今期初のメロゴールドを食す
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
いよいよメロゴールドの味が乗ってきた。
メロゴールド?。
まだまだ馴染みの無いフルーツではある。
しかし、この時期のカリフォルニア産のメロゴールドはグレープフルーツとは比べ物にならないほどの甘みを増す。
昨日も競合店を見学したが、メロゴールドを品揃えしている店舗は競合では無かった。
メロゴールドよりも一回り小振りのグレープフルーツを98円〜198円で量販している店舗がほとんどで、グレープフルーツ以外の輸入柑橘はオレンジぐらいだ。
“なぜ品揃えしないのだろう?”
不思議でならない。
バイヤートレーナーから話しを聞くと、
サイズが一定で大玉がメインで売りづらい。
知名度が少なく市場流通も少ない。
等の理由から、品揃えに踏み切れないのが現状のようだ。
だから、一定以上の百貨店や一部の高質スーパーでの品揃えに終止するらしい。
“だったら積極的に量販すべき”
個人的には、この単品をこれから3月にかけて毎年継続して売り続けてきたお陰で、お客様の支持は高まってきたと思われる。
“この時期のこの単品で差別化できるぞ”
そう思っている。
そして、3月以降はいよいよグレープフルーツのシーズンである。
そう言う意味では、果実の主力である「バナナ」「グレープフルーツ」を軸とした時に、メロゴールドは「グレープフルーツ」へ橋渡しをする重要な単品と言える。
輸入フルーツの第一四半期の主力単品たるブレープフルーツ。
この単品を有利に販売しうる為に、今の輸入柑橘のリードする単品が「メロ・ゴールド」であろう。
そして、昨年も記した食べ方提案。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-8334.html
メロ・ゴールドは熱湯で約3分間中に入れて煮込む(?)ことで甘みが増す事を知った。
柑橘の不思議である。
冬至のゆずも同様なのだろうか。
柑橘を暖めると、味も良くなり、更に体にも良い。
おそらくそれは柑橘が持つ免疫効果なのだろうか。
とにかく、この時期に柑橘を食すという事の意味は大きい。
ここ数年の私の経験からすれば、この時期に成る日本の果実を食する事により「風邪」とは無縁の生活が可能となった。
それ自体は個人的な事情ではあるが、如何にこの単品の美味しさとその状態をお客様に知って頂くか。
これを流通各業態が積極的に末端のお客様に知って頂くか。
ここにこれらの単品の認知度を変革できるかどうかが掛かっているのだろう。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
一年52週。
同じ商品が回転する周期。
一度覚えてしまえば条件反射的に思い出しますよ(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年1月30日 (木) 07時16分
ダメですね〜。
このブログでしばらく果物の記事を見ないと
忘れてしまうんですよね〜。
昨年もこの記事を見てメローを品揃えしたのを思い出しました。(笑)
果実の単品量販、季節毎に仕掛けたいですね!
投稿: かわらい | 2014年1月29日 (水) 23時09分
CAPさん、コメントありがとうございます。
「スウィーティーの品種名はオロブロンコで、イスラエル産のものがスウィーティー、米国産のものがオロブロンコと呼ばれています。オロブロンコの方が、果皮のグリーンが薄めで、やや黄色みが強いという違いがありますが、両者は基本的に同じものです。」
以上はネット検索によるものです。
そしてメロゴールドはカリフォルニア産でグレープフルーツとポメロの掛け合わせとか。
自分の舌で食べ比べるのが一番だと思いますが、表皮が黄色く完熟した(皮が薄くなった)メロは本当に美味しいですよ(笑)。
投稿: てっちゃん | 2014年1月29日 (水) 13時34分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
dadamaさんの初コメントを調べたら、2012年の1月21日「会社説明会から」
でしたね。
あれから2年。毎日更新に合わせて毎日コメントを頂き本当にありがとうございます(笑)。
私もdadamaさんのコメントに学ばされております。
投稿: てっちゃん | 2014年1月29日 (水) 13時25分
久しぶりのコメントです。
うちはオロブロンコ派(?)なのですが、そのきっかけとなったのは夫婦で出かけて歩きまわり、ヘトヘトになって帰っていた時に立ち寄った八百屋で試食させてもらったことです。
柑橘類らしい爽やかさのある、しかししっかりとした甘さで、誇張ではなく文字通り疲れがふっとびました。
以来見かけると必ず買っています。やはりなかなかないですけど。なぜかスウィーティーとして売られていると買う気にはならないのです。。。
今度メロゴールドと食べ比べしてみます。
投稿: CAP | 2014年1月29日 (水) 09時50分
思えば、このフルーツの話題から私がこのブログに書き込みを始めたような気が。(笑)
自分の惚れた商品をお客様にも共感し喜んで頂きたい・・・これこそ商売の原点でありこの精神がメンバーに浸透すれば鬼に金棒なのでが。
この精神を再度掘り起こしメンバーと共有する事を次年度の力点にしたいと思います。商売の原点を失いつつ現場に危惧を感じていますし、残された時間で私がすべき事は結局ここなのかなと(笑)。標準化と個店力、てっちゃん流「作と演」の最適化。演はやはり本部に頼らず販売するメンバーの魂を入れねばお客様の共感は得られないでしょうし、消費税の大きな波、価格に飲み込まれてしまうでしょう。
投稿: dadama | 2014年1月29日 (水) 08時01分