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2014年3月 3日 (月)

授かりものと育てるもの

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


立地条件。

  この条件一つで年商が概ね確定する。

基礎商圏での世帯数、人口、競合状況。
この基本的な条件が来店客数とそれに伴う売上を大きく左右する事は疑う余地のないところだ。

  立地条件とはそれほど重大な事。

好立地を得て店舗を出店する。
その好立地を探すのが開発の仕事。

そう言う意味では、開発ひとつで我々がどうやっても実現することの出来ない売上を確保してしまうわけだから、本当に需要なポジションであると言える。

そして、開発という仕事自体が、現場の我々にはほとんど伝わって来ないもの事実。

  “よくこんな土地を探すものだ!”

そう感心する事もあれば、

  “なぜここに出店しなければならないのか!”

そんな出店もある。

  好立地であれば、30億。
  立地が悪ければ、10億。

それほどの格差となって現場に降り掛かってくる。
企業としては、全店が同じ規模で同じ売上を上げてくれるのは、効率上非常に重要な事である。
だから、どの開発店舗も同様の売上を確保できる条件の立地に出店しようとするものだ。

  それでも上記のような格差は発生してしまう。

出店にはそれ相応の予備調査をして、商圏調査をしてある程度の売上を見越しての出店となるが、ここに開発担当者の思惑が見え隠れするときがある。

  開発担当者もサラリーマンである。

自分の仕事の評価を上げたければ、多少無理な出店でも開発してしまう。
そこに組織の怖さがある。

出店には必ず競合が付きまとう。
出店の際に一番見えにくいのが競合。
この競合の見込み違いで、出店後の売上が大きく左右されてしまう場合がある。

  後は店舗運営者の力量の問題。

そうやって片付けられてしまう可能性が高い。

とは言っても、やはり新店の立地とは、我々にとっては授かりものである。

  そこからどう育成していくか。

それは店舗だけではない。

  商品の育成。
  人材の育成。
  顧客の育成。
  
様々な育成要素が店舗には存在する。
そしてやっぱり、そこで働く従業員の育成は永遠に付きまとうもの。

  授かった立地をどう活かすか。

それは、その地に出店した企業の育成次第と言う事である。







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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
逆境に強い人材育成。
立地の弱みを逆に活用する。
そんな意識を組織内で持てれば、強い組織になりますね。

投稿: てっちゃん | 2014年3月 4日 (火) 15時54分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
単に組織が大きいだけでは成り立たない時代であるのは確か。
強い組織、固い組織をどう作っていくか。
店長としての組織運営力にも企業間格差が出始める時代ですね。

投稿: てっちゃん | 2014年3月 4日 (火) 15時51分

当社でも立地ですでにミスを犯しているのでは?と思える店舗が存在します。私は幸運?にも担当した事はないのですが、そこの店長たちは苦悩していますね。てっちゃんの言うとおり店舗の数字のみではなく、逆境に強い人材を育てるチャンスと捉えるのも良しですね!

投稿: かわらい | 2014年3月 3日 (月) 20時55分

立地特性を凌ぐチェーンストアオペレーションには圧倒的な価格力と独自商品力が不可欠だと思います。それが出来ないのならば素直に地域に合わせた商売=個店力を生かさねば結果は見いだせないでしょう。但し、個店力ではどうしようもない立地に出店した店も確かに存在します。絶対的商圏人口が少ない地域、将来人口増を期待して出店したものの開発が進まず人口が増えない地域。客数を上げようにもあげれない店舗の担当者は大変であるのは何処も同じです。

投稿: dadama | 2014年3月 3日 (月) 20時43分

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