祝・東北楽天
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
久しぶりに興奮するシリーズだった。
東北楽天ゴールデンイーグルスの日本一。
今年のシリーズは歴史に残るだろう。
語り継がれる日本シリーズとして、我々は歴史の目撃者となるだろう。
それほど、今年の日本シリーズは感動的だった。
3・11の被災により多大な打撃をうけた東北各県。
とりわけ、福島、宮城、岩手の海岸沿いのダメージは甚大だ。
その東北の期待を一手に背負って、東北楽天は今年劇的に日本シリーズの覇者となった。
先日、このブログで「男気」に付いて記した。
その男気の気質を持つ男達が、ゴロゴロと存在するのが、東北楽天であろう。
その象徴が星野仙一監督と田中将大投手。
3・11以来、被災地の真ん中に位置するプロ野球チームとして何とか元気を与えていきたいと願ってきた監督。
なんとかそれに応えたいと願い、今年は1年間不敗を誇る田中将大投手。
そして、日本シリーズという舞台は、その田中に黒星を与えるほど過酷な舞台だった。
更にその試合で160球もの全力投球をした田中をして、再度翌日の決戦に駆り立てるほどの舞台が、日本シリーズの第7戦と言う事なのだろう。
それを「男気」と言わずして何と言うか?。
そして、それらの舞台を目にした我々は、歴史の目撃者として、このシリーズの語り継がなければならない。
それがこの物語を目撃した我々の使命である。
それほど、今年の日本シリーズは劇的であり感動的であった。
第7戦までもつれ込んだ段階で、日本シリーズらしくはなってきたが、本来楽天は第6戦目で田中将大で決める筈だった。
しかし、天は田中にさえ黒星を与えた。
この段階で歴史の残る名勝負と化していた。
更に、第7戦。
最後の最後に、前日160球を全力で投げきり完投した田中が、最後の勝負を決めるマウンドに改めて立つ。
その時のクリネックススタジアムの響めき。
私のプロ野球観戦の歴史の中でも、この響めきは初めてである。
そして、最後のバッターを三振に仕留めた時のスタジアムの風船の嵐。
まさに感動の嵐だった。
ジャイアンツファンには誠に申し訳無いが、今日ばかりは、東北楽天へのエールを堂々と切らして頂きました。
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コメント
ただのバイトさん、コメントありがとうございます。
更に7年前の記事とは(笑)。
コロナ後の世界。
そのような記事やコメントを良く聞きますが、コロナ後がいつなのかは誰も知らない。それよりもコロナ後が来るのかどうなのか。むしろコロナと共に共生せざるを得ない世界になっていくのではとも思っております。むしろ危機管理という意味ではそのような世界という設定で生きていく覚悟を持たねばならないのではないかと。
そしてそうのような世界で地球上の人間が生きていこうとしたときに、我々はどのような小売業の在り方を模索していかなければならないのか、そしてどんな事業が生まれていくのか。そこに新たなストーリーが生まれそこに人が集まり、新たな事業が生まれていく。そんな理念を今から構築すべきなのかもしれませんね。
投稿: てっちゃん | 2020年4月24日 (金) 13時06分
この記事も今、もう一度読み直したい内容なのでコメントさせてもらいます。
僕はこのブログのファンなので、今この時にこそ、スポットを当てたい過去の記事も頭に入っているのですよ、笑
このシリーズが仮に順当に6戦の田中投手で楽天が勝っていたら、恐らくそこまでの感動はなかったのだろうと思います。
6戦で田中投手が負けたから、さらに感情が動き、伝説になったのです。
これからそう遠くない時期に、商売の世界もオンラインに移行する時代が訪れるかもしれません。そうすると地理的に近いとか、そういうことは一切関係なくなります。リアルな世界よりも厳しい環境が訪れるでしょう。もちろんオンライン時代だからこそリアルの強みを追求するということも大事ですが、どちらにしてもこれからはファンを作るということが大事。
連戦連勝というストーリーからはファンは生まれないんです。
漫画のヒット作なんかは負けること、失敗することがあって、主人公が成長していき、より強大な敵に立ち向かうという感じで話が進んでいきます。
