朝市の効果
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
販売促進には、いろいろな効果を期待して実施する。
単に売場に定番価格で品揃えする事。
これが、その店舗の定番売場での品揃えである。
しかし、それだけではなかなかその店舗の存在や特徴が見えて来ない。
よって販売促進活動によって集客し販売力を高める。
チラシを蒔く。
曜日毎にお買い得な日を決める。
価格感度の高い商品をチラシにいれて顧客集客を図る。
カレーに福神漬けのような関連品揃えをする。
カードを発行して固定客作りをする。
ポイント何倍セールにてカード保有者を取り込む。
いろいろな販促活動が存在する。
そしてそれら一つ一つに、その販促活動の目的が存在する。
何故チラシを蒔くのか?。
チラシによる、単品価格販売の約束により、安心してより多くのお客様の来店を期待するもの。それをきっかけとしてお店の利便性を知って頂く事が目的。
なぜカードを発行して固定客を取り込むのか?。
カード所有者が自店での買物でお得感を持って頂き、常に当店で買物をして頂く土台造りにより、安定した来店を期待することが目的。それをきっかけとして常に当店で買物をしていただき、より多くのお客様の来店によって当店の品揃えの安定化が図れる。
上記の通り、その販売促進によって、より多くのお客様の来店を可能として、そのことによって当店での品揃えの豊富さとボリューム感のアップにより、より安定した売場の充実が図られ、その事で競合他店との差別化を用意に出来る事が最大の販売促進の目的となる。
そして私はある目的から「朝市」を始めた。
それは、早朝から正午までの顧客獲得を目的にしている。
何故か?。
この時間帯を強化したいから。
この時間帯といえば、安定した顧客が豊富に存在している。
要は、中高年者の顧客が多い。
だから、この時間帯の顧客獲得は後々安定した集客力を確保出来る事になる。
そして、この時間帯のお客様は、競合他社に浮気をする確立も少ない。
非常にストアロイヤリティーの高いお客様が多いのだ。
だから、この時間帯の集客力の高い店舗は安定している。
そして、この時間帯の顧客が少ない店舗は日々の売上が非常に不安定となる。
よって、朝市商品も年代層を絞っての展開とした。
ある程度高齢者が喜びそうな単品を中心に設定。
それによって、わずかばかりでも徐々にお客様が増加していくれればいいと思っている。
さて、どんな結果が待っているのか楽しみである。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
継続していけば、まだまだ効果はこれから発揮されてきますよ。
やり続けていく効果。これはやり続けたものしか享受できない。
当たり前ですが、その長い歴史はそのお店の強みですからね。
投稿: てっちゃん | 2013年12月18日 (水) 10時17分
ひとつひとつ、仕掛けた販促に対する効果を検証していく。その楽しさがやっとわかってきた今日この頃です。以前このブログ上でもやり取りさせていただいた曜日セールについても一定の効果が現れてきたと感じます。
今の課題は金曜日、作戦をねらないと!
投稿: かわらい | 2013年12月17日 (火) 21時23分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
いってらっしゃい(笑)。
いよいよ自分の数値との戦いですね。
私は見えない昨年に対しての戦いです(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年12月17日 (火) 19時49分
本日は今から極悪忘年会のため、明日まで宿題にさせて下さい。m(__)m
本年に仕掛けたイレギュラーな数値に対する次年度に向けての継続的対策が大切な事は確かですね。自分も昨年の暴走数値に追われていますから(笑)。
投稿: dadama | 2013年12月17日 (火) 18時51分