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2013年10月25日 (金)

マネジメントという作品

皆さん、こんにちは。
 食品スーパーで店長をしている「てっちゃん」です。


我々は店長として、日々の業務を遂行している。

  それでは何故店長として店舗で存在し得るのか?。

店長という職位だからか?。
そういう組織形態だからか?。
それが組織論の基本だからか?。

全て正論だろう。

  しかし、それは既定の概念からくる理論。

実際の現場では、そうは思いつつも現実の上司や部下との関係は千差万別であり、店長個人の存在の違いによって様々なマネジメントの形態を有しているのが実態だ。

  当然に店舗運営の様々なマニュアルは存在する。

しかし、それを運用するのは店舗の人間である。

  その運用の仕方が「マネジメント」である。

マニュアルそのものを作成したり変更したりする事はマネジメントとは言わない。
その運用技術がマネジメントという領域になっていくのである。

  チェーンストアという組織はそういうものだ。

店舗がマニュアルを一つ一つ作成して作業の枠を決め、仕事を分割してオペレーションを作成することがマネジメントではないのである。

  作成されたマニュアルを、実態に合わせてどう運用するか。

ここに店長が日々の業務をこなすという管理者としての存在なのである。

それは、店長以外の存在からみれば、作成されたマニュアルや管理書を忠実に遵守させる管理者という存在として写っているが、当の店長の立場からみれば、自分が率いる組織をもっとダイナミックにストーリー性を有した生き物を有機的に結びつけた一つの作品としての存在として認識する自分として写っていなければならない。

日々に売場もその日の店長の作品であるならば、日々のマネジメントの継続としてのイベント時の組織や研修会時の組織も、店舗マネジメントという店長の作品として店長は捉えなければならない。

  店舗は店長の作品。

だから、ストーリーが重要だし思い入れも重要だし、作品を大事に手がけるという考え方が重要なのである。

そしてそこには、今手がけている作品が最強なのだという自信と思い込みも重要だ。
そう思うから妥協できない自分がいて、それを受ける部下がいる。

その瞬間瞬間は、二度と戻っては来ない。
しかし、その作品は一生の宝として、自分の胸にいつまでも残るものだ。

  そして、更にもっといい作品を残そう。

そうやって、部下という作品がどんどん残っていくのだろう。






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コメント

かわらいさん、コメントありがとうございます。
我々の知らないところで90%以上はマニュアルに則って店舗運営されている筈。意外に気がつかないものです。店長以外の部門運営は取り立ててマニュアルという軸からブレずに運営されているのだろうと思います。
同じ制服を着たり同じチラシで特売を打ったり。
マニュアルという作業効率と個店の実態に即した運用という使命が我々店長の領域になっていくのだと思います。
但し、同じ商品を扱うとは言え、その組み合わせと売り方に関しては個店の従業員で大きく異なってくる。
これは、販売という領域まではマニュアルが影響出来ない領域だからだと思います。商品の取り扱いというマニュアル(日付管理や商品化マニュアル等)に即しながらも、どのタイミングで何をどのような数量でどんなアイテムでどう売っていくかという分野は明らかに店舗の責任で進めていかなければならない領域だろうと思います。

投稿: てっちゃん | 2013年10月26日 (土) 00時53分

dadamaさん、コメントありがとうございます。
マニュアルという指針をどう捉えるか。
本来のマニュアルとは指針であり方向性であり、尚且つ具体的な事例であるハズ。
ところが、いつしかマニュアルが絶対という存在として捉えられるようになり、それを守る事が最優先の仕事となってしまった。そしてマニュアルに振る舞わされる現場。
実態に即してマニュアルも変化しなけらばならない。
その変化をもたらすのが我々店長の使命なのかもしれません。

投稿: てっちゃん | 2013年10月26日 (土) 00時45分

マニュアルの運用がマネジメント。
ということは店長はマネージャーですね。
マニュアルのない店舗運営をしている当社の店長は
クリエイターといったところでしょうか⁈(笑)
それはそれでやりがいはありますけどね。

投稿: かわらい | 2013年10月25日 (金) 23時26分

マニュアルにない飛行機飛ばして喜んでいる店長についていくメンバーは大変かも(笑)。マニュアルとは何ぞや?企業によって求めるレベル・徹底度合は違うでしょうが、危惧するのはマニュアルを盾や言い訳けの道具に使う担当者の存在。商売は人対人で成り立つ物であり、そこには人間力が絶対不可欠。マニュアルを基本に如何によりレベルの高い売場を創り上げお客様の共感を得ていくのか。私業全開と言われるかも知れませんが、工夫・演出を凝らして商品を動かすことが仕事の楽しみであると思います。

投稿: dadama | 2013年10月25日 (金) 22時24分

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