食生活の変化
皆さん、こんにちは。
食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。
食生活が大きく変化してきたのはいつ頃の事だろうか?。
気がついたら20代と比較して大きく異なっていた。
若い頃は肉食中心であり、脂っこいものを食べないと満腹感を得ず、野菜や果実、魚類は避けていたような気がする。
そして、たっぷりご飯を食べガッツリ胃袋を満たさないと満足感を得られなかった。
だから、肉は和牛のサシがたっぷり入ったカルビー等でも平気で大量に吸収出来た。
しかし、今はどうだ。
牛肉もマグロもさっぱり系になってきた。
牛肉などは、輸入のモモ部位や肩ロース部位がちょうど良い。
食のバリエーションも広がった。
チーズ、パスタ等のイタリアンから、漬け物、豆腐、豆類の和食への広がり。
そして、果実の摂取。
日々、毎昼食には果実を摂取するようになった。
やっぱり、体が欲するのだろう。
ここ数年は、昼の弁当の嗜好も大きく変化してきた。
揚げ物は極力避けるようになった。
お弁当類に入る揚げ物に体が拒絶反応を示すのだ。
要は、余り食べたいと思わないのである。
逆に、煮物、漬物、焼魚、煮魚等のあまり油を使わない食材が中心。
昔は持たなかった体が、今では上記食材でも十分持つようになった。
自分の食の嗜好が変わっていくなど思いもよらなかった。
なぜ、親や祖父祖母等が和食を好むのか分からなかった。
昔はそのような食材しか存在しなかったということもあろう。
でも、年齢とともに嗜好が変化していくという、もっと人間の本質から由来するものだとは思わなかった。
今こうしてその年齢になってみると理解できる。
その地域で商売をしていく我々スーパー。
その地域のお客様の年齢に応じた品揃えの強化と退化をしていかなければ、地域に貢献するスーパーとは言えない。
今、洋風の品揃え強化のスーパーも出店している。
しかしそれとてバランスを考えた品揃えをしながら、常に検証し変えていかなければならない。
話題を追って品揃えを変容させていく事も重要だが、人間の欲求に応じながらも嗜好質を追い求めて商品開発と育成を深化させていく事も重要。
しかし、食事の支度がどんどん簡便性を要求する姿に変容していることだけは確かなようだ。
ps
いよいよ11月。
てっちゃん会の開催を再度お知らせ致します。
http://tetu-syoubai.cocolog-nifty.com/blog/1311/index.html
皆様のご参加をお待ちしております。
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コメント
かわらいさん、コメントありがとうございます。
45で飲酒量が激減してきます。
50で食べ物の嗜好が変化してきます。
そして、一気に油ものが食べれなくなる。
火に油ものは別だと言う方もいるようですが(笑)。
投稿: てっちゃん | 2013年10月29日 (火) 07時33分
dadamaさん、コメントありがとうございます。
実は、そうだったんですか。
酔いの気配もなく、颯爽と帰られたように見えましたが(笑)。
食欲と飲酒量は絶対的に比例するんですね。
そして逆に「味」が分かってきたのも最近。
不思議なバランスですね。
投稿: てっちゃん | 2013年10月29日 (火) 07時28分
かわらい様、まだ最低10年は大丈夫!!いつでも極悪三昧の冠お譲り致します(笑)。
投稿: dadama | 2013年10月28日 (月) 22時23分
いくつになったら食の志向が変化してくるんですか?
もう少しで40。まだまだ食欲旺盛、油もの大好きです!
変わってきたのは体型だけです!(笑)
投稿: かわらい | 2013年10月28日 (月) 22時06分
そうですね。食べ放題で元が取れない歳になりました。量から質への食の変化。確かに歳を取って見ないとわからない。現場を預かるのは食い気バリバリの若いチーフ達。彼は質より量が大切=売れ筋と確信しているのでしょう。中高年のお客様の叫びを私達がしっかりと落とし込まねばいけませんね。余談ですが・・・アルコール量もだんだん落ちてきている極悪人、ブログでは相当無理してます(笑)。意外と弱いのはてっちゃん会第2幕で実証済み?(笑)
浜松町から逆回りの山の手線に乗り込み渋谷で気持ち悪くなって、構内のスタンドバーで青汁ジュースを思い切り飲んだ男より(笑)。
投稿: dadama | 2013年10月28日 (月) 21時55分