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2014年3月11日 (火)

アルバイトに喝

皆さん、こんにちは。
 北関東で店長をしている「てっちゃん」です。


どんどん厳しさを増すパートアルバイト採用。

  このままいったら回らない部門も。

そんな勢いで従業員が減少し続けている。
これは小売業を取り囲む全般的な環境であると言える。

我々の業界とて高齢化に拍車が掛からない。
それに応じて、健康面での不安からの退職も多い。
更に、他の業界と比較された中での転職も多い。

それでもこの仕事が好きだというパートさん達も多い。

  この差は何か。

我々社員と同様に、自らの意志で販売が出来、その結果として仕事に対する喜び、生きる喜びを感じられるという体感が仕事を続ける意欲となっているかどうかなのだろう。

そんな職場環境にしていかなければならない。
それも、店舗のリーダーの役割と言える。

そして、本部管理部門と現場で一番温度差があるのがこの問題ではなかろうか。

  採用難問題。
  人材不足問題。

この問題での温度差が今一番の課題なのではなかろうか。

そんな環境の中で、先日貴重なアルバイトを採用した。
品出しとしていずれ活躍してくれるだろうと期待して、まずはレジで一ヶ月研修をさせてから品出しとしてグロサリーで活躍させようと考えていた。

性格も良く、前向きにレジ打ちをしていたと思っていた。
そしてその夜、彼から電話が掛かってきた。

  「実は、辞めたいのですが。」

そんな事を話し始めた。

  “なにぃ〜っ!”

言葉にはしなかったが、そんな心境だった。

  “頑張ってレジ打ちしてたろう!”

そう言いたかったが、そこを押さえてこう言った。

  「その原因はなんだ?」
  「はい、自分には合わないと思いまして」

“なにか隠しているな”、 そう感じた。

  「本心はなんだ。何か隠しているだろう?」

ちょっとした沈黙の後に、彼は言った。

  「実はレジ打ちの途中でお客様から言われました」

よくよく聞くと、レジ打ちの研修中にお客様から言われたそうだ。

  「このレジに並ばなければ良かった」

この一言が彼を痛めつけたようだ。

  「そんな問題はこの後どこでも起こりえるだろう」

レジ打ち以外にも、このような問題は多々出てくる。
それで自分に合わないという選択よりも、どう自分が合わせていくかを考えなければ、この後どこも勤まらないだろう。
今、この子に言っておかなければ、一生探しの旅に迷走するに違いない。

  「自分が合せる努力のほうがよほど重要だろう」

そんな会話の後に、彼は考えを直して再度当店で頑張る事となった。




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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
高校生がバイトを楽しくやっている姿って、良いですね。
我々も地域貢献をしているという実感が湧いてくる瞬間です。

投稿: てっちゃん | 2014年3月13日 (木) 00時28分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
「食品スーパー」が正しい書き出しです。
ブログのスタート時期を思い出したのでしょうか(笑)。
バイトほど成長が見える存在はないかもしれませんね。
部下や従業員が仕事で成長していく。
みていて気持ちがいいですね。

投稿: てっちゃん | 2014年3月13日 (木) 00時27分

良かったですね。今、本当にこのような事例が多いですね。社員も一緒ですが給与だけでなく、いかに仕事の楽しみを伝えられるかにかかってますね。

投稿: かわらい | 2014年3月12日 (水) 23時16分

無事本山に戻りました(笑)関係あるのか?書き出しが変わりましたね「食品スーパーから北関東」に(笑)従業員の採用難、働き甲斐を持ち上げる店舗環境整備が店長の重要な職務となってくると思います。仕事を楽しく出来る職場風土・・・すいません、今日は頭が回りませんm(__)m。アルバイトに関しては同じような事例がありました。一番チンタラやってたバイトが一旦退社した後、復職したのですが世間の厳しさを知ったのか今では模範バイトです(笑)。

投稿: dadama | 2014年3月11日 (火) 23時00分

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