関連販売の戻し
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
消費税増税対策として、定番へ戻しておいた関連販売。
“そろそろもう一度関連販売を始めるか”
店舗運営方針に掲げているワンストップショッピング性の強化。
それを品揃えという商品部政策という消極的な提案だけでなく、よりセレクトした単品を生鮮部門の食材と連動して強化販売していく為の関連販売。
それを今年の政策として打ち出しているが、消費増税での切り替えの一環として、敢えなく定番に戻していた。
“そろそろもう一度関連販売を始めるか”
こんなところにも、消費増税の波が及んでいたのである。
“どうせ戻すのだから一から見直そう”
そう思っている。
関連販売という概念も、このお店の若年世代の主婦層の意見を取り入れて再度見直す必要はあると思っていた。
だから一から見直してみたいと思っていた。
そう言う目で、食品の品揃えを見てみると、どんどん進化して新たな品揃えが増加しているのが分かる。
“こんなにあるのかぁ〜、迷うなぁ〜”
私ですらそう思うのだから、お客様は尚の事。
“どれがどれに最適なの?”
同様のメニューに対して、いろいろなメーカーから多彩な調味食品が提案されている。
それをセレクトして提案してくれるお店。
ここに販売者の意志が大きく左右してくるものだ。
お客様にこんな食生活提案をしていきたい。
そんな意志を持ってお客様の食生活に貢献していく。
品揃えの豊富さを追求するのは簡単だが、そこからセレクトして提案し、単品量販していくことは意志のいること。
販売者が意志を失って商売は出来ない。
その意志とは、セレクトしてコラボして組み合せて利便性と感動を提案すること。
そして生鮮の強化。
生鮮で差別化されたスーパーマーケットという存在への側面の支援でもある。
生鮮で差別化すると言っても、販売金額が高まらなければその効果は薄まる。
販売金額が高まれば、更に余裕を持って人材投入が可能となり、充実した加工技術が加わり更に差別化が図られる。
その支援として、側面から生鮮の単品量販を支援することが関連販売の意義となる。
そんな想いで一から見直していきたい。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
実は変装して聞いていました。
んなぁ訳無いでしょ!。
ただ、節約志向が継続していくなかで、ワンストップショッピングをどう維持させていくかと考えると、それもひとつの支柱になると思います。
投稿: てっちゃん | 2014年4月15日 (火) 09時14分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
偶然ですね。私ももやしの関連で該当商品を陳列しました。
もやしをより美味しく。
今流の世代への提案だと思います。
更に、FUN TO DRIVE, AGAIN。
かって紀文さんが謂れを掘り起こし年末の年神様伝説を定着させておせち商材を復活させたストーリーと同様の思想ですね。
そしてFUN TO SHOPPING, AGAIN。
我々小売業が目指す方向性ですね。
投稿: てっちゃん | 2014年4月15日 (火) 09時11分
てっちゃんもしかしてやる気と感動の祭典に極秘で参加してました?(笑)
部門の壁を撤廃しメニューごと最大化する関連を超えたコラボレーション販売。今回のやる感でのメインのテーマでしたよ!私も加速させたいですね。
投稿: かわらい | 2014年4月14日 (月) 21時45分
例のCM、てっちゃんならピーンと来るでしょう(笑)。Fun To Shopping♪
https://www.youtube.com/watch?v=H6PNCRzfGTE
投稿: dadama | 2014年4月14日 (月) 14時15分
当店でもこれがもやしの前カ売れています。
http://www.ajinomoto.co.jp/cookdo/lineup/awase_010.html
CM効果も当然ありますが、低価格の「もやし」を手間暇かけずに美味しく食べれると言う店が時短&増税後の節約のニーズに合ったのでしょう。主役はもやしでも、クックドゥ+豚肉を買って頂ければ客単価は大きく上がる。関連販売の一例でしょうか・・・
投稿: dadama | 2014年4月14日 (月) 14時08分