89年日本シリーズ
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、テレビ朝日系で「お願いランキングGOLD」なるものを放映していた。
「大きなお世話シリーズ」。
その中で、89年のプロ野球日本シリーズでの話題を取り上げていた。
89年の日本シリーズ。
思い出される方も多いかも知れない。
近鉄3連勝の後の巨人4連勝での優勝。
問題は、その時の舌戦にあった。
3勝目の先発投手だった加藤哲郎投手の勝利インタビュー時の発言。
「いやぁ〜、たいした事無かったですよ。」
しかし、翌日以降の記事には、「シーズン中より楽ですよ。この程度のところに負けたら西武オリックスに申し訳ない。ロッテ(当時最下位)より弱かった。」等と書かれたらしい(私は記事は読んでいないが)。
あのインタビューは私もライブで見ていた。
“いやぁ〜、言いたい事言っているなぁ〜”
そう感心したものだった。
もっとも、日本シリーズで開幕3連勝。早々に大手をかけてしまった当時の選手から見れば、“巨人てこんなに弱かったのか”と率直な感想だったのかもしれない。
しかし、事はそう簡単には運ばない。
その後、巨人も3連勝。
そして、最終第7戦でも巨人が勝ってシリーズ制覇。
なんとも劇的な巨人の日本一でシリーズ終了。
更に、その最終第7戦で加藤哲郎からホームランを打った駒田徳広選手が、3塁付近で加藤哲郎投手に対して、「バカ・バ〜カ。」と叫んだ事件。
これも画像に鮮明に映し出されている。
私は、この場面はライブでは見ていなかったが、後日大反響を生む事になる。
3連敗後の4連勝。
プロ野球日本シリーズで、このような経緯で勝利したのは、
58年の西鉄対巨人での西鉄。
89年の巨人対近鉄での巨人。
この事例だけである。第一戦引き分け後に上記事例は1事例あるものの、純粋に第7戦を闘った事例は上記の2事例のみ。
それほど、3連敗後の逆転優勝は不可能。
それは、選手達のチームとしての意志の強さとある程度の運を要するのだろう。
3連敗後のチーム内のモチベーションはどうだったのだろうか?。
そこから、覆していくチームモチベーションの育て方を覗いてみたいものだ(笑)。
| 固定リンク
コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
それぞれに想い出の多いシリーズだったんですね(笑)。
みんなプロ野球に集中していた時代。
同じ歴史の目撃者として語り合いたいですね。
投稿: てっちゃん | 2014年1月15日 (水) 23時49分
私も鮮明に覚えています。G党の私も当時は駒田と同じ気持ちでしたが、年が立つにつれて余り良い思い出ではなくなっていきました。日本最高峰のシリーズ、後味の良いものにしてもらいたいです。
※加藤選手がGのモチベーションを頂点まで上げてしまったのでしょうね。(笑)
投稿: かわらい | 2014年1月15日 (水) 23時44分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
組織として最後まで諦めずに希望を持つ続ける事のシナリオを教わりたいですね。
投稿: てっちゃん | 2014年1月15日 (水) 22時35分
昨日高校サッカーの富山東と星陵の決勝戦。誰もが星陵の優勝を確信していた後半終了間際の大どんでん返し。彼らの気持ちも同じなのでしょうね。運も実力のうち、そして不運を嘆き引き摺るのか、実力不足と前向きにとらえるのか・・・私達の日々の業務でも相通じるのでしょう。競合・人材不足等を不運と捉えるか、実力不足と捉えるかで仕事の手法・モチベーションも大きく変わってしまいますね。ポジィティブな発想の大切さを改めて感じました。
投稿: dadama | 2014年1月15日 (水) 22時02分