まさにこのシリーズの楽天がそうでした。5戦目、あとアウト2つと言うところで同点になり、延長戦に突入。そこで一度失いかけた勝利を再び手にして王手をかける。6戦は田中で誰も勝てると思ったら、まさかの敗戦。そして最終戦を迎える、と。
これからは差別化がしにくくなるモノではなく、ストーリーを売らなければならない、そんな予感がしています。
そしてもう一つ、揺るぎない信念の物語。被災地、東北の思いを背負い、勝たなければならない理由がそこにはあった。だから簡単に試合は捨てられなかった。
日本マクドナルドの創業者、故藤田田氏は社員一同の前でハンバーガーを売りたいとか世に広めたいとか、そんなことは言わなかったのです。
戦争で負けて自信を無くしている日本人の誇りを再び取り戻す、そのために日本人の体格をアメリカ人と同じにさせる、そのためにハンバーガーを売ると、こういう言い方をしました。
それを聞いて社員の心は奮え立ったそうです。
人々を突き動かすビジョン、理念がどれだけ大事か。このシリーズにはその答えもあります。
投稿: ただのバイト | 2020年4月24日 (金) 00時29分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
人間は、自分の為に行動を起こすのでしょうが、より多くの他人の期待を背負うことで自分の限界を越える事が出来るのでしょうね。
そんな限界を越えた人間集団の力強さを学びましたね。
投稿: てっちゃん | 2013年11月 5日 (火) 09時19分
KOZOさん、コメントありがとうございます。
打撃の神様の出身地でしたね。
我々の世代は監督時代しか知りませんが、より年配の方から見れば、圧倒的に打撃の神様時代の赤バット時代の印象が強いらしいですね。
投稿: てっちゃん | 2013年11月 5日 (火) 09時15分
かわらいさん、コメントありがとうございます。
Gファンでしたか。失礼しました(笑)。
Gが勝った方が経済効果があったのかもしれませんが、Gは地力があるから来年もいけるでしょう。
投稿: てっちゃん | 2013年11月 5日 (火) 09時11分
ひがしん☆さん、コメントありがとうございます。
本シリーズは「生き方」カテゴリーに迷わず入れました(笑)。
それほど学ばされたシリーズでした。
投稿: てっちゃん | 2013年11月 5日 (火) 09時07分
いやぁ、凄かったですねぇ。TVアレルギー?の私も釘付けでした。
勝利への執着。執着への人間力・団結力。野球と言うスポーツの枠を超越した人間の生き様を教えてくれました。
被災地の方々に癒しを与えたい。ビジネスではなく、野球を通して元気・勇気を与えたいスポーツ本来の心意気、田中の連投をはじめとする勝利へのこだわり・プライド・・・実に感動的で心が熱くなりました。多分皆さんがそう思われたのではないかと思います。
何の為?誰の為に野球をしているのか?野球を仕事に置き換えると、自分の職務に対する反省・課題も多く考えさせられた一日でした。ファンならずとも、楽天イーグルス、日本一おめでとう。そしてありがとう!!
投稿: dadama | 2013年11月 4日 (月) 21時30分
楽天優勝おめでとうございます。
当地は先日亡くなられた打撃の神様の出身地ということもあり、圧倒的にGファンの多い土地柄ですが、今年に限ってはどっちが勝ってもいいよねの雰囲気でした。
投稿: KOZO | 2013年11月 4日 (月) 20時23分
ジャイアンツファンの私も楽天の優勝には素直に拍手を贈りたいですね!最終戦は勝てる気がしませんでした。
楽天が気持ちで圧倒していた。そんなシリーズだった気がします。チームが一丸となればどんな強敵にも勝てる事を証明してくれましたね。
投稿: かわらい | 2013年11月 4日 (月) 20時20分
優勝おめでとうございます!
いや本当に感動しました! 第5戦、第7戦は涙しました。
そもそも涙もろいんですが、昨晩は号泣ものでした(笑)
第6戦の衣笠の解説は「やかまし〜な〜」とイライラしたせいか、最終戦は古田の解説がさわやかに感じました(笑)。
てっちゃんも「生き方」とのカテゴリーにされているように、いちスポーツ観戦という或を超えて本当に考えさせられるシリーズでした。
投稿: ひがしん☆ | 2013年11月 4日 (月) 08時21分