コンセプトを具現化
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
ストアコンセプト。
店舗特性を考慮した店舗運営方針。
それとは別に、経営方針に沿った店舗運営指針が存在する。
店舗運営方針と店舗運営指針。
“何が違うの?”
私は明確に区別している。
方針は、自らポリシーを持って進むべき道を見出した結果の方向性。
指針は、外部から与えられた方向性に従って存在するガイドライン。
店舗運営指針とは、経営計画に従ってその流れに沿った具体性を店舗運営用にアレンジして店長が作成するもの。
店舗運営方針とは、ストアコンセプト作成手順に従って個店の店長として独自に店舗運営方針を作成するもの。
そんな風に区別している。
だから、店舗運営の指針と方針を両方作成することになる。
“二つも存在して混同しないの?”
外部から与えられた指針だけでは、自店の運営に最大のモチベーションが働かないのである。
そこに、自ら独自に自店特性を踏まえて作成したストアコンセプトが存在し、極力両者を同一方向に仕上げていって初めて、自店と自社の課題の統一が出来るのである。
だから、自社の指針を受けた店舗運営計画の作成が終了した段階で、自らの独自の考えに従ったストアコンセプトを作成するのが毎年の恒例行事となる。
経営計画から降りてきた、店舗運営指針。
個店の存在から積み上げた店舗運営方針。
だから、ストアコンセプトは、基礎商圏の客層や競合状況。そして、個店のデータや部門の強み、担当者の強み弱みを考慮して作成されるのである。
だからストアコンセプトは個店によって異なる。
店舗運営指針がある程度の領域をカバーした内容であるのに対して、ストアコンセプトは今年の取り組むべき販売技術を明確にコンセプト化した内容となっている。
そこに経営計画をどうリンクさせるか。
ここが店長として最大のポイントとなる。
リンクしなければ、それこそ店舗担当者は何を根拠に行動していいのか見えなくなる。
ストアコンセプトを楽しくクリアした暁には、店舗運営指針が容易に見えてくる。
そんな流れにしなければならない。
そんなストアコンセプト。
店舗としてのストアコンセプトを終え、早速部門担当者のストアコンセプトの作成を待つ段階となった。
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