同僚店長の異動
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
人事異動とは、ある日突然訪れるものである。
担当者からチーフへ。
チーフから副店長へ。
副店長から店長へ。
店長からバイヤーへ。
そんな異動は、ある日突然前触れも無く発令される。
私の場合も、突然新店への異動発令だった。
しかし、この流れはある程度異動先の仕事が見えるし、現在の仕事の延長線上にあるだろうから異動先での人間関係だけが不安材料として残るだけだろう。
しかし、店舗から本部管理スタッフへの異動となると話しは別だ。
本部管理スタッフの仕事ほどブラックボックスに隠された領域は無いだろう。
先日、同僚店長に異動が発令された。
本部人事への異動。
これには、本人も面食らっていた(笑)。
“人事だから栄転だろう”
客観的にはそう言う事だが、本人にとっては頭の整理がつけられないのだろう。
“販売から身を引く”
自らの経歴にそんあ意味合いを込めて頭の整理をしなければならないのかもしれない。
入社以来、店舗での部門担当者として販売者としての仕事が自分の仕事と思って就業してきたわけだ。
販売の原理原則を求めて、販売の最適化を追求してきた人間が、その販売の最前線から身を引くという現実に直面した時に、どう頭の整理をして自分を納得させるのか。
先日、彼と慰めの会を開いた。
その段階では、既に頭の整理も終え、次への自分の役割を求めようとしていた。
「これから採用のピークなんですよ。」
「私の採用面接で人員が集まるか不安。」
新入社員がその企業を決定する瞬間とはどういった時だろうか。
私の場合はその人事担当者の人を見てだった。
“この人と働きたいか”
「君が活き活きとした仕事を見せるかどうかだろう。」
そんな人事担当者が採用活動で学生達の目の前に姿を現す。
その姿こそが、最大の採用活動だと思っている。
従来とは別の意味でのスーパーの仕事。
是非、今までの販売経験を活かしてほしいものだ。
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コメント
dadamaさん、コメントありがとうございます。
私と逆の関係ですね(笑)。
それはそれで大いに楽しみの一つですね。
良さの事例を待ってます。
投稿: てっちゃん | 2014年3月21日 (金) 07時02分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
私も、店長経験者が人事にいるという安心感はありますね。
しかし、店長というある意味現場の最先端で指揮を執っていた人間が本部のスタッフとして本部の歯車に乗るという気持ちの切り替えの問題は大きいと思います(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年3月21日 (金) 07時01分
職域の深みと幅。私もですが同じ職種に携わると深みを追求しがち。逆の事例ですが当店も今回副店長が異動となり商品部から副店長に赴任したメンバーがいるのですが商品の深みは流石で私の想いを商品に具現化してもらえるので楽しみが増えました。
投稿: dadama | 2014年3月20日 (木) 21時19分
現場の長から人事への異動、ある意味今までと全く違う職種に転職するようなものですね。本人が驚くのは当然としても、会社はやはり彼に店長職以外の活躍の場があると判断したんですよね⁈
現場としては長年店長を務めた人事の方は頼りになりそうで大歓迎です!
投稿: かわらい | 2014年3月20日 (木) 20時06分