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2014年1月16日 (木)

デビューストーリー

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


先日、ある方と会話した時に面白い話しを聞いた。

  AKB48のデビュー戦略。

“今日は日曜か?”
芸能ネタは毎週日曜と決めている筈!。

  今日は芸能ネタではなく戦略の話しです(笑)。

以前に、新商品のデビューのさせ方に関しての記事を載せた。

  新商品を露出させてデビューさせる。

そんな記事だったが、そんな話題をその方と話している中で、AKB48のデビュー戦略の話しになった。

  なぜAKB48は秋葉原に拘ったのか?。

言わずと知れたAKB48は、アイドルグループである。

  アイドルたるAKB48を、誰に売り込むか?。

その答えが、秋葉原に棲息する「おたく」達をターゲットにした。

  なぜ、「おたく」をターゲットにしたのか?。

アイドルに飲めるこむ体質だからである。
そして、おたくとはそれにかける金銭はハンパなく使用する体質だからだという。

  おたくは全てを節約してアイドルに注ぎ込む。

そんな戦略から、アイドルたるAKB48を、まずは秋葉原からスタートさせた。
当初は、7人の観客しか集まらず、散々足るデビューだった。

  しかし、アイドルとは自ら育てていくもの。

おたくのゲーム感覚で、本人の努力とファンの応援がマッチして、アイドルが成長していく過程におたくの満足感が募っていく。

  ますますアイドルに注ぎ込むおたく。

握手会の為に、総選挙の為にCDを買って注ぎ込む。
更に、押しメンをセンターにしたくて更に注ぎ込む。

そうやって、年々一押しメンバーが数値的にも成長してく姿を、自らのサクセスストーリーとして楽しむ。

  そのサクセスストーリーは練られた戦略なのだ。

しかし、サクセスストーリーは、サクセスを持って終了してしまう。

  だから、サクセスアイドルは卒業していく。

前田敦子、篠田まり子、大島優子他、数々の卒業者がいるが、ある程度サクセスの域に達したアイドルは、自らの意志で独立しAKB48という戦略から離れていく。

  それはお互いに更に生き残る為の戦略でもある。

そして、AKB48という存在は、いつまで立っても未完のアイドルグループとして「おたく」達から押されて応援される存在として継続されていくのである。

  継続する力。

生きる為の土台である。

ps
 テレビ芸能ネタの予告です。
 
明日18日(土)と明後日19日(日)にテレビ朝日系で午後9時から、松本清張ドラマスペシャルが放映されます。

  第一夜〜三億円事件
  第二夜〜黒い福音

面白そうです。是非ご覧下さい。
ブログで取り上げたいと思います。












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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございます。
敢えてAKBネタを平日に持ってきた甲斐がありました(笑)。
戦略がストーリーになっていますよね。
流れるようにコトを運ぶ。戦略とはこのように繋がっていなければならないのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年1月17日 (金) 07時03分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
基本コンセプトから外れて、アイドルから脱皮していくものが卒業して脱退していく。
だから、AKB48というグループは常に同じコンセプトで活動するのだと思います。

投稿: てっちゃん | 2014年1月17日 (金) 07時00分

こういう芸能ネタなら参加出来るかな(笑)
ターゲット顧客・商圏・販促手法・継続的成長・・・芸能もビジネス、相通ずる点が多々ありますね。
熱烈なファンをどれだけ持てるのか。今回はAKBに勉強させて頂きました(笑)。

投稿: dadama | 2014年1月16日 (木) 22時53分

AKB48の戦略、すごいですね。
ファンも一体となって作り上げたのは、アイドルの模範ですね。ある程度の成功を見て卒業して一人立ちするものもいる中で、この先はどのようにグループは変わって行くのでしょうね?

投稿: かわらい | 2014年1月16日 (木) 22時13分

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