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2014年3月 7日 (金)

チラシエリア

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


チラシの配布エリア。

  皆さんは自店の配布エリアをご存知だろうか?。

意外に知らない方が多いものだ。

  自店のチラシ配布エリア。

大凡の店舗は、自店のチラシ配布エリアというよりも、どの店舗グループに所属してチラシが配布されているという捉え方なのだろうと思う。

そして、自店と自社の隣のブループとの配布エリアの境界線など気にも留めないだろう。

  それは同じチラシ内容だから。

同じチラシの内容であれば、境界線がどこであろうと同じチラシを見たお客様は自分の一番行きたい店舗で買物をするという選択をする。

しかし、自社の隣の店舗とチラシ内容が異なり、同じきゅうりでも自店は33円、他店は55円だったりしたら大変なコトになってしまう。

  まず、勘違いされたお客様の怒りだす。

“なぜチラシの値段と違うのか”

しかし、そこに掲載されている店舗に自店の名は無い。

  次に、自社の他店からクレームが入る(笑)。

“なぜ、オタクは安いのか?”

  そして初めてチラシ配布の境界線を知る。

うちのチラシ配布エリアはこうだったのか?。
ひとたび自店だけが競合対策店舗として他店と違うチラシ内容になったら、チラシ配布エリアを再認識する必要がある。

  自店・他店にどんな影響が出るのか?。

自社の自店と他店でさえ、このような影響が発生するのだから、競合他社に対しても多いに影響を与えるのがチラシ配布エリアの境界線である。

戦略的に競合店のどの周辺にチラシを重点的に配布するか、という選択によっても競合店に影響を与える事が出来るからだ。

それには、システム会社との連携で顧客のマップ管理が必要になるのだが。

  マップマーケティング。

どのエリアの顧客が競合店の影響を受けているのか。
どんな商品が競合店に出店で影響を受けているのか。

そんな情報から、チラシ内容を変えたり配布エリアを変えたり。

今回の配布エリアの変更により、戦略的に伸びている競合店周辺に配布エリアを拡大された。

  さて、どのような動向を示すのだろうか。








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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
チラシと売場の連動。
チラシという武器を利用して、来店されたお客様に売場の充実を図って、リピートして頂く。
結局はチラシで集客して、現場の売場で満足していただく。
その繰り返しがなければ一時だけの武器で終わってしまいますよね。

投稿: てっちゃん | 2014年3月 9日 (日) 07時17分

チラシの配布エリア、気になっても手付かずになっていたんですが思い切って刷新する時がきたのかも知れません。内容が悪いと言えばそうかもしれませんが、確実にチラシによる集客効果は薄れてきています。有る程度の効果が実証されている事前告知による販促を強化した上で遊び心のあるチラシ内容にしていきたいです。

投稿: かわらい | 2014年3月 8日 (土) 19時51分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
来店動機のアンケート。
私も何度も実施してきましたが、毎回の圧倒的な来店動機は「近さ」。
この曲げ様の無い事実ですね。
だから商圏の厚みが年商の軸となる。
ただ、そこから年々伸びていくのか低下していくのか。
そこにも与件はあるでしょうが、そこからは店舗責任で努力していく部分でありそうであるから販売努力も生まれるのだろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年3月 8日 (土) 06時48分

当店でアンケートを取った所、チラシが来店動機につながった方は意外に低く、やはり日々の信頼される商売が大切であると再認識させられました。価格優位性が出せない企業のチラシの精査。新聞購読率の低下も鑑み(都市部では4割との話しも)検証を進めております。チラシはお店からのラブレターと言われるようにセールスボイントが何なのか?価格のみのセールスだと当社はふられちゃうかな(笑)。

投稿: dadama | 2014年3月 7日 (金) 13時33分

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