自分の言葉
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
企業内にとっての店長とは、一体どんな存在か?。
中間管理職。
正解、でもあり、不正解でもある(笑)。
自分から見れば、トップがいて上司がいて、部下やパートさん達がいる。
だから、「中間管理職」。
しかし、店舗の従業員からみれば、一店舗の領袖。
企業のトップから見れば、我々は一店舗の組織のトップであってほしい存在。
そして店舗の部下達からみれば、自分たちの上司でありトップであり、親分でもある。
“自分たちを守ってほしい”
そんな親分に対しての憧れと願望もある存在である。
そして部下達は、自分達の店長に対して、決してサラリーマンにはなってほしくないと願っているものだ。
サラリーマン的な態度や対応をしてほしくない。
自分がそうだった。
店長とは店舗の長であり、店舗の経営者であり、店舗の父親でもある。
“親父気質な部分を見せてほしい”
そう願ってもいた。
だから、この人に付いていけば、必ず報われる、とも思っていた。
そんな人間達がゴロゴロと店長職に就いていた。
だから、自分もそうなろうと思っていた。
そしてそれは、どんなところに現れるのか。
自分の言葉を持っているかどうか。
トップからの言葉を、自分の環境や現場の環境に置き換えて語る姿だった。
会社ではこう言っているが、俺はこう思う。
はっきり言ってくれた。
現場でお客様と向き合う我々の立場に立って、とは言っても、モラルに則って我々のモチベーションも高まるように、自分の言葉で今後を語ってくれた。
そして、より具体的に、もっと身近な話題や事例を引き合いにしてトップの言葉を伝えてくれた。
だから分かり易かった。
“トップの言っていることは、こう言う事なのか”
全てにおいてそうだが、人間を動かすということは、伝える人間が全人格的にその事に対して全力投球された言葉でなければ伝わらない。
自信を持って自分の言葉で伝える事。
オリジナルな自分の言葉と態度で。
そんな自分の言葉。
その為には、全ての自分を曝け出していかなければならない。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
自分の言葉で話すから、周囲は理解しやすく更に信頼を寄せるのだろうと思います。
投稿: てっちゃん | 2013年12月22日 (日) 07時06分
トップの考えの代弁者。
まずは、現場の長たる店長がそれを正しく理解出来るか?創業社長の閃きについていくのはなかなか大変です。(笑)理解し、納得すればどんな伝え方をしても意思のこもった自分の言葉となるのでしょうね。
投稿: かわらい | 2013年12月21日 (土) 21時35分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
結局は我々の仕事は顧客満足とその結果としての売上という業績。
その為に顧客支持をどう確立していくか。
いろいろな組織的な難しさを考えるより、原点の顧客満足をどう高めていくか。
その為に組織としてどう協力していくか。そこに誠実に取り組めば、内部の対立など発生しないのですがね(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年12月20日 (金) 22時48分
トップも現場も思いは同じ。お客様と共存共栄して行く。トップは会社の長ですから会社全体の最適化。現場は地域と密接に関連するので地域最適化。目指す想いは同じ筈なのに対立が発生する(笑)。尤もトップと言うより本部の方針にですが。確かに段々とサラリーマン化、メッセンジャー化している店長が増えてきたと思います。時代の流れと言えばそれまでかも知れません。私も時代遅れのタイプなのかも(笑)。それならそれでも良いと思っています。答えはお客様が出す。これは不偏の事実なのですから。当社も企業・本部の力でお客様に支持されるのか、個店の魅力で支持されているのか大きな岐路に立たされていると思います。
投稿: dadama | 2013年12月20日 (金) 20時42分