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2013年11月 9日 (土)

先に動くか周りを見るか

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


店長としてリーダーとしての仕事のスタンス。

  動くか、待つか。

簡単に動くというが、情報が少なく先が見えない中で動くという事は非常に難しい事ではある。

  聞いてないから動けない。

このような状況では、いくらでも言い訳が出来る。
通常の仕事でも、このような言葉を良く聞く場面がある。

  「聞いてませんでした!。」

堂々とそんな言い訳をして、だから後手後手に回っても許されるという安易な発想。
しかし、同じ状況の中にあっても状況を見据えて先を読み、それに対して先手を打って行動し、事前に対応するリーダーもいる。

  待てば情報が集まり精度は高まる。
  しかし、後手に回る可能性も多い。

  情報の無い中で動けば無駄も多い。
  しかし、先手に集まる情報も多い。

無駄を覚悟で先手に動くか、情報を待って効率良く動くか。
これは、どちらが正しくどちらが間違いというものは無いだろう。

  しかし、一つだけ言える事は。

少ない情報から行動するという行為の積み重ねが、大いに自己鍛錬になる事だけは確かだ。

  昨今の鮮魚離れに対しての対応。

簡便商品に対してどん欲に品揃えを変え、簡便指向のヤングファミリー層に対しての品揃えに追随していくという新店開発。

  これとて、先手を打つから先行情報が得られる。

しかし、その投資はあまりにも大きいとも言える。
先行投資を行ったからには、やはりその投資分の先行情報をしっかり獲得して既存の現場に活かさなければならない。

  先行投資には必ず成功失敗が付きまとうもの。

だから失敗を恐れてはいけないが、とは言っても少ない成功事例をどれだけ先行情報として全社に広められるか。

そこをスローにしてしまうと、やっぱり待った方が良かったという結果を招く。
そうなったら、やっぱり周りを見てから行動したほうが少ないコストで効率良く他社の成功事例だけを盗もうとう発想に陥る。

それは、どちらも正しくどちらも認められる戦略であり、随時その場の状況に合わせて個別対応していく意外には無いのだろう。

しかし、常に先手を打った場合に必要な情報と行動とは?。という思考は絶対に持ち合わせておかなければならないだろう。

だから、リーダーは先手を打つ覚悟を持ち、部下にその為の情報収集を行わせるという先手は打たなくてはならない。








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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
その通りです。
いろいろ書きましたが、個人的には先を突っ走れということです(笑)。
一店舗の店長がそれをやれずして大手には敵うまでもないですよね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年11月11日 (月) 21時55分

てっちゃん的には大いに先に動けという事でよろしいでしょうか?(笑)
大手スーパーとがっぷり4つに組むわけにいかない我々は特にスピードを持って色々な経験を積んでいくことが必要だと思います。

投稿: かわらい | 2013年11月10日 (日) 21時32分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
情報に柔軟で積極的な組織風土。
とかく組織が大きくなると自社情報のみに頼ってしまいがちですが、そこから崩壊への道へ進んでしまうという従来の巨大小売の事例は多々ありました。
個人の行動の積み重ねでどう変えられるか。
個人の有志が問われる時代なのかもしれませんね。

投稿: てっちゃん | 2013年11月10日 (日) 07時06分

外部に情報を取りに行き、やれそうな事を実行してみる。簡単な事のようですが社内ルール、と言うより社内の常識を逸脱する行動はそれなりにプレッシャーもかかりお酒の力も必要となり・・・(笑)
失敗は多々ありますが、光が見える事例もちらほらと。お陰で今のところ首がつながっております。実行による経験は良くも悪くも反省が残り、次のステップに結びついていきますね。
情報と実績に裏づけされた事例は、外部の情報でも積極的に取り入れるべきでありその成功事例が企業全体に広がっていくような組織風土にしたいものです。

投稿: dadama | 2013年11月 9日 (土) 23時16分

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