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2013年12月12日 (木)

人材不足

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


niftyニュースから。

  建設現場から悲鳴。東京五輪が危機。

「今、ゼネコン業界が深刻な人手不足だ。建設現場で働く人たちが圧倒的に足りず、全国で労働者の取り合いになっている。9月の新規求人倍率を見ると、型枠工や鉄筋工などで8倍以上。つまり、1人の求職者に8以上の求人がある計算になる。」

  なるほど、建設業界が人で不足なのか?。

震災復旧や公共投資の拡大で、建設投資が一気に膨らんだ。更に今夏以降、アベノミクスによる景気回復もあり、建設現場は超繁忙を迎えている。政府は今春、 公共投資における労務単価を15%引き上げたが、一度去った労働者は簡単には戻ってこない。業界には1次下請け、2次下請けと重層に分かれる構造があり、 処遇改善が末端の労働者まで下りてこない事情もある。

  というような内容である。

特に建設業界は3k(きつい汚い危険)と言われている。
その昔、バブル絶世の頃はスーパーマーケットの生鮮部門もそう言われた時代があった。

  当然に人不足の時代だった。

そしていま、アベノミクスの反動から人不足のしわ寄せが建設業界に押し寄せているらしい。

  しかし、

それを言うなら、我々スーパーマーケットにおいても、人不足がよし寄せていると言える。

  特に、生鮮、惣菜、レジ部門。

同じ店舗でも、上記部門と他部門では人不足のレベルが明らかに違う。

  なぜ、格差があるのだろう?。

我々は、どうしても同一企業であるから、待遇その他も同一目線で考えてしまう。
しかし、一転して働く側の視点から見れば、その労働条件は決して同一では無いのであろう。

  “やっぱり3kだったか”

私個人としては、スーパーという企業に入社してくるわけであるから、その部門間に格差は設けたくないし、いつなんどき他部門への援助にはいるかわからないという前提をもって処遇しなければならないと思っている。

  だから、賃金格差等も設けたくはない。

鮮魚部門に入社したという事以前に、店舗という組織に入社をして、たまたま鮮魚という部門に配属になっただけだという前提を残しておきたいのである。

  しかし、理屈はわかるが、・ ・ ・ 。

正社員であれば、いずれ部門を離れて、副店長や店長へと昇格していくことになるわけだが、パートさんにとってみればその部門が全てに捉えてしまうのだろう。

それと現状の意識格差を考えると、働く従業員を確保し有効に活躍して頂く事を考えると、部門間の格差を埋める賃金格差等も設けなければ、人材不足の偏りは将来に向かって解消されないのではないかとも思っている。

更に顧客がスーパーマーケットに期待する生鮮の強みを差別化部門として武器化していこうとすれば、尚更の事だろう。

我々に将来的な生存領域は、何と言っても生鮮である。

その生鮮を強化しようとすれば、有能な人材を引っ張れる力が企業や店舗に必要となる。

その有効な人材獲得策が、今後は大きなウェイトを持つ戦略として企業の中枢に根付いている必要がある。

  企業は人なり。

ますます、人手不足が深刻になる将来。

働く従業員が確保出来ずに、店を閉店せざる終えない店舗が出てくるという事も近い将来の事かもしれない。







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コメント

dadamaさん、コメントありがとうございいます。
昨今の接客クレームからも、レジになりたての従業員が減少している事も不安材料ですね。
お客様の要求もどんどん高くなっている。
ある意味不当な要求で従業員が接客に自信をなくすケースも増加している。
ある一定の線を越した段階での従業員擁護も検討していかないと、ますますエスカレートしていくのではと危惧しています。

投稿: てっちゃん | 2013年12月13日 (金) 00時36分

かわらいさん、コメントありがとうございます。
全国各地のスーパーマーケット共通の課題なんですね。
ここ一年間で更に状況が悪化している様子です。
やっぱり、やりがいのある企業にどんどん吸い込まれていくようです。
スーパーでもやりがいのあるスーパーは勝ち組のようですが(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年12月13日 (金) 00時33分

当社も同様ですね。生鮮・レジは人気がない。
但し、生鮮は一山超えれば楽しさが見えるのが人生を全うする方が多い。これはこれで世代交代が進まぬ弊害もありますが(笑)。作業標準化・負荷の低減・センター化による単純作業が生鮮でも増えていきますね。段々と工場化が進む現場に私的には商売から乖離していく危惧を感じ得ません。人材力のリスクが今後顕在化すると私も感じております。

投稿: dadama | 2013年12月12日 (木) 21時46分

人手不足、当社においても深刻な問題です。
部門ではなく店舗に入社してもらう、全く同感ですがどうしても差を付けざるを得ない状況です。働く環境や賃金も大切ですがやはり一人一人やりがいのある職場でなければいけないのでしょうね。
※ベタですみません。(笑)

投稿: かわらい | 2013年12月12日 (木) 21時10分

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