お客様との会話から
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
人事異動から約5ヶ月。
ようやくお客様との会話も出来るようになった。
“随分遅いんじゃないの”
確かに、異動してようやく5ヶ月も経過してからこのような話題を持ち出す事自体が遅すぎる気がしないでもない。
しかしこれは重要な事である。
店舗の店長が、普段から来店されるお客様と店主のような話しが出来るという事は、その店長本人がワンステージ立ち位置が変わったという事でもある。
ようやく、お客様が見えてきた。
遅すぎると言う風に捉えがちだが、自分的には自分の立ち位置と来店されるお客様との距離感がゼロになったというイメージだろうか。
どうも今迄は、距離感を感じていた。
その距離感がようやくゼロとして感じなくなったという事だ。
“でも、ゼロは近すぎない?”
しかし、私はもっと入っていきたいと思っている。
そんなお客様との距離感をどの店舗でも感じていた。
ゼロ以下の距離感?。
そう、ゼロ以下。
それは、いつものお客様を名前で呼び合える固定客としてお迎え出来る心の有り様である。
例えば、
「おい店長、このステーキは柔らかいのかい?。」
「これはミスジの部分ですから、非常に柔らかくて味わいのある部位ですよ。」
「今日は女房がいないからこれかっていくわ。」
「そうですか、奥様不在ですか。それじゃ〜そのスキに贅沢してください(笑)。」
こんな感じだろうか。
そのお客様との会話を普段から楽しみたい。
そんなお客様を、固定客として取り込みたいと思っている。
従業員との会話とはまた別に、商店の店主同様に、いつものお客様とのこのようなやり取り。
従来在籍した店舗では行われていた。
そして、ようやくこの店舗でもこのような会話が出来るような状態になってきたのだ。
それは、早い遅いではなく、自分の気持ちの持ち様なのかも知れない。
年度変わりでもあり、新たなストアコンセプトを作成する時期でもある。
こちらからすれば、こんなお店にしていきたいというイメージだが、お客様からすれば、こんなお店であってほしいという視点。
そこには、個人で会話が出来る存在があっても良いのではないか?。
特に男性客には。
女性は女性同士で、お客様同士での付き合いも出来るが、男性客同士での会話は意外に少ない。
そんな男性客が、そのお店の店長と言いたい事が言える関係。
それも男性客の来店の一つの楽しみとなれば嬉しいものだ。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
そうですね、クレームが一つのきっかけになる事は多々ある(笑)。
そこから個人的なつながりが始まるのだろうと思います。
投稿: てっちゃん | 2014年2月11日 (火) 10時41分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
商圏が狭まれば狭まるほどこのようなお客様が存在しますよ。
お客様もそんな存在を求めてる方もいると思います(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年2月11日 (火) 10時38分
一度仲良くなってしまうといろいろと楽しく会話が出来る、男性客に多いですね。
だいたいはクレームから始まります。(笑)
すでにこの店舗で7年、タメ口のお客様もだいぶ増えました。(笑)
投稿: かわらい | 2014年2月10日 (月) 20時37分
私は名前で呼べるお客様は殆どいませんねぇ。
考えてみれば呼べるような雰囲気を作っていない事が問題ですね。店長=店主としてのお客様へのアプローチ。今からバスに揺られながら考えてみます。(多分他の夢にうなされそうですが・笑)
投稿: dadama | 2014年2月10日 (月) 20時23分