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2014年3月26日 (水)

増税後の世界に備える

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


消費税増税前の売場のプライスカードのメンテナンスが佳境を迎えてきた。

  増税価格と従来価格のカード差し替え。

各社各様で、表示方も違えば、差し替え法も違う。
当社は、事前に増額価格を裏側に差し込んで、従来価格を表側に見せておく手法をとる。

  この切り替え作業に、約一週間を費やした。

そして、最終日に一気に裏側に返して完了。
現場はそれらの作業面だけの行為だが、本部商品部や販促部、更にはシステム部等は相当の労力を使用して切り替え作業に従事していると思われる。

  本当にご苦労さまです。

そして同時に買いだめ需要も日を追う毎に高まっている。
立場が食品スーパーという性格上、大手や大型のホームセンター隣接の企業とは同じではないが、それでも一部の生鮮食料品も30日の日曜から31日の月曜に掛けては買いだめ需要が発生するだろう。

  表示切り替えとチャンスロスの両立。

この課題がこれからの我々に覆い被さってくるのだ。

  そうやって発生する特需。

しかし、一旦4月1日を迎えると、その嵐は過去の話し。

  一気にドライグロサリーの消費は冷え込む。

しかし、我々の強みを生鮮を主体とした内食提供業。

  食事を内食で摂る生活術。

この方向は崩れないだろう。
だから、内食提供業としての強みを磨く段階に来ているのである。

  従来はミールソリュージョンへ進化してきた。

この方向性は急には変わらないとしても、全体的にその傾向は弱まり、内食提供に対しての吸引を強める絶好のチャンスと捉えなければならない。

素材を売るという単純な売場の結果、外食や簡便商材に流れていったお客様を、安価で美味しい手作りの世界へ引きずり込むのが食品スーパーの最大の役割であり、その行為無くして我々の生きる道は無い。

  キーワードは「簡単・美味しい」

そんなキーワードに引っかかった商品群を、如何に積極的にお客様に商品の組み合せで展開出来るか。

  それを差別化して特色を出していく。

即食であれば500円の価格が、一手間で300円でより美味しく食卓に乗せられる。

  それはとりもなおさず家族の絆にも繋がる。

だから、家族同士の付き合いの場も増えてほしいと思う。

謂れとは、なにも正月のおせちだけの世界ではない事を、今年は実践してきたいと思うのである。




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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
世の中が消費増税に対して前向きにとらえてくれている今だからこそ、外税表示が受け入れられているのでしょうね。
さて、4月1日まで残り数日。
これからだと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年3月27日 (木) 07時30分

kiyoさん、コメントありがとうございます。
食の流通の中で、やはり食品スーパーの品揃えと価格はリーズナブル。
手作りという生活スタイルをどう取り戻していくか。
これも提案しだいなのではと思っております。

投稿: てっちゃん | 2014年3月27日 (木) 07時29分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
社会全体の動きをとらえたときの、食品スーパーに対する期待を受け止めれば、やるべき事が明確に見えてくる筈。
その部分を追求していきたいですね。

投稿: てっちゃん | 2014年3月27日 (木) 07時26分

消費税増税がいよいよ秒読み段階になりましたね。
先行して外税表示に変更して感じたことは大半のお客様が価格よりも価値でお買い物して頂いているということです。消費増税を感じさせない、元気な商売を心掛けたいですね。

投稿: かわらい | 2014年3月26日 (水) 22時09分

この業界で働く以前学生をしていた頃は考えもしませんでしたが、本当にスーパーって少ないお金で美味しいものを食べることができますよね。とにかく安く、販売管理費を徹底的に抑えてディスカウント的な売り場もいいのかもしれませんがやはり自信をもって美味しいと言えるものをもっと知ってほしいですね。

投稿: kiyo | 2014年3月26日 (水) 21時25分

食を通じて文化・健康・絆・時短簡便・豊かさ、伝えねばならぬ物は山ほどあれど売場に目立つのは価格のPOP・・・最近感じるのは売り手側の情報・知識がお客様に負けている事。食に対する提案力や商品のみでなく売場の整備力(清潔度・欠品・接客応対・身だしなみ)を上げる事を増税による価格変動以上に期待していると思うのですが。安さは必要でしょうが比較購買により自店の「売り」がはっきり見える売場作りも大切になってくるのでしょうね。

投稿: dadama | 2014年3月26日 (水) 18時57分

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