ゼロから始める
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
先日、久しぶりに「ガイアの夜明け」の録画を見た。
ブログにFacebookに忙しい休日だった。
なんとか、Facebookにも慣れが生じ、自分のスタンスが見えてきたこの頃である。
“もっと外部からの情報を得ねば”
そう言えば、最近は読書からも遠ざかっている。
情報を放出したら、習得もしなければならないとは思っているのだが、最近は放出ばかりで取得ななおざりになっていた。
「殻を破る」
それが今回のガイアの夜明けのテーマだった。
自分の殻をやぶる。
既存の枠組みで仕事をしている現状。
大企業ほど全ての環境が整い、その歯車として現場で働いていると、自らの環境整備に気づかず与えれた課題を与えられた環境の中で解決しようとするスタンスが固まってしまう。
今目の前に見えるものが全て。
そんなスタンスだ。
しかし、環境整備されていない環境で仕事をしていると、環境整備すら自分の仕事であり課題として捉えるスタンスが当たり前に身に付く。
全ての環境を整備せよという事ではない。
目の前の課題を解決する為の環境を自ら整備する事から始める事だ。
その連続が、全体把握を促進し、自らの仕事の周辺の原理原則が見えてきて、効率のより環境整備はどうあるべきかという理想論が生まれてくる。
現実の中からあるべき姿を創造すること。
これが、環境を自ら整備するという事なのだろう。
そう思いながら、この番組を見ていた。
ある食品メーカー(スーパーにも大いに関連するメーカーでした)の若手担当者が、海外(東南アジア)で研修するという設定。
いくつかの企業が参加して、研修機関を利用した若手の自立性を高める研修であった。
現地で課題をクリアしていくという研修。
まったく言葉も通じず、知り合いもいない現地の放り込まれ、自らの力で課題をクリアしていく姿はある意味感動だった。
そこでのキーワードは人脈作り。
ゼロから事を起こしていく時のキーワードは人脈活用と役割作り。
自分の得意分野と他者の得意分野の使い分け。
そして現地の人間の人脈も活かしながら、現地の人たちの知恵や文化、社会観を活用しながら現地の人たちに受け入れられるコマーシャル作成をし、より有効な実績を上げるという研修だった。
自分の殻を破らなければ何も広がらない。
このような環境で、自ら行動して、他者を巻き込み、全員で作り上げていくという設定は、店舗のリーダーの姿とダブってしまった。
このような設定で店長研修会が出来たらいいなぁ〜。
そんな想いで見てしまっていた(笑)。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
課題を解決する為の環境整備を自ら出来る等幸福。
トップダウンの企業から見たら生唾ものですよ(笑)。
そんな環境で仕事が出来る幸せを感じて生きていかなければならないのだと思います(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年11月 5日 (火) 23時07分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
殻を破れる環境という存在。
その場が提供されている企業か否か。
店長という存在が活きているか否かは、その事が決定的な差でしょうね。
そんな企業に存在できる事の幸せ。
是非そんな場で仕事をしておられる店長さんは喜びを感じてほしいものです。
投稿: てっちゃん | 2013年11月 5日 (火) 23時01分
課題を解決する為の環境整備、わが社の店長はこれこそが一番問われるのかもしれません。dadamaさんには嬉しい環境かもしれませんが(笑)、これはこれで大変。
しかし、問題解決の道筋をあーだこーだと考え実行できるのは幸せかもしれないですね!
投稿: かわらい | 2013年11月 5日 (火) 20時31分
店長の職務の幅も企業によって千差万別、否、企業内でも店舗規模により幅が異なりますね。自分の殻を破るにはとてつもないパワーがいる。企業的には歯車として正しく動いてくれることが良いのですから、歯車が暴走する事は嫌うでしょうし歯車はひとつではないので回りの歯車にも影響を
及ぼす。しかしながら歯車の原動力となっているのはお客様でありお客様の力なしでは動きも止まる。企業スタンスとお客様ニーズの円滑にするためにも私達が歯車のシフトアップダウンをせねばなりませんね。殻を破るまでの事は出来なくても行動を起こすための信念はしっかり持たねばと思います。
投稿: dadama | 2013年11月 5日 (火) 18時36分