キャンセル
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日のブログで人材難を記した。
特に鮮魚、惣菜、レジの人員不足。
当店だけの問題だけでは無さそうだ。
全店的に、全国的にも上記部門は不人気だそうだ。
そして都市部ほど人材難で四苦八苦。
意外に地方の店舗は募集を掛けるとそれなりに人材の応募があり、人材が揃ってしまうが、都市部はそうはいかない。
働く職場という選択肢がそれだけ多岐に渡るのだろう。
そして、スーパー以上に有利で有意義と思われる職場が沢山あるのだろう。
他業界が本当に有意義な職場かと言えば、何とも言えないが、イメージとしてのスーパーがどれほど低位置かは推して知るべしだろう。
そんな訳で、なかなか掛かって来ない応募の電話だが、それでも少ない応募の電話が掛かってくると、小躍りしてしまう。
“それだけで小躍り?”
それだけ、そんな方が少ないのである。
先日も応募の電話が鳴った。
「鮮魚の募集がネットに出ていたのですが?。」
「はい、まだ募集していますよ。」
そんなやり取りがあった。
そして、鮮魚の経験者(男性)らしい。
そして、当日の午後3時から面接の予約をして、電話を切った。
“いやぁ〜、鮮魚の経験者かぁ〜”
楽しみに待っていた。
が、・ ・ ・ 。
結局、午後3時になっても、来なかった。
“やっぱりキャンセルか”
嫌な予感はしていたが、やっぱり来なかった。
また、面接をして採用の話しをして、いついつから入社、というところまで決めて、初出社が決まった段階からのキャンセルの電話。
“ここまで決めといて”
本人の心理状態は分からないが、黙ってキャンセルとは何を考えているのだろうか。
そう思ってしまう。
なぜ、そこまで話しを決めておいて、ドタキャン出来るのだろうか。
“考え直したら別業界に目が移ったのか”
とは言っても、断りの電話ぐらいは出来るだろう。
スーパーで働くという選択。
魅力ある職場に変えていく事が出来なければ、いずれ衰退産業になっていくということだろう。
そう言う意味でも、働く楽しさをもっと表現しなければならないのだろうと思う。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
どこの同じような状況なんですね。
特に、昨年の後半からがひどい。
この状況をどう打破していけばいいのか。
結論を急がねば、と思う日々です。
投稿: てっちゃん | 2014年1月20日 (月) 07時44分
当店でも募集はしっぱなしです。
ですが最近は全く問い合わせすらありません。
お金を稼ぐという本来の目的からすると、やはり決して魅力のある業界ではないのでしょう。
この仕事の魅力を伝えていく、みんなが生き生きと働いている、そして待遇も良い、そのような職場にすることでしか解決出来ませんね。
投稿: かわらい | 2014年1月19日 (日) 23時17分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
自信をもって働ける。
やりがいを持って働ける。
やってみれば仕事の楽しさが分かるのですが、どうしても外見的な判断が優先されてしまうのも確かです。
はやり、企業として従業員を尊重して人として認めていく風土が必要かと思います。
投稿: てっちゃん | 2014年1月19日 (日) 07時22分
今日もこちらのあるスーパーを見て参りました。POPは全て色紙に筆書きでコトをしっかり謳っていたり、陳列もボリウム感を持たせながら感性を感じる売場作り、そにに感じるのは従業員の商売に対する誇り。価格で売るのではなく知識・技術で売る。そこまでに育て上げる企業風土も素晴らしいと思いますが、価格競争で疲弊する従業員や企業が多い中プライドを持てる職場風土の構築が人材確保の側面からも必要になってくる事を感じました。
投稿: dadama | 2014年1月18日 (土) 22時50分