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2013年10月 4日 (金)

変化陳列を活かす

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


陳列の基本。

  見やすく、取りやすく、選びやすい。

そんな陳列の基本から、縦横斜めをしっかり整えて縦割りを崩さずに陳列することが陳列技術の基本とされてきた。

しかし昨今、陳列什器の刷新とともに、変化陳列を施す企業が増加してきた。

  丸い什器や扇形什器、上段下段の間に中段の設置。

そして、この什器の導入によって売場に変化がもたらされて、ちょっとした芸術的な売場作りが可能となった。

  しかしこれが高じてやり過ぎる場面も散見される。

変化陳列が50%以上を占め、売場が曲がり湾曲し、陳列線を越えて商品が非冷部分にまで突き出して陳列冴えている売場を見かける。

  見づらい、取りづらい、選びづらい。

そこまでいってしまっている売場もある。

  変化とは足止めさせる為の手法。

私は基本的にはそう思っている。
基本的な縦横斜めの整った売場があり、そこに変化陳列が加わるから、お客様の目線が止まるのである。

そして、その変化部分に陳列された商品がその売場の見せ筋商品で構成されるから、売筋商品との比較の中で売筋商品が見やすく取りやすく選びやすくというお客様の選択しやすさが増していくのである。

更に付け加えると、変化部分の導入によって、陳列数量が制限され売場在庫が削減されるというメリットもあろう。

変化陳列によって売場のボリューム感を失わずに売場の華やかさを演出出来るというメリットも発揮される。

しかし、実施に変化陳列の商品がどれほど売れているかというと、意外に売れてはいない。

  量販するには基本陳列の売場に限る。

今日いくつ売る、という意志の入った売場というのは絶対的に基本陳列にて陳列の基本を守った売場でなければ単品量販は出来ない。

その上で、その単品を別の角度から提案する為の陳列技術といして変化什器を利用したSKUの拡大として、更にはワングレードアップされた単品の少量陳列に適した売場といえるだろう。








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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
変化陳列で異常値。
それだけでは無理でしょう(笑)。
異常値をたたき出す売場はやっぱり大陳でありボリュームであり見やすさである。
それを際立たせる為の変化陳列という捉え方で脇役の活用という視点が大切なのだと思います。
但し、変化陳列にも経験を要するし変化陳列から変化の法則性も見えてくる。
いろいろやってみないと分からないことが多いですね(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年10月 5日 (土) 00時44分

KOZOさん、コメントありがとうございます。
結局はお金を落としていってくれるのはお店の規模でもなく品揃えの幅でもなく建物の善し悪しでもない。
ご来店したお客様という個人の人間。
自分ではない他人がどう感じるかが一番のポイントですね。

投稿: てっちゃん | 2013年10月 5日 (土) 00時40分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
結局標準化しようとすると万人が出来るレベルの技術しかマニュアル化出来ない。差別化とはそのもっともっと先のレベルなのですがね。それを言葉で図解すようとしてもなかなかどうも(笑)。
それでも伝えなければならないのが我々の使命なのでしょう(笑)。

投稿: てっちゃん | 2013年10月 5日 (土) 00時38分

変化陳列によって魅せる売り場、そろそろ作って
みたいですね!(笑)
量販商品をあえて変化陳列する事で異常値を
叩き出す事は出来ませんかね〜?

投稿: かわらい | 2013年10月 4日 (金) 23時15分

売り手から見れば売り場だけど

お客様から見ればお買い場

お客様から買っていただくという気持ちが優先ですよね

投稿: KOZO | 2013年10月 4日 (金) 20時48分

見せる売場と売る売場は全く別物ですからね。変化陳列もディスプレーによる情報発信の場としては大切ですが売れなければ自己満足の売場で終わってしまう。見る売場ではなく手に取る売場。言うのは簡単ですが凄く奥の深い領域だと感じています。このスキルを標準化によ全店が同じレベルで出来るようにしなければならない・・・悩ましい課題です。

投稿: dadama | 2013年10月 4日 (金) 13時03分

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