫁いでいく。

逆に、男性の性が変わり婿に入る場合も多い。
しかし、何れにしても、どちらかの性が変わり、どちらかの性になる。
そして、結婚の儀と披露宴を以て、その性になり切る為のけじめをつける事になる。

  それは相手の家の人間になるということ。

いくら結婚前に同棲していても、結婚式という時間を以て、二人はどちらかの家から離れ相手の家の家族となる。

  先日、私の娘が結婚した。

自分たちが結婚したときは、自分たちで全てを完結したと思い込んでいたものだが、今回の娘の結婚によって、それが大きな間違いだった事に気づかされた。

その二人の後ろ側には、お互いの家が存在し、両親をはじめお互いの親戚一同が存在している。

  特に、お互いの親の存在は大きい。

親となって娘を送り出す立場になって初めて気づく親の気持ち。
それは、結婚式という華やかで煌びやかな式典であり、結婚する本人達にとっては一世一代のステージである。

しかし親の立場から見ると、それは娘との決別の儀式でもある。

  娘との縁切りの儀式。

そういうと非情な考え方かもしれない。
しかし、自分の親と縁を切って、相手とともに相手の家に嫁ぐという儀式。
それは、相手が長男次男関係無く、性が変わるという事は、親の立場からすればそういうことなのだ。

そして、ここ数ヶ月、そのことに全力を費やしてきた女房の喪失感は大きい。

  費やした時間がそっくり抜け落ちたからだ。

子供の娘からすれば、こんな時に一番頼りになるのは、まだまだ自分の親であり母であった。

だから、この結婚式に至る過程の中で、女房と娘で作り上げてきた娘側のストーリーに母親として大いに関わってきた時間。

そして、そんな娘とのかけがえの無い時間が抜け落ちてしまうことの空虚感。

更には、娘が頼る相手や家族が変わるという決別の瞬間。

どうやら、結婚式という儀式は、送り出す側の親にとってはそのような意味合いもあるように感じた。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
そういったいろいろな糸が自分に絡んでくる。
それも人生であり、人間社会は深く結ばれていくものだと感じました。
こんな関係が複雑に絡み合いながら、その糸をしっかり掴もうとする行為が人間社会で地に足をつけた生き方なのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年4月24日 (木) 00時31分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
自分よりも奥様の心境の変化の方が甚大だと思います(笑)。
そして最後に夫婦は始めの二人に戻っていく。そこからが本当の人生のような気がしています。

投稿: てっちゃん | 2014年4月24日 (木) 00時28分

CAPさん、コメントありがとうございます。
CAPさんにはCAPさんの結婚ストーリーが存在する。個々の状況を踏まえた結婚ストーリーに合わせて対応していくから自らのストーリーを二人で作り上げていく。そこに二人の絆と信頼関係が蓄積されていく。重要な事ですね。
そして両親が他界した私にとっては、家族が増えていく事は嬉しい事です。

投稿: てっちゃん | 2014年4月24日 (木) 00時23分

ご結婚おめでとうございます。
自分達の結婚式、友人の結婚式、会社の仲間の結婚式、いずれも楽しいひと時でしたが親として子供の結婚式に臨む気持ちは複雑なんですね。特に娘を持つ親は。家族をもっと大切にしよう、そう思う記事でした。

投稿: かわらい | 2014年4月23日 (水) 20時11分

ご結婚おめでとうございます。いよいよこの日を迎えたという感がひしひしと伝わって参ります。私の子供達はもう少し先のようですが何れは訪れる儀式として心に留めておきたいと思います。結婚によって全くの他人が親戚となる事実。子の目線・親の目線の違い、私もてっちゃんの気持ちが判る日はいつになるのやら(笑)。

投稿: dadama | 2014年4月23日 (水) 17時52分

私たちの時には両家の調整に不手際があり、
姑からお叱りを受けました。
「娘を嫁にやろうというのに、
そんなことでは本当に迎える気があるのか、不安だ。」と。

妻の妊娠に伴い、居を構えようということになり、
妻の希望を入れて義両親の近くに住むことにしたとき、
私の母は言いました。
「お父さん、あんたが取られちゃうみたいでさみしいみたいよ」

私もまだまだ3歳の娘に手を焼いている状態ですが、
いつか、自分の娘が「自分達だけの」娘ではなくなる日が来て、
てっちゃんや奥様、うちの両親達のように感じる日が来るのでしょうね。

心しておきます。

しかし、今は、部外者として、
てっちゃんの家族が増えたことに、あらためて、お祝いを申し上げます。

まことに、おめでとうございます。

投稿: CAP | 2014年4月23日 (水) 17時17分

ひがしん☆さん、コメントありがとうございます。
ひがしん☆さんの娘さんもいずれAKBのセンターを経てお嫁さんへ。
あと10年もすると娘さんも自立し始めていきますよ。

投稿: てっちゃん | 2014年4月23日 (水) 07時40分

てっちゃんブログ

おめでとうございます。

でもてっちゃんにとっては、喜びと同じかそれ以上におつらい気持ちになられたことでしょうね。

 娘との縁切りの儀式…

親からすれば結婚式とはそういうものなのですね。
僕も娘を持つ親として、朝から衝撃を受け少しブルーになってます。。。
(まあ まだ3歳ですけど…笑)

でもてっちゃん夫妻の愛情をたくさん受けられて育った娘さんです。
ご両家をつなぐ重要な役割を担ってくれます。
娘さんがお相手の方と結婚することによって、てっちゃん家族とお相手の家族を引き合わせてくれました。

家族が増える事は本当に素晴らしいことですよね!

お相手の親族、親戚を含め新しいファミリーの体となるものだと思います。
そのてっちゃんファミリーが、てっちゃんの家に集結し そしてあの素晴らしいリビングで、にぎやかに4Kテレビを見たり、猫と戯れたりステンドグラスを鑑賞する様が目に浮かびます。

やがて日曜日のブログは「芸能の日」から「孫の成長」を綴る…。
あ、すいません。妄想が暴走してしまいました。
でもそんな日が来る日が楽しみですね。

この度は本当におめでとうございます。


追;ベアの刺繍にはやられました…(号泣)

投稿: ひがしん☆ | 2014年4月23日 (水) 06時44分

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