« 魂の滑り〜高橋大輔 | トップページ | 洋から和へ »

2013年12月25日 (水)

先出しおせち

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


今年で3年目となる「先出おせち」。

  定番縦割り3尺での展開。

店舗規模やスペースによって、6尺店舗〜3尺店
舗での定番品揃えを初めてから3年。

  徐々にアイテムが増加している。

当初はかまぼこ、伊達巻、なると巻の3品からスタートした早出しだが今年はやく20アイテムでの展開。

  定番3尺で20アイテムは目立つ。

3尺縦割りで、それなりの媒体物を設置すれば、スーパー関係者であれば分かると思いますが、結構目立ちます。

  更に、某社から寄与されたCD。

売場でこのメロディーが流れると、ついついほろほろとなってしまう(笑)。

  “俺は日本人に生まれて良かった”

日本人に訴えた感性を掘り起こすような語り調と内容。

  そして、情感たっぷりのメロディー。

このCDを聞いただけで、日本人は古来の年神様伝説を信じて正月の過ごし方を変えてしまうだろう。

そのように、本来のおせちや年末の暮らしの意義を掘り起こしていく事は大切なことだ。

  誰が販売の主導権を握るという問題ではない。

なんとかしたいと思ったところが、行動を起こせばいいのだと思う。

  そして、行動を起こしたところに、乗るかどうかだ。

製造〜販促〜販売。

この流れの中で、どこかで起こした行動に、他者がどう乗るかだ。

  おせちといメニューでの危機感。

ある食品メーカーの危機感から、年神様伝説が生まれた。
そこから始まった、年神様伝説とそれに伴った販促計画。

  更に今年はテレビCM等も活用。

いろいろな報道番組でおせちメーカーが販促活動をしている。

  この途に乗るか乗らないか。

乗らなければ、それまで。
乗ったら、連動して相乗効果を得なければならない。

  主導権を握りたい小売。

しかし効率を追求したならば、小売よりもメーカーのほうが効率は上げ易い。
だから、メーカーが作った途に乗った方が、絶対的に確実だろう。

  そして今年も先出しおせちの季節。

我々小売がこの流れに乗るか反るか。

  どうせなら、思い切って乗りたいものだ。






|

« 魂の滑り〜高橋大輔 | トップページ | 洋から和へ »

商売」カテゴリの記事

コメント

kiyoさん、コメントありがとうございます。
どうせなら、自然に出来た大きな波ですから、乗らないと損。
我々小売には、最後の最後に波が押し寄せるからメーカーさんの段階よりも相当大きな波になっているんですね。

投稿: てっちゃん | 2013年12月26日 (木) 07時10分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
「CDゲット」。
流石早いですね。それも独自で。
あのCDを流すだけで数パーセントは確実に上昇するでしょう(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年12月26日 (木) 07時08分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
取り組み初年度の感想は、「信じれば救われた」だった。
信じて前進すれば必ず「福」が来るものですね。

投稿: てっちゃん | 2013年12月26日 (木) 07時06分

有難うございます。まだまだ課題が多いですが、毎年毎年新たな提案の上積みをしたいと思っています。皆様のご検討を祈念しています。

投稿: kiyo | 2013年12月26日 (木) 03時38分

もちろん、乗ります!
何とか頼み込んでK文さんのCDゲットしました。
おせちの先出しについても、来たる会にて聞かせて下さい!

投稿: かわらい | 2013年12月25日 (水) 22時58分

思えば、この年神様伝説から全てが始まったのですよね!私達も「ご縁」という素晴らしいご利益を頂戴致しました。そして今年もこの季節の到来。当社も今年はK文様の多大なるご協力を得て全社挙げての取組となります。あとはメンバーがその気になるかならないか・・・会社で一番の信者を目指して今年もお客様共々ご利益を賜れるよう頑張って参りたいと思います!!

投稿: dadama | 2013年12月25日 (水) 18時27分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 先出しおせち:

« 魂の滑り〜高橋大輔 | トップページ | 洋から和へ